栃木県の旧南那須町(現在は那須烏山市)で30年ほど続いている「いかんべ祭り」に行ってきました。
今日は地元宇都宮市の花火大会だったのですが、「いかんべ祭り」には友人知人が沢山関わっていますので、応援に…。
「いかんべ」という言葉は栃木弁で「良いだろう」という意味。地域によっては「よかんべ」「よかっぺ」「いかっぺ」「いがっぺ」とか言ったりもする超メジャーな方言です!とツイートしたら「栃木県に30年棲んでるけど知らない」と言われてしまいました…。まあ確かに最近は方言を使う人は少なくなってきましたから、生活環境によっては全く知らない方も増えてきているのでしょうね。特に若い世代には通じない言葉になってきているかもしれません。上記のように地域によっても微妙に違いますし…。
さてその「いかんべ祭り」ですが旧・南那須町時代から数えて今年で 第34回ですから34年間も続いている祭りしす。旧・南那須町と旧・烏山町が2005年10月に合併して那須烏山市になった今となっては、ネットでも簡単には詳細が追えませんのでどんな理由でこの名前で始まったのかは分かりません。しかし旧・南那須町時代は「いかんべ共和国」というミニ独立国などもありました(今は無くなってしまったような…)ので、「いかんべ」という方言をキーワードに様々な町おこしを行ったのでしょう。「いかんべ記念館」というものもあるのかな。
那須烏山市は国重要無形民俗文化財の「山あげ祭」が有名です。今年で450周年を迎えた伝統ある「絢爛豪華な野外歌舞伎(地芝居や農村歌舞伎とも言われる)」を中心とした祭りです。一度ご覧頂きたい祭りです。
詳しくは過去の日記をご覧ください!
・歴史と伝統の450周年記念の「山あげ祭」が間もなくです! 2010年07月19日
http://blog.goo.ne.jp/nishi_hiroshi_24/e/5fd69b54e490f6109a1c5caae0a5df1e
そのほかには「烏山和紙 http://nakara.shokokai-tochigi.or.jp/shokokai/kigyou/kigyou_date/001/001.htm」や「清酒 東力士(島崎酒造) http://www.azumarikishi.co.jp/」「大金温泉(古代化石海水の湯) http://www.journal.co.jp/tochigi-onsen/higaeri/fy.oogane.html」「こぶしが丘牧場 http://kobushigaoka.ocnk.net/」「太平寺(川口松太郎の小説で有名になった蛇姫の墓がある)」「天性寺(織田信長の位牌、那須家六代の墓がある)」などが有名です。
出身の著名人にはモノクローム・ヴィーナスなどで一世を風靡した「池田聡(シンガーソングライター)」、永井豪の盟友でありゲッターロボなどを描いた「石川賢(漫画家)」、江戸時代になるが与謝蕪村の師である「早野巴人(俳人)」などを輩出しています。
話が逸れましたが、いかんべ祭りはなかなかユニークな祭りです。
添付写真の七福神に分するのは市長・市議会議長をはじめ市の重要ポストの面々と祭りの実行委員長です。
パレードでは子ども達にお菓子を配りながら練り歩きます。実は何故か私もお菓子を…。物欲しそうに見えたのでしょうか??
ステージは「畳100枚分」という県下一の大きさを誇ります。この野外ステージは出演者にとっては楽しいでしょうね…。
そのステージに出演するメインは踊り!しかもヒップホップ!続いてベリーダンスやジプシーダンス、フラダンス、フラメンコ、YOSAKOI、クラシックバレエなどなど…。
その他「船生歌舞伎村 http://www.harunatsu.jp/kabukimura/index.html」やバンド演奏、剣舞、詩舞、演舞などなど盛りだくさんです。
今年は「案山子コンクール」が初めて開催されました。(添付の写真を)
優勝は「地デジカ案山子」です。選考は投票のようですが詳細は聞き逃しました。
栃木県は全国でダントツに「地デジが受信できない難視聴地域が多い」事でも有名です。那須烏山でもそんな地域が沢山ある(詳細は知りませんが)のでしょう。地デジカの出来映えよりも、身体に書き込んであるメッセージ「曲畑にデンパをください」というのが切実で笑えません。見ていた方も「本当にどうにかして欲しいよな…」とぼそっと言っていました。
個人的に優勝をあげたいのは「一反木綿案山子」です!「木綿のタオルをつないで目を描いただけ」ではありますが、案山子の常識を打ち破った傑作だと秘かに思っています(笑)
実はこの祭りの最大にユニークなのはフィナーレです。
ユニークというのは適切でないかも知れませんが、最後の花火大会が「21時から開催」なんですよ!全国に花火大会数有れど「21時開始」というのはそうそう無いと思います!!しかも「荒天中止の場合は花火大会のみ次の日の20時から開催!」って…イベントは終わってますけど、花火大会のみやるんですね…。
なんかこんなアバウトさが妙に嬉しい祭りです。
ステージを楽しめないと屋台以外に特にやることもないので厳しいですが、私は楽しかったです♪
ちなみに西武百貨店時代の同僚はステージに。福田屋百貨店時代の同僚はパレードに出演していました。地元の人にとってもこうして久々に再開できるのも楽しみの一つなのでしょうね。
今日は地元宇都宮市の花火大会だったのですが、「いかんべ祭り」には友人知人が沢山関わっていますので、応援に…。
「いかんべ」という言葉は栃木弁で「良いだろう」という意味。地域によっては「よかんべ」「よかっぺ」「いかっぺ」「いがっぺ」とか言ったりもする超メジャーな方言です!とツイートしたら「栃木県に30年棲んでるけど知らない」と言われてしまいました…。まあ確かに最近は方言を使う人は少なくなってきましたから、生活環境によっては全く知らない方も増えてきているのでしょうね。特に若い世代には通じない言葉になってきているかもしれません。上記のように地域によっても微妙に違いますし…。
さてその「いかんべ祭り」ですが旧・南那須町時代から数えて今年で 第34回ですから34年間も続いている祭りしす。旧・南那須町と旧・烏山町が2005年10月に合併して那須烏山市になった今となっては、ネットでも簡単には詳細が追えませんのでどんな理由でこの名前で始まったのかは分かりません。しかし旧・南那須町時代は「いかんべ共和国」というミニ独立国などもありました(今は無くなってしまったような…)ので、「いかんべ」という方言をキーワードに様々な町おこしを行ったのでしょう。「いかんべ記念館」というものもあるのかな。
那須烏山市は国重要無形民俗文化財の「山あげ祭」が有名です。今年で450周年を迎えた伝統ある「絢爛豪華な野外歌舞伎(地芝居や農村歌舞伎とも言われる)」を中心とした祭りです。一度ご覧頂きたい祭りです。
詳しくは過去の日記をご覧ください!
・歴史と伝統の450周年記念の「山あげ祭」が間もなくです! 2010年07月19日
http://blog.goo.ne.jp/nishi_hiroshi_24/e/5fd69b54e490f6109a1c5caae0a5df1e
そのほかには「烏山和紙 http://nakara.shokokai-tochigi.or.jp/shokokai/kigyou/kigyou_date/001/001.htm」や「清酒 東力士(島崎酒造) http://www.azumarikishi.co.jp/」「大金温泉(古代化石海水の湯) http://www.journal.co.jp/tochigi-onsen/higaeri/fy.oogane.html」「こぶしが丘牧場 http://kobushigaoka.ocnk.net/」「太平寺(川口松太郎の小説で有名になった蛇姫の墓がある)」「天性寺(織田信長の位牌、那須家六代の墓がある)」などが有名です。
出身の著名人にはモノクローム・ヴィーナスなどで一世を風靡した「池田聡(シンガーソングライター)」、永井豪の盟友でありゲッターロボなどを描いた「石川賢(漫画家)」、江戸時代になるが与謝蕪村の師である「早野巴人(俳人)」などを輩出しています。
話が逸れましたが、いかんべ祭りはなかなかユニークな祭りです。
添付写真の七福神に分するのは市長・市議会議長をはじめ市の重要ポストの面々と祭りの実行委員長です。
パレードでは子ども達にお菓子を配りながら練り歩きます。実は何故か私もお菓子を…。物欲しそうに見えたのでしょうか??
ステージは「畳100枚分」という県下一の大きさを誇ります。この野外ステージは出演者にとっては楽しいでしょうね…。
そのステージに出演するメインは踊り!しかもヒップホップ!続いてベリーダンスやジプシーダンス、フラダンス、フラメンコ、YOSAKOI、クラシックバレエなどなど…。
その他「船生歌舞伎村 http://www.harunatsu.jp/kabukimura/index.html」やバンド演奏、剣舞、詩舞、演舞などなど盛りだくさんです。
今年は「案山子コンクール」が初めて開催されました。(添付の写真を)
優勝は「地デジカ案山子」です。選考は投票のようですが詳細は聞き逃しました。
栃木県は全国でダントツに「地デジが受信できない難視聴地域が多い」事でも有名です。那須烏山でもそんな地域が沢山ある(詳細は知りませんが)のでしょう。地デジカの出来映えよりも、身体に書き込んであるメッセージ「曲畑にデンパをください」というのが切実で笑えません。見ていた方も「本当にどうにかして欲しいよな…」とぼそっと言っていました。
個人的に優勝をあげたいのは「一反木綿案山子」です!「木綿のタオルをつないで目を描いただけ」ではありますが、案山子の常識を打ち破った傑作だと秘かに思っています(笑)
実はこの祭りの最大にユニークなのはフィナーレです。
ユニークというのは適切でないかも知れませんが、最後の花火大会が「21時から開催」なんですよ!全国に花火大会数有れど「21時開始」というのはそうそう無いと思います!!しかも「荒天中止の場合は花火大会のみ次の日の20時から開催!」って…イベントは終わってますけど、花火大会のみやるんですね…。
なんかこんなアバウトさが妙に嬉しい祭りです。
ステージを楽しめないと屋台以外に特にやることもないので厳しいですが、私は楽しかったです♪
ちなみに西武百貨店時代の同僚はステージに。福田屋百貨店時代の同僚はパレードに出演していました。地元の人にとってもこうして久々に再開できるのも楽しみの一つなのでしょうね。
(※私は平成21年から一般市民として「いかんべ祭」の実行委員長をつとめさせていただいております。)