今日、帰り道、夕焼けが出ていた。
その夕焼けをみて、まなりが好きそうな夕焼けだと思った。
まなりはとてもとても夕焼けが好きだった。
ある日、まなりとテリに乗って買い物に行ったとき、まなりは帰り道と違う道を走り出した。
どうしたのか聞くと、まなりは嬉しそうに言った。
「もう少しで夕焼けがみえるから、見に行くんだ」
まなりがテリを走らせていると、淡いオレンジの夕焼け空が見えた。
まなりは . . . 本文を読む
今日の帰り道は、風もなくて、最近続いていた身を切るような寒さは、少しだけ穏やかになって、雪もしずかに、しずかに降っていた。
まなりのアパートの前を通りかかったとき、
ばたばたと階段を下りる足音が聞こえた。
知らない男の人に続いて、まなりが降りてきた。
反対側の道を歩いていたわたしは、思わず立ち止まって、まなりをみつめた。
まなりと、目があったような気がした。
でも、まなりは微塵も . . . 本文を読む
まなりがいない年が始まってから、初めてまなりに会った。
まなりはわたしの正面から歩いてきていたのに、まなりに声をかけられるまで、まなりとわからなかった。
まなりは髪を短くして、風邪をひいたらしく、マスクをつけていた。
確かにマスクで顔が隠れていたし、まなりとわかりづらかったかもしれない。
それでも、以前のわたしなら、きっとわかった。
ねえ、ほんとだよ。
まなりが近づいてくるだけで . . . 本文を読む
過去を振り返ってみて気づいた。
あの2年4ヶ月が、
あんなにしあわせだったのは、
はじめて、本当に生まれてはじめて、「愛されている」と思えた時間だったから。
「わたしはここにいていいんだ」と思えて過ごした時間だったからだ。
そんな中で過ごす時間はとてもあたたかかった。
初めて自分のために、他人のために生きることができた。
この世界を愛することができたし、
日々に目標があっ . . . 本文を読む
今日はまなりと別れて1ヶ月の日。
まだ、1ヶ月。
わたしには、もう3ヶ月くらい経ったように感じる。
まなりと離れても、
まなりの声や、笑顔や、手の温かさはまだ覚えてるよ。
ねえ、まなりはこの1ヶ月どうだった?
楽しかった?
そうだといいな。
せめてまなりには、楽しい思いをしていてほしいな。
それだけでも、わたしはうれしいから。
ほんとだよ。
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明日は、まなりの主将おつかれさま会がある。
今日、大学に行く途中、まなりに会った。
明日の会に行くことを伝えると、
え、来てくれるの?
うれしいな。
そう、言った。
わたしは、まさかそんなことを言ってもらえるなんて、夢にも思っていなかった。
ありがとう。
うれしかったよ。
わたしが行ったら、あまり歓迎されないかと思ってたから。
こんな一言でも、こんなに心が温かくなるなんて。
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今日、朝にまなりと会った。
まなりは自転車にのっていて、本当に一瞬だったけど、
まなりの髪は明るい茶色になっていて、
髪型も少し前とちがった。
あいかわらずかっこよくて。
そして元気で。
なによりほっとした。
もう、前みたいに毎日会うことはできないから。
まなりが元気でいるか知ることができないから。
よかった。
それだけで、気持ちが軽くなった。
あたたかくなった。
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今日、まなりが遊びにきた。
リクエストだった親子丼を作って、まなりと食べた。
まなりのために料理をして、まなりと一緒に食事をするのは久しぶりだった。
まなりの声が聞こえて、
「おいしい」ってわたしの料理を食べてくれて。
それだけで幸せだった。
ほんとうに、しあわせで、しあわせしかなくて。
それだけで、なにもいらなかった。
その後、ゲームを少しして。
たわいのない会話をして . . . 本文を読む
昨日、ブログで約束したから、
まなりのお花のイメージについて書こうと思う。
都忘れ。
けして派手でもなく、
落ち着いた雰囲気の花。
花言葉は「穏やかさ」。
わたしにとってのまなりは、都忘れなイメージ。
都忘れは、たしか都を離れなければならなくなった帝が、草でぼうぼうになった庭に一茎の野菊が紫色に咲いているのを見つけて、
紫 . . . 本文を読む
今日はまなりの誕生日!!
しかーしわたしは実習まっただなか!!
しかも超ヘビーな母性!!!
プレゼントは先週後輩のふわちゃんにこっそりお願いし、イオンへ連れて行ってもらいプレゼントゲット
まなりにはナポリタンと看護研究するといってきたので、プレゼントはふわちゃんに預けて帰宅。
さて、今日はなんとしてもケーキをゲットしなければいけないのであるが、まだまだグループワークが終わりそうにない。
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