あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

御礼。「宇賀の里」コンサート

2023-03-27 | 私が歌手

「宇賀の里」の冒頭には

「三次市宇賀交流拠点施設」

という正式名称がある。

小学校として使われていた。

校庭は芝生の緑がきれいだった。

急に桜が咲いた。

まさしくスプリングコンサート。

あいにくの曇天で時折小雨。

さすが「雨女」とほめてもらった。

念のために「雨女」のカラオケも

持参して会場入りした。

実行委員会の方にはお世話になった。

12名だそう。

早々に入ってステージ作りから。

ガランとしたらんとした雰囲気を

避けたいので定位置より前に設置。

椅子を円形に並べてもらった。

そうこうしていたら電話が鳴った。

桜を持って行くとのこと。

軽トラック荷台にいっぱいの桜の枝!

体育館で花をテーマに歌うのは

無理があるんじゃないかと

心配されていたようだ。

感激♪

ステージ横にしつらえてもらった。

さらに菜の花をスタッフさんが

活けてくださり

「スプリングコンサート」らしい

雰囲気になった。

遠くは世羅町や神石高原町、

安芸太田町そして広島市内からも

何人か駆けつけて下さった。

花をテーマにしているのよね

と直前になって衣装に苦慮。

というのもYoneが飛び入ることに

なったので(って自分で決めた)

衣装チェンジの段どりが必要。

百均で造花をたくさんゲットして

帽子につけたら雰囲気が出た。

顔が負けそうな華やかさだったが

会場に出たらば「お~~」と

小さな声が上がり受けたよう。

この日は我ながら声が良く出た。

珍しく絶好調だった。

本番前になると決まって不調に

陥る体質。

歌いながら「ああよかった~」

と何度も思った。

今回の音響さんは三次市の

「ビビッドサウンド」さん。

15年以上前に出したCD制作で

お世話になった。

とても歌いやすかった。

何よりお客様のリアクションが

素晴らしくて、

ライブが進むにつれて一体感を

感じられた。

私の気分もドンドン深く&高揚

していく感じ。

実行委員会のご尽力で入場料は

500円。

4曲くらい歌ったところで、

「500円分は歌ったと思うが

もっと聞きたいですか」と

お客様に聞いた(笑)。

もっと聞きたいとのこと(笑)

2部冒頭で飛び入りのアナウンス。

そしてYone登場~。

「あっはっはっは」を歌う。

サビ部分で皆さん目いっぱい参加!

ステージから見ると壮観。

わたしは本気で笑った。

そして妙さんの「ハナミズキ」演奏。

その間に衣装チェンジ。

妙さんはいつも壁側を向いて

弾いているけれど今回は

観客の方を向いていたので

緊張したそうだ。

何しろ実行委員の方の盛り上げ方、

そしてお客様に助けられた。

入場料だけ払って帰らなくてはと

楽屋に来られた方も。

お土産を頂いたりして

皆様に応援してもらえているな~と

思う。

100分があっと言う間だったそう。

久しぶりの新屋まりコンサートを

凄く楽しみにしていた方から、

待っていた甲斐があったと

連絡を頂いた。

誘ったご友人はコンサート初体験で

こんなに楽しいものかと言われた、

などなど。

おかげ様でいつになく好評だった。

実行委員の機動力にはびっくりで

ステージのセットアップと

配線がひっかからないように

テープでヨウジョウ(どんな字?)

する美しさそして

撤収の速さには驚いた。

自前ライブではいつも1時間以上

掛かるのです。

「いつでも撤収に行きますよ~」と

言ってもらった(笑)

ボランティアスタッフにも

ご尽力いただいた。

大勢の人の熱意と真心がこもった

コンサートだった。

「あ~だこ~だ」と色々気をもんだが、

蓋を開ければ皆さんそれぞれ

ベストを尽くし楽しみながら

関わって下さった。

にいやの理想形だった。

皆さんの思いに応える為に

パフォーマンス内容に私の

責任がある。

そのミッションを完了したと

感じて安堵している。

「心に春を呼び込むコンサート」

と銘打っていた企画。

私の心に春風が吹いたのだった。

この熱量を糧に次なるステージへ

臨みたいと思う。

まだ見ぬ町へ街へ、

あたたかい風を届けに行きたい。

それがにいやの理想形。

 

 


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