日本いきいき倶楽部

地球環境問題から地域創生、少子高齢化など様々な社会問題について、日本いきいき倶楽部で提言いたします。

「日本いきいき倶楽部」(242)「いきいきが目指す世界」16

2018年02月28日 11時49分54秒 | 日本の未来
「日本いきいき倶楽部」(242)「いきいきが目指す世界」16
「日本村」の姿。5 

これまで「日本語」に拘りつづけました理由は、「日本人が、英語コンプレックス」に陥っておられるように思えてしまったからです。
一億人を超す人口を持っていることは、「一億人の日本語の先生が居られる事」になります。
日本人お一人お一人が、「日本語の先生」になるだけで、社会に活力が生まれて来ると思うのです。
次稿からの教育の中でもお話しさせて戴きますが、「小学校の時代から、海外の学校との交流」を通じて、同じ年代間での「言葉のやり取り」をして行きましたら、学童の意識は、より積極的になって来ましょう。
その積極性によって、多言語の世界へ大きく目を開いて貰えると思っています。
現在、「英語教育」に力を注いで行こうとされていますが、学童が受け身になっていましたら、身に付きにくくなるのではないか・・・と、心配しています。
「自ら学ぶ必要性を自覚できるように仕向けて行きましたら、学習への取り組み」が、全く違ったものになって行きましょう。
海外へ自分の意志を伝えて行こうとしますと、「しっかりとした『日本語』を使わなくてはなりません」ので、教室での態度も一変して来ましょう。
「自分だけの勉強ではなく、あの国の、あの子のためにも、正しいことを伝えて行きたい・・・」と、きっと自覚して下さいましょう。
その年代に於いての「日本語」のレベルで良いのです。
共にレベルアップして行くことで、両国の子供達の学業が、目覚ましいことになって行きましょう。
日本の学童が、「日本語」を再認識し、その上で、相手国の言語も使いこなして行く時代が、きっとやって来ましよう。
漢字なども、学童同士で習字の作品を交換して行きましたら、漢字を共に学ぶことになるのです。
「日本語」を学習する時、漢字も大切にして行きましたら、「日本人と変わりない人材」として、何時でも日本に来られて、どの職場でも活躍して貰えるようになることでしょう。
平成30年2月28日

「日本いきいき倶楽部」(241)「いきいきが目指す世界」15

2018年02月27日 09時46分22秒 | 通貨問題
「日本いきいき倶楽部」(241)「いきいきが目指す世界」15
不思議な「日本語」1

表題を、「日本村」に置き換えました。
終戦後、アメリカによる統治が始まったころ、「こんな複雑な言葉は、改革しなくては・・・」と、思われたようです。
ローマ字で行けばよいのでは・・・と始められたところ、全く意味が通じなくなってしまう現実にぶち当たって、この案は消えてしまいました。
漢字と仮名等の組み合わせの中に、きめの細かな表現力が生まれて来ています。
昨日、外国の方の腕に「猿も木から落ちる」と彫っておられました。
その意味も確りと認識しておられ、「自戒の辞」としていると言っておられました。
ずっと前にお話ししました、パラオの御婆様が、取材の方が日本人と分かった途端に、満面笑顔になって、「さくら・・・さくら・・・」と歌い始められました。
「日本が来たお蔭で、学校に行けるようになったこと、その時習った唱歌が忘れられない・・・」と言っておられたのです。
「日本語」は、今、異国の方々の中でも、関心が深まっています。
日本人の「おもてなし」の原点は、「日本語」にあるのではないでしょうか。
「日本語」には、「相手を思いやる心」が無くては、成り立たない不思議な言葉に思えて仕方ありません。
幼児の時から、「日本語」で鍛えられていますと、知らず知らずの間に、「相手方を大切にする心」が育っていることでしょう。
日本を訪ねて下さっています方々が、風景や、文化遺産等に興味を引かれておられるだけでなく、それらの中で、「自然体で暮らしておられる人々」の存在が、より大きく影響しています。
神社には、「紅白の古式ゆかしい衣装」で、実際に巫女様方が活躍しておられる様子に、肝をつぶされていました。
「日本語」も、「日本人の暮らし」も、歴史の裏付けがあることで、「日本は本物の国」と感じて貰えているように感じます。
漫画やアニメも、「日本語」が起点となっています。
それらを通して、「日本語」が話せるようになった・・・と言っておられる外国の方もおられました。平成30年2月27日


「日本いきいき倶楽部」(240)「いきいきが目指す世界」14

2018年02月26日 09時48分57秒 | 日本の未来
「日本いきいき倶楽部」(240)「いきいきが目指す世界」14
「日本村」の姿。3

父は、一部署の課長でしたが、宴会に参加された方々は、幹部の方かと思います。
それにしても、あのような短期間に「日本語」が通じ、おそらく公式文章も形式があるにしても「日本語」が使われたことでしょう。
父が、現地の方々の言葉の勉強をしている姿か無かったので、その様に思ってしまいます。
「日本語」は、日本人が思っているよりも、「実用性が備わっている・・・」と言えるのではないでしようか。
日本人の識字率の高さは、今の時代でも世界から驚かれています。
複雑に見えても、一度この言語に触れると、次第に深みに引き込まれて行く「言葉のブラックホール」を持っているのかもしれません。
大勢の方々が、世界から訪日して下さっていますが、目の前に展開している風景に、自然にしても、神社、仏閣のような人工のものでも、「心底から感嘆」しておられます。
その訳は、「歴史の裏付け」があるからだと思います。
富士山の様な自然のものでも、浮世絵等の中に歴史が刻まれています。
しかも、その富士山が近代都市の発展ぶりを、この時点でも、覗き込んで下さっています。
古人が愛でた富士山が、今も日本を見守っている姿は、世界の名山の中でも、特筆されるべき存在と言えましょう。
「日本の皇室の歴史」も、その事を知られた方々から、びっくり仰天の声が聞こえて来ます。
皇室と国民を繋いでいるものも、「日本語」です。
年の初めの「歌会始め」には、国民の身分も、年齢、性別さえ乗り越えて、全ての方々の参加が得られています。
それは、昔からの伝統ともなりますと、「これ程までに日本が、平等の精神に溢れていたのか・・・」と、驚くばかりです。
世界に「日本語」が普及して行きましたら、「歌会始」に、世界中から「歌人が生まれ、世界の事」が歌い込まれて行きましよう。
歴史の短いお国の人々にとって、「歴史のある国の仲間となって、一緒に歴史の深み」を堪能出来れば、そこに、「世界平和の足音」を聞くことになるのではないでしょうか。
平成30年2月26日





「日本いきいき倶楽部」(239)「いきいきが目指す世界」13

2018年02月25日 12時28分28秒 | 日本の未来
「日本いきいき倶楽部」(239)「いきいきが目指す世界」13
「日本村」の姿。2

日本が、求心力を持つためには、どうしても、「日本語」の力を借りたいものです。
「日本語」が話せましたら、どんな田舎の町にでも、外国の方々に行って貰えます。
日本には、沢山の味のある方言があります。
その中に、日本人らしい「心遣いや、優しさ」が含まれています。
世界中から、沢山の方をお迎えするためには、日本人全体が、「お迎えする側の主人公」になって戴くのです。
その時、「その立ち位置をはっきりと示す手立てとして『日本語』が不可欠」となるのです。
「日本語」は、海外の方にとって、「大変高い壁」となっています。
しかし、この壁こそが、「より積極的なお考えを持っておられる方」を、自然に選択して行くことになるのです。
「単なる、経済移民を志向しておられる方」にとっては、「日本行きを諦めて貰う手立て」ともなるのです。
とは言いましても、実際に「日本語」が使いづらい言葉でしたら、大変な問題になって来ます。
昔の事ですが、父が勤めていました役所では、現地の方々の中でただ一人の日本人でした。
時々、職場の交流を深めようと、家で、宴会をしていました。
街に出なくても、公舎の中で、幾つもの御膳等を並べて、十人ほどの方々がぐるりと胡坐をかいて座っておられました。
その地方は「朝鮮族」の方の多い所でしたので、職場もその方々で纏まっていました。
ここでお話ししたいことは、その時の様子です。
父は、普段と変わりなく、「日本語」を話していました。
そして、皆さんは、一言、一言に反応して、和気あいあいとしておられたのです。
お料理は、中華料理店から派遣された方が、お一人ですべてをこなして、次々とテーブルを賑わして下さっていました。
朝鮮の方々が、中華料理に舌鼓を打ち、日本人の父が、皆の笑顔を引き出しているその場の様子は、子供心に、温かい風景として写っていました。
次稿に続きます。平成30年2月25日

「日本いきいき倶楽部」(238)「いきいきが目指す世界」12

2018年02月24日 11時57分16秒 | 日本の未来
「日本いきいき倶楽部」(238)「いきいきが目指す世界」12
「日本村の姿」1

「いきいき」の経済観、でお話しさせて戴いて来ましたが、「日本村」のことになってしまいましたので、表題を変えさせて貰いました。
「日本村」を世界の各地に展開できましたら、私達の体の中の臓器のような働きをする「社会的臓器」が次々と生まれて来ます。
沢山の「社会的臓器」が生まれて来ましたら、それを統轄して行く「脳の部分」が必要になって来ます。
その「中枢となる部分」を日本が担当して行くのです。
「日本村」が育ちましたら、日本の経済圏そのものまでが「拡大基調」を取り始めますので、「財政の姿も、人口の事も、小さな国としての弱さ」も、改善されて行くことでしよう。
世界の各地から沢山の方々が日本を中心に活動を始められましたら、「薄い経済力」が集積して行く「不思議な国」が出現して来ます。
そのような「不思議な経済圏」を作りだすために欠かせない「社会システム」が、「日本村」となって来ます。
(236)号でお話し致しましたことですが、「日本村」に必要「な考え方」として、日本語を積極的に取り入れること、教育においても、日本的な考え方を導入して行くこと、宗教においては、「自然を崇拝する思い」を大切にすること、日常生活に於いては、相手方を尊重し、利他心を優先して行くことなどを、自信を持って取り入れて行きたいものです。
現在、「平和な国」として日本は、世界から大きく評価されています。
また、あるお国の方は、「我々も、日本型の国を作らなくてならないのでは・・・」とまで言っておられます。
このお言葉の中に、「日本村」を受け入れて下さる素地が見えて来ます。
イスラムのお国の方の中に、「我々は、イスラムの教えに従って、日々精進しているのに日本では、イスラムの教えが無いのにもかかわらず、我々が目指している世界をすでに実現している・・・」と、びっくりしておられました。
「世界中に、日本のような社会を広めて行こう・・・」との思いは,決して、「思いあがりの考え方ではない・・・」と、思っています。
「日本村」建設の第一歩は、『言葉の問題』です。
次稿から、言葉のことなど、もう少し詳しくお話しさせて戴きます。平成30年2月24日