ケセラケセラでランラララン♪

~あちらこちらで赤裸々ラン ミルキーにはまだ遠く~

中国生活で一番大事な物

2009-01-28 20:26:50 | 日本語教師
ただいま。
18時45分。
う~ん。
完璧なアル中です♪

今日はなんと。
3回目のカギなし家出をしてしまいました。
前にも書きましたが、中国では玄関のドアが勝手に閉まるんです。
自動玄関ドア~なのです。
ごみを出して戻ったら、部屋に入れないんです。
(いつでもカギを肌身離すなということなんだけど。)


過去2回は、カギはなくとも携帯有りで校長先生に電話して学校に取りに行ったのれすが。
今回は。
カギも携帯もなく。
校長先生の電話番号もわからず。
明日会う学生の為に、カレー用の食材を買ったものの家に上がれず・・・。
つうか、携帯ないから誰にも連絡取れないし。
春節で学校休みだし、どうにもならないし。
と、マジで焦りました。

唯一の救いが学校の電話が校長先生の携帯に転送されること。
しかし、学校の電話番号がわからない。

と、言うことでアパートの近くのよく寄る煙草屋に電話とパソコンがあったのを思い出す。
店主とは顔馴染みだし、ネットで学校の電話を調べれば校長先生に繋がるはず。
まぁ、校長先生が電話に出ればなんだけど。。。
で、煙草屋にダッシュ。
しかし、居たのはいつもと違うおっちゃんで。。。
初めてお会いする方で。
「こんにちは」から始めなければいけないワケで。

どうしてぇー。いつものおっちゃんはどこぉー?
春節だから、田舎に帰ったのか。
てぃきしょー。
つくづくついてねぇじゃねえかぁー。
(心の叫び終了)

では、さようなら。というワケにもいかないので。
自分自身よく分からないジェスチャーで初めて会った店のおっちゃんに、
とりあえずパソコンを貸してくれとお願いする。

結果。全然通じず・・・。

しかし、だよ。
お客に幸運の女神(日本語が若干分かる女性)がいて、
なんとかパソコンをゲット。

しかし、しかし。
ようやく、ゲットしたパソコンが。
文字入力できないんです。
本当に文字入力できないんです。
だから、わたしは。
ズゥ~ット。
何も入力されないキーボードを遠い目をしながら100回以上空叩きしていました。

さて、本当に困ったぞ。
幸運の女神は用事をあるらしくニコニコ笑いながら帰ってしまったし。
学校が始まるまでのあと4日間。
歩いて1分のところに自分のアパートが。
部屋があるというのに、カギと携帯電話がないだけで。
どこかようわからんホテルに4日間泊まらなければいけなくなる。
それに、明日約束した学生とも会えない。
それに、それに。
私が背負っているかばんの中にある、カレー用食材の牛肉や人参や玉葱はどうなるのか。
このまま腐っていくなんて可愛そうじゃないか。
それに、それに、それにだ。
明後日やればいいか。なんて考えていた教案も作れん。
春節明けに授業ができない!!
できればしたくもないんだが・・・・・。

やばい、やばい、やばい。
自動ドアーのばかやろー!!!
2ヶ月と少し中国にいて、中国語がわからん俺のバカバカバカ。。。

で、必死に頭を絞り込み、なんとなく学校の電話番号を思い出す。
これで、掛かれば奇跡だな。
本当に掛かって校長先生が出れば、もっと奇跡だな。

で、掛けました。
奇跡が二つ続きました。(たぶん、これでかなり運を使いました。)

私「校長先生。またカギを忘れました。しかも今回は携帯も持っていません。」
校長先生「あはははははははは。バカですねー。でも私も田舎に帰っていて6時半まで戻りません。」
私「えぇー!! 今何時ですか?(カギ+携帯+時計もなかったので)」
校長先生「1時半ですね。(とても明るい声で)」
私「えぇー。あと5時間ですかぁ。どうにかなりませんか。かばんの中の牛肉が腐ってしまうかもしれません(心の声)」
校長先生「わかりました。大家さんに電話します。また5分後に電話してください。」

して、運命の5分後。



校長先生からの素敵なお言葉。
「大家さんが30分で来てくれるから、家の前で待っていてください。」

それから、大家さんは、ほぼ30分通りに来ていただき無事部屋に入ることができ、
かなり辛いカレーも作ることができ、現在アルコールにまみれております。

おっす!!

カギこそは 中国いのち 忘れるな。
コメント
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