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セブン&アイHLDと朝日新聞の報復合戦

2009-02-23 23:15:16 | 経済
以下の文章の【 】内には、かなりの想像が含まれている。
鵜呑みにしないで欲しい。
してもいいけど。

国内最大のコンビニエンスストアの本部であるセブンイレブンジャパン(以下SEJ)に昨年10月、
独占禁止法違反の疑いがあるとして公正取引委員会が調査に着手した。
それから四ヶ月も経ったSEJの決算月である09年2月19日、朝日新聞が朝刊でこれを報道し他の報道機関も追随した。
SEJは親会社であるセブン&アイHLD(以下7&i)の利益の7割を稼ぎ出す。
決算月末の報道である。悪意があると言わざるを得ない。

一方、7&iと資本提携した日テレを初め鈴木敏文を「教祖」と崇めてきた日本経済新聞社系列のテレ東など、
SEJをCMスポンサーとする民放各社は追随報道の後、沈黙していた。
この不況下でCMスポンサーが減少し続ける中、鈴木の機嫌を損ねてはならないからだろう。

週明けの2月22日(月)、朝日は朝刊で追撃した。
「加盟店『会計の説明不足』セブンイレブン本部と訴訟も」
しかし追随報道するマスコミは殆どなかった。
市民生活に近いコンビニの話題で、加盟店主のインタビューでも撮れば視聴者が飛び付きそうなものだが、
同日のワイドショーでも取り上げたのはやはりテレ朝のみ。

【朝日の一連の報道は7&i 会長 鈴木敏文の逆鱗に触れた。
鈴木は思った。「朝日新聞を黙らせてやる」

鈴木は某閣僚に直接電話して、朝日新聞の失態をリークするよう要求。
同社の所得隠しによる追徴課税という格好のネタを手に入れた。
しかしこのネタを民放、全国紙各社にタダで渡すのはイヤだ。
なにしろヤツラは追随しただけとはいえ、俺のSEJの恥部を全国に晒しやがったのだ。
鈴木はこのネタを時事通信社にすっぱ抜かせ、朝日新聞にこれを追認させた。
正に報復だ。】

2月23日。
「朝日新聞社、4億円所得隠し=カラ出張で架空経費-元京都総局長、編集局長ら処分」

以後SEJの疑惑について、朝日新聞を含むすべてのマスコミが沈黙した。


SEJのFC契約問題(周知の事実だけど)報道と、朝日新聞の所得隠し報道。
この二つが無関係だとは思えない。