※2020年09月21日内容更新
※実際の花色はもっと濃く鮮やかです(2006年11月)
■Rlc. Amy Wakasugi‘Carnival’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘カーニバル’
(C. Bonanza x Rlc. Herons Ghyll (01/02/1966))
■花色=濃ラベンダー系
■花径=15~17cmくらいの極大輪系
■花型=整型
■弁質=極厚弁
■花着き=普通
■着花輪数=通常2~3輪咲き
■花期=主に秋から冬
■株姿=やや大型
■香り=良い
旧属名表記 Blc. Amy Wakasugi、Rsc. Amy Wakasugi
・大輪ラベンダー系花の偉大なる親 C. Bonanza(ボナンザ)と大輪濃ラベンダー系花の同じく偉大なる親 Rlc. Norman's Bay(ノーマンズ・ベイ)の子供で雄大なリップを持つ子孫を生むことで定評のある Rlc. Herons Ghyll(ヘロンズ・ギル)との銘交配。
・この交配からは華やかな入賞歴を持つ多くの優れた個体が輩出されており、かつては濃い花色と力強い花容と、その強健さで、洋蘭界に君臨したと言っても過言ではない程の優秀品種ではないかと思われ、その個体たちの入賞年代から、大輪系カトレヤ交配種が色んな意味で最も輝いていた時代のスター品種といった感もあります。
・なお、交配親としては Rlc. South Ghyll(サウス・ギル)との間に Rlc. Orglade's Crescent(オーグレイズ・クレセント)を、C. Irene Finney(アイリーン・フィニー)との間に国産実生の銘交配 Rlc. Strathview(ストラス・ヴュー)等を生んでおり、やはり、「濃い花色」「雄大なリップ」「大きな花径」等の特長を継承する能力を発揮しています。
・本種は意外と登録年代が古く、もはや往年の銘花といった感もあるのですが、現在でも多くの方に愛培されているようです。
<個体‘Carnival’について>
・花色は単調ですが両親の特長をよく発現した花容は見事だと思います。特に、「親に使うとリップを大きく円くする」といわれている Rlc. Herons Ghyll の能力が充分に発揮されているように思われます。
<入賞データ>
・HCC/AOS = 78P, NS191mm, 1973年
・AM/AOS = 85P, F=3, 1983年
◎Rlc. Amy Wakasugi の親品種の交配
・C. Bonanza = C. Cavalese x C. Prospector (01/01/1949)
・Rlc. Herons Ghyll = Rlc. Norman's Bay x C. Ishtar (01/01/1955)
◎交配系統図は、こちらをクリック!(協力=Abiko Orchid Room Ronさん)
※Rlc. Amy Wakasugi の親品種(栽培=四国巡礼さん)
■C. Bonanza‘Sister’PC/JOS
カトレヤ ボナンザ‘シスター’
(C. Cavalese x C. Prospector (01/01/1949))
●C. Bonanza についての記事は、こちらをクリック!
<Rlc. Amy Wakasugi‘Carnival’別個体(一例)>
・Dark Fantasy(ダーク・ファンタジー)
・Ester Miles(イースター・マイルズ)AM/JOS (80P, NS190mm, '89)
・Fortune(フォーチュン)
・Li-Cheng(リーチェン)
・Madonna(マドンナ)
・Yamanashi(ヤマナシ)SM/JOGA
・Promise(プロミス)
・Momoko(モモコ)
・Cathy(キャシー)
・Kasuga(カスガ)PC/JOS (79P, NS140mm, '68)
・Kasugabaru(カスガバル)PC/JOS (78P, NS165mm, '73)
・Matsuyama M1(マツヤマ M1)HCC/JOS (76P, NS170mm, '95)
・Omura(オームラ)PC/JOS (77P, NS140mm, '76)
・Takeko Takeyama(タケコ・タケヤマ)AM/JOS (81P, NS175mm, '70)
・Tami(タミ)PC/JOS (77P, 131mm, '71)
・Toyo(トヨ)AM/JOS (80P, NS162mm, '83)
・Apollo(アポロ)HCC/AOS (76P, NS171.5mm, '69, F=3)
・Lovely(ラブリー)HCC/AOS (78P, NS190.5mm, '69, F=2)・Lovely AM/AOS (84P, NS177.8mm, '71, F=4)
・Tex(テックス)HCC/AOS (78P, NS146.1mm, '69, F=2)
・Marlene(マーレン)AM/AOS (83P, NS152.4mm, '70, F=3)
・Fields(フィールズ)HCC/AOS (79P, NS158.8mm, '71, F=2)
・Gerti HCC/AOS (78P, NS171.5mm, '71, F=2)
・Mc Keral #1 HCC/AOS (79P, NS165.1mm, '71, F=2)
・Orlando's Best #1(オーランズ・ベスト・ナンバーワン)HCC/AOS (77P, NS177.8mm, '71, F=1)
・Contender(コンテンダー)HCC/AOS (77P, NS130mm, '72, F=3)
・Perfection(パーフェクション)AM/AOS (81P, NS161.9mm, '72, F=2)
・Orchidglade(オーキッドグレイド)AM/AOS (81P, NS172mm, '74, F=2)
・Nattany Regal AM/AOS (82P, NS170mm, '74, F=3)
・Plum(プラム)AM/AOS (80P, NS170mm, '80, F=3)
・Devine(ディバイン)AM/AOS (83P, NS160mm, '91, F=5)
※実際の花色はもっと濃く鮮やかです。
■Rlc. Amy Wakasugi‘Dark Fantasy’
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘ダーク・ファンタジー’
●‘Dark Fantasy’についての記事は、こちらをクリック!
■Rlc. Amy Wakasugi‘Ester Miles’AM/JOS
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘イースター・マイルズ’
●‘Ester Miles’についての記事は、こちらをクリック!
■Rlc. Amy Wakasugi‘Fortune’
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘フォーチュン’
●‘Fortune’についての記事は、こちらをクリック!
於:2006台湾国際蘭展(画像提供:サンセットさん)
■Rlc. Amy Wakasugi‘Madonna’
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘マドンナ’
●‘Madonna’についての記事は、こちらをクリック!
(2006年11月)
■Rlc. Amy Wakasugi‘Yamanashi’SM/JOGA
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘ヤマナシ’
●‘Yamanashi’についての記事は、こちらをクリック!
◆Rlc. Amy Wakasugi を交配親とした品種登録実績一覧 についての記事は、こちらをクリック!
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※実際の花色はもっと濃く鮮やかです(2006年11月)
■Rlc. Amy Wakasugi‘Carnival’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘カーニバル’
(C. Bonanza x Rlc. Herons Ghyll (01/02/1966))
■花色=濃ラベンダー系
■花径=15~17cmくらいの極大輪系
■花型=整型
■弁質=極厚弁
■花着き=普通
■着花輪数=通常2~3輪咲き
■花期=主に秋から冬
■株姿=やや大型
■香り=良い
旧属名表記 Blc. Amy Wakasugi、Rsc. Amy Wakasugi
・大輪ラベンダー系花の偉大なる親 C. Bonanza(ボナンザ)と大輪濃ラベンダー系花の同じく偉大なる親 Rlc. Norman's Bay(ノーマンズ・ベイ)の子供で雄大なリップを持つ子孫を生むことで定評のある Rlc. Herons Ghyll(ヘロンズ・ギル)との銘交配。
・この交配からは華やかな入賞歴を持つ多くの優れた個体が輩出されており、かつては濃い花色と力強い花容と、その強健さで、洋蘭界に君臨したと言っても過言ではない程の優秀品種ではないかと思われ、その個体たちの入賞年代から、大輪系カトレヤ交配種が色んな意味で最も輝いていた時代のスター品種といった感もあります。
・なお、交配親としては Rlc. South Ghyll(サウス・ギル)との間に Rlc. Orglade's Crescent(オーグレイズ・クレセント)を、C. Irene Finney(アイリーン・フィニー)との間に国産実生の銘交配 Rlc. Strathview(ストラス・ヴュー)等を生んでおり、やはり、「濃い花色」「雄大なリップ」「大きな花径」等の特長を継承する能力を発揮しています。
・本種は意外と登録年代が古く、もはや往年の銘花といった感もあるのですが、現在でも多くの方に愛培されているようです。
<個体‘Carnival’について>
・花色は単調ですが両親の特長をよく発現した花容は見事だと思います。特に、「親に使うとリップを大きく円くする」といわれている Rlc. Herons Ghyll の能力が充分に発揮されているように思われます。
<入賞データ>
・HCC/AOS = 78P, NS191mm, 1973年
・AM/AOS = 85P, F=3, 1983年
◎Rlc. Amy Wakasugi の親品種の交配
・C. Bonanza = C. Cavalese x C. Prospector (01/01/1949)
・Rlc. Herons Ghyll = Rlc. Norman's Bay x C. Ishtar (01/01/1955)
◎交配系統図は、こちらをクリック!(協力=Abiko Orchid Room Ronさん)
※Rlc. Amy Wakasugi の親品種(栽培=四国巡礼さん)
■C. Bonanza‘Sister’PC/JOS
カトレヤ ボナンザ‘シスター’
(C. Cavalese x C. Prospector (01/01/1949))
●C. Bonanza についての記事は、こちらをクリック!
<Rlc. Amy Wakasugi‘Carnival’別個体(一例)>
・Dark Fantasy(ダーク・ファンタジー)
・Ester Miles(イースター・マイルズ)AM/JOS (80P, NS190mm, '89)
・Fortune(フォーチュン)
・Li-Cheng(リーチェン)
・Madonna(マドンナ)
・Yamanashi(ヤマナシ)SM/JOGA
・Promise(プロミス)
・Momoko(モモコ)
・Cathy(キャシー)
・Kasuga(カスガ)PC/JOS (79P, NS140mm, '68)
・Kasugabaru(カスガバル)PC/JOS (78P, NS165mm, '73)
・Matsuyama M1(マツヤマ M1)HCC/JOS (76P, NS170mm, '95)
・Omura(オームラ)PC/JOS (77P, NS140mm, '76)
・Takeko Takeyama(タケコ・タケヤマ)AM/JOS (81P, NS175mm, '70)
・Tami(タミ)PC/JOS (77P, 131mm, '71)
・Toyo(トヨ)AM/JOS (80P, NS162mm, '83)
・Apollo(アポロ)HCC/AOS (76P, NS171.5mm, '69, F=3)
・Lovely(ラブリー)HCC/AOS (78P, NS190.5mm, '69, F=2)・Lovely AM/AOS (84P, NS177.8mm, '71, F=4)
・Tex(テックス)HCC/AOS (78P, NS146.1mm, '69, F=2)
・Marlene(マーレン)AM/AOS (83P, NS152.4mm, '70, F=3)
・Fields(フィールズ)HCC/AOS (79P, NS158.8mm, '71, F=2)
・Gerti HCC/AOS (78P, NS171.5mm, '71, F=2)
・Mc Keral #1 HCC/AOS (79P, NS165.1mm, '71, F=2)
・Orlando's Best #1(オーランズ・ベスト・ナンバーワン)HCC/AOS (77P, NS177.8mm, '71, F=1)
・Contender(コンテンダー)HCC/AOS (77P, NS130mm, '72, F=3)
・Perfection(パーフェクション)AM/AOS (81P, NS161.9mm, '72, F=2)
・Orchidglade(オーキッドグレイド)AM/AOS (81P, NS172mm, '74, F=2)
・Nattany Regal AM/AOS (82P, NS170mm, '74, F=3)
・Plum(プラム)AM/AOS (80P, NS170mm, '80, F=3)
・Devine(ディバイン)AM/AOS (83P, NS160mm, '91, F=5)
※実際の花色はもっと濃く鮮やかです。
■Rlc. Amy Wakasugi‘Dark Fantasy’
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘ダーク・ファンタジー’
●‘Dark Fantasy’についての記事は、こちらをクリック!
■Rlc. Amy Wakasugi‘Ester Miles’AM/JOS
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘イースター・マイルズ’
●‘Ester Miles’についての記事は、こちらをクリック!
■Rlc. Amy Wakasugi‘Fortune’
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘フォーチュン’
●‘Fortune’についての記事は、こちらをクリック!
於:2006台湾国際蘭展(画像提供:サンセットさん)
■Rlc. Amy Wakasugi‘Madonna’
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘マドンナ’
●‘Madonna’についての記事は、こちらをクリック!
(2006年11月)
■Rlc. Amy Wakasugi‘Yamanashi’SM/JOGA
リンコレリオカトレヤ アミー・ワカスギ‘ヤマナシ’
●‘Yamanashi’についての記事は、こちらをクリック!
◆Rlc. Amy Wakasugi を交配親とした品種登録実績一覧 についての記事は、こちらをクリック!
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