HEADS UP!

日々の暮らし、仕事、社会、世界情勢などの納得いかないことに徒然にツッコミを入れる。のか?

交通安全運動に関する疑問 2

2004-09-25 21:24:51 | 日常
9月21日に始まった「秋の交通安全運動」も実施期間の半分を消化しました。
みなさん、もう少しでこの運動も一旦終了します。あと少しの辛抱です。
意味不明なマーキーテントや、信号のマネをしてホイッスルを吹き鳴らす
警察官や、交差点で旗を振って歩行者を守る真似事をしている地元住民も
あと五日で例年通りであれば正気に戻ります。もう少しの我慢です。

「それは言いすぎだろ」と思ったあなた、じゃ聞きますが、本当にこの運動
が交通事故の減少に役立っているのであれば、なぜ一年中やらないんですか?
この十日間だけ事故が減ればいいんですか?

さて、今回問題にしたいのは交通安全に「本当に」役立っている施設に関する
ことです。
信号(赤青黄色のやつね)って誰の金で設置されているかご存知ですか?
実はドライバーからの交通反則金にって設置されているんです。
速度オーバーだの駐車禁止だのによって所謂、キップが切られますよね?
その反則金って、実は交通安全に関わる設備投資に使われているんです。
その額 年間800億円。しかも予算化されていて、毎年その「収入」が
予定されている。警察の取り締まりがノルマによるものだといわれるのは
間違いではないわけです。だって予算なんだから。

そして、国民みんなが交通ルールを守っていれば、信号一つ設置できない
わけです。これは異常です。
この一件を見るだけでも交通安全運動が「ポーズ」である事には疑う
余地はありません。