日本いきいき倶楽部

地球環境問題から地域創生、少子高齢化など様々な社会問題について、日本いきいき倶楽部で提言いたします。

「日本いきいき倶楽部」(147)「トピックス」2

2017年11月19日 09時03分44秒 | 日本の未来
「日本いきいき倶楽部」(147)「トピックス」2
「人工知能より人間が優れている・・・? 」

囲碁のような変化無限と言われたゲームの世界にまで進出してきたAIに、「どこまで進化して来るのだろう・・・」と心配になりました。
見ていた「サイエンス0」の最後の方でのお話では、「人間から与えられた基本的なプログラム」を、『AI自ら発展させて、より細かく設計しそれを取り入れて行くことが出来るようになっている・・・』
と言っておられるように思えました。
換言しますと、「人間が、完全にコントロールしている・・・」とも言えるのです。
とは言いましても、AIに与えるプログラムを誰が作るのでしようか。
もしかして、途轍もない欲望の持ち主が、このプログラムを作り上げましたら、「この世界は、AIの世界」となってしまいましよう。
「AIより人間がすぐれている・・・」と安心してはいられません。
人間そのものに、「人間離れした方がおられること」の方が、心配になって来ます。
もうすでに、「所得格差が、限界に来ている・・・」とさえ言われています。
格差拡大に、『益々、AIが深く関わって来ましよう』
ある経済評論家は、「AIによるイノベーション」が、益々経済を発展させて行き、「幸せな世界になって行く・・・」と言っておられました。
また、「ベーシックインカム」の推進を、支持されておられる方々も、この方と同じ思いで居られましよう。
人間にとっての本当の幸せは、どのようなものでしよう。
人間社会の中に、AIが割りこんで来て、人間の活動の場を奪って行くことが、本当に、人間社会に幸せを齎してくれるのでしょうか。
ある有名なホテルの受付に、「アンドロイドと、怪獣が登場」しています。
今は、「珍しい・・・」と人気者になっています。
しかし、どこもかしこも、アンドロイドがいましたら、もう人間社会ではなくなっています。
無機質な、感動の無い社会になってしまいます。 
次稿から、「AIと人間が共存して行く社会」について、改めてお話しさせて戴きます。
平成29年11月19日