子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

日本の性教育改革を。

2018-11-22 | 日本の性教育について思うこと

先日モデルのみちょぱちゃんが「25歳までには結婚して子供を産みたい」とテレビで言っていました。まだ若いのに結婚と出産について具体的な人生設計をもっていることに驚き。彼女はイケイケギャルで言いたいこと言いたい放題なキャラクターで売っていますが、テレビでの発言やタレントさんとの会話を聞いていると、とても自分軸がしっかりしているし、頭がいい。好きなタレントさんの一人です。

 

多くの女性には結婚、出産が人生の一大イベント。好きな人ができたらその人の遺伝子を残したい!みたいな女性であるが故の性で子供が欲しくなってしまう。そして晩婚化の今、40歳を過ぎてもすぐに妊娠する人もいれば、20代にして妊娠せずに悩む人もいる。

 

これからの将来設計のためにも高校生あたりで自分が妊娠しやすいかどうか、検査してわかればいいのに、と最近思います。今はアンチミュラーホルモンが卵巣にどれだけあるか検査で測定することができます。これが多いか多くないか知ることで、今後の人生設計が変わってくると思うんですよね。

 

生まれながらにして卵をたくさん持っていたら、多少晩婚でもあかちゃんを授かる可能性は大だし、逆に少ないなら20代のうちに結婚、出産しよう、とか。アンチミュラーホルモンが少ないのに晩婚になってしまった場合はあらかじめ不妊治療の覚悟もできるでしょうし。この先医療が進めば卵の数だけでなくて持っている卵の質もわかってくるでしょうから、そうなればもっとリアルになってくるはず。

 

私みたいに晩婚でさらに子供が欲しい人間が不妊治療で初めて「うわ!卵が体内にほとんど残ってない!!」となったときのこのやるせなさ、こういう思いを若い人にはしてほしくないのです。

 

そしてこういう話をどうして中学、高校の保健体育で教えてくれなかったのだろう、とも思います。なんとなく閉鎖的な日本の性教育。北欧ではテレビCMで避妊具や大人のおもちゃのCMを普通に流していて、子供が「これ何?」と聞いてきたらちゃんと大人が説明するそう。10代の初めてカップルは2人でセックスカウンセリングなるものに言って正しいセックスの知識も学ぶんですって。

 

日本は性教育をタブー視するところがあるから、男性は女性の生理や妊娠について正しい知識がないから変な偏見を持ったりする。それが結局女性が出産してから働きにくい環境を作ってるとも思うし、晩婚にもつながってるんじゃないのかな。

 

男性には女性の体やホルモンのことを、そして女性は男性のデリケートな心理や性欲について学ぶ機会があったり、家族で話し合えるようになれば日本は男女ともに働きやすくなるだろうし、望んでないのに子供ができて嘆く人、不妊治療で子供ができない人、治療に夫の協力を得られず涙する人も減少すると思う。

 

理想論かもしれないけど。でも、これだけ政府が主導して働き方改革をしているんだから、保健体育を含めた教育だって時代に合った内容を教えるべきだと、クマ子は思います。

 

だからクマ子は子供がもしできたら、性について話し合える親子になりたいと思います。

今日は外は曇天。気温も低くてパソコンを打つ手もかじかんじゃう。あったかいココアでもいれましょうかね。

 

 


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