HEADS UP!

日々の暮らし、仕事、社会、世界情勢などの納得いかないことに徒然にツッコミを入れる。のか?

鈴木敏文の花道

2009-05-18 23:54:42 | Weblog

来週のカンブリア宮殿に鈴木敏文が出演するらしい。
予告編で鈴木は「SEJ立ち上げ時に周りはすべて反対していた」という耳タコのハナシを村上龍に振られ、満面の笑みで答えていた。
CM収入が減り続ける中、テレ東もスポンサーのご機嫌取りに必死だ。

ところで公取の調査結果はどうなったんだ?

さて、 何を根拠にしているのか知らないがマスコミに「経営の神様」と祭り上げられている鈴木は、
コンビニ、GMS、百貨店の流通グループを作ったものの、シナジー効果が株式市場から疑問視されたままで退きたくないのだろう。
7-11を売上世界一のチェーンストアに。これを冥土の土産したいのだ。 http://www.fctimes.jp/blog/2009/04/post-2.html

「俺の花道にゴミを捨てるな」
鈴木はSEJ以外のグループ各社にそう言いたいのだろう。


セブン&アイHLDと朝日新聞の報復合戦

2009-02-23 23:15:16 | 経済
以下の文章の【 】内には、かなりの想像が含まれている。
鵜呑みにしないで欲しい。
してもいいけど。

国内最大のコンビニエンスストアの本部であるセブンイレブンジャパン(以下SEJ)に昨年10月、
独占禁止法違反の疑いがあるとして公正取引委員会が調査に着手した。
それから四ヶ月も経ったSEJの決算月である09年2月19日、朝日新聞が朝刊でこれを報道し他の報道機関も追随した。
SEJは親会社であるセブン&アイHLD(以下7&i)の利益の7割を稼ぎ出す。
決算月末の報道である。悪意があると言わざるを得ない。

一方、7&iと資本提携した日テレを初め鈴木敏文を「教祖」と崇めてきた日本経済新聞社系列のテレ東など、
SEJをCMスポンサーとする民放各社は追随報道の後、沈黙していた。
この不況下でCMスポンサーが減少し続ける中、鈴木の機嫌を損ねてはならないからだろう。

週明けの2月22日(月)、朝日は朝刊で追撃した。
「加盟店『会計の説明不足』セブンイレブン本部と訴訟も」
しかし追随報道するマスコミは殆どなかった。
市民生活に近いコンビニの話題で、加盟店主のインタビューでも撮れば視聴者が飛び付きそうなものだが、
同日のワイドショーでも取り上げたのはやはりテレ朝のみ。

【朝日の一連の報道は7&i 会長 鈴木敏文の逆鱗に触れた。
鈴木は思った。「朝日新聞を黙らせてやる」

鈴木は某閣僚に直接電話して、朝日新聞の失態をリークするよう要求。
同社の所得隠しによる追徴課税という格好のネタを手に入れた。
しかしこのネタを民放、全国紙各社にタダで渡すのはイヤだ。
なにしろヤツラは追随しただけとはいえ、俺のSEJの恥部を全国に晒しやがったのだ。
鈴木はこのネタを時事通信社にすっぱ抜かせ、朝日新聞にこれを追認させた。
正に報復だ。】

2月23日。
「朝日新聞社、4億円所得隠し=カラ出張で架空経費-元京都総局長、編集局長ら処分」

以後SEJの疑惑について、朝日新聞を含むすべてのマスコミが沈黙した。


SEJのFC契約問題(周知の事実だけど)報道と、朝日新聞の所得隠し報道。
この二つが無関係だとは思えない。

またしてもニセモノ国家 中国の戯言が・・・

2006-12-06 00:10:52 | Weblog
久しぶりに中国に腹が立った。
しかし、このブログの更新はほぼ一年ぶり・・・放置状態だった・・・

で、問題の報道は、
「日本版「西遊記」に反発 中国、文化ギャップ鮮明」
http://www.excite.co.jp/News/world/20061205190520/Kyodo_20061205a380010s20061205190520.html

日本テレビが製作した西遊記のドラマが、原作と違うといって騒いでいるらしい。
なに言ってやがるんだか。もうこいつらの「悪いのは全部他人思想」には呆れ帰る。

特許庁の調べによると日系企業の中国での模倣品被害額は9兆円を超えるという。
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20061110c3s1000z10.html

ま、国際的な知的財産権保護の認識が皆無な国だから自分らの狂ったようなモノマネを
放置しておいて、他国のドラマのキャスティングにまで文句を言えるのだろう。
まったくオメデタイ国だ。

一年前にも書いたことだが、こういう国がオリンピックを開催するのって、
だれも間違いだと思わないんだろうか?

良好な日中関係って、なんだ?

2005-06-28 00:58:50 | 国際
「良好な日中関係」・・・
連日メディアで耳にする台詞だ。

この台詞をチャイナスクールの日本官僚が口にした場合、それは「私の出世と名誉のために」
という言外の意味が含まれている。

この台詞を支那の狂三等員が口にした場合、それは「おい日本、分かってんだろうな、終いにゃ
キレるぞコラ!」という言外の意味が含まれている。

つまるところ「良好な日中関係」なんてものは、我々一般の日本国民にはな~んのメリットも
ないってことだ。

別に中華料理食わなくても生きてはいける支那(-。-)y-゜゜゜

裁判員制度 目的は何なのか?

2005-06-21 01:40:28 | Weblog

一般市民が刑事裁判に参加して判決に関わる裁判員制度の施行を4年後に控え、
日弁連は弁護士を集め、法律の素人である裁判員に対して法廷で効果的に訴えるための
研修会を開いたそうだ。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050620AT1G2002R20062005.html

法廷での弁護士の弁舌と聞けばハリウッド映画のようなサスペンスを想像してしまうが、
日経の報道によると実際に研修会に参加した弁護士は「高圧的」「発声が不明瞭」
「目線が裁判員を向いていない」などと指摘されたらしい。
これまで前例踏襲主義を旨とする裁判官に事務的に訴えるのとは異なり、裁判員の「人情」
に訴えねばならない弁護士には戸惑いもあることだろう。心中お察し申し上げる。

さて、問題にしたいのは弁護士の苦労のことではない。
裁判員制度の導入そのものについてである。

以前にも書いた事だが、私は日本の刑法は既に今のこの国の犯罪の有様に適応できて
いないと考えている。
「一人殺しただけでは死刑にならない」「理解できない犯罪者は精神鑑定して結局不起訴」
などの不文律がまかり通っているままで、法律の素人である我々一般市民が、判決に関わることに
何か意味があるのか?

考えてもみて欲しい。
「失業してムシャクシャしていた」という理由だけで一人の幼い子供を殺害した男の
裁判に裁判員が参加したとする。裁判員の中には家庭を持つ者もいるだろう。我が子を同じように
理由とも
言えない理由で殺害されたと想像すると、極刑が相応しいと考えるのが親というものだ。
「我が子の命を踏み台にして、強く立ち直ってください」と言う親がいるのならば、それは保険金目当てだ。
しかし現状では一人の子供が殺された「だけ」では被告は死刑にならない。
よくて無期懲役。

そして実態は十年程で仮出所し、我々の気付かないうちに自由の身となっている。
死刑判決を受けた被告の刑もはすぐには執行されない。

この隙間だらけの刑法を放置したまま裁判員制度を導入すると、何が変わるのか。
何も変わらない気がしてならない。被告の生い立ちの不幸を殊更に訴える技術を身につけた弁護士が、
ワイドショーのリポーターさながらに涙を浮かべて被告を弁護する姿は想像できるが、犯罪そのものに
憤りを覚える一般市民の至極当然な報復感情は「犯罪者保護」という悪しき慣習の前に跪くしかないだろう。

そうした不満が溜りに溜って刑法改正という世論になればまだ良いが、果たしてそれまでに何年かかるか。
それまでに何人が理解不能で理不尽な理由で殺されるか。

今のままで裁判員制度を導入するのは、司法が民意を反映しているとエクスキューズするための方便にしか
思えないのは考えすぎだろうか。