あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

火事場のバカ力に期待して。

2022-11-28 | 私が歌手

多忙だ。

明日はお寺の法要で歌わせて

いただく。

何か月も前にオファーを頂戴した。

法要のライブは得意なジャンル。

選曲はそれほど困難ではなかった。

が、アルバム「生かされて」から

歌って欲しいと言われていた。

アルバムから毎月1曲づつ

檀家さんに配布される印刷物に

歌詞を載せて下さったようだ。

それを承知していたはずなのに

「アミターバ」を「TOUZEN」と

勘違いして選曲をしていた。

少し前に気づいた。

「TOUZEN」は東漸と書く。

副タイトル「仏教東漸」は

仏教が大陸(西)から日本(東)を

目指すという熟語だ。

「生かされて」に挿入したのだが

私の無知から「TOUZAN~仏教東斬」

と印刷ミスのまま出来上がった。

1000枚作り直した経緯がある。

おかげ様で奇跡的に完売した。

ミスしたCDも値引きして販売。

残り30枚ほどか。

うっかり「アミターバ」を歌う

ところだったが間に合った。

しかしながら歌うのは10年ぶり。

歌詞を覚えなおしているところだ。

それと別に楽譜の束から古い作品が

出て来た。

なんちゃって「白拍子」だ。

そういえば10年ほど前、

「平家と浄土信仰」をテーマに

アルバム制作を思い立ち挿入歌を

いくつか書いた中のボツ作品だ。

他にもまず歌ったことがない

「いろは祝詞」←作曲した。

これに合わせて白拍子を

歌ってみたらぴったりだった。

「阿弥陀様」を歌っているのだし

お寺で歌おうと決めたのは3日前。

本番は明日。

自分で書いたのだし短い歌だが、

どうしたことか歌詞が頭に入らない。

事故をしてしまい目下代車。

右往左往する時間中にCDで

聞きながら覚えることが多いが

この台車にはCDデッキがない(涙)

このところ片道1時間以上を

往復すること3回。

6時間も無為に走った(涙)

一旦帰宅するや母と麻呂が

私にどうにかして欲しいと

切に願っているから、

歌の練習に集中できない。

そして「白拍子」は通常

歌と踊りの融合をいう。

平安期の流行歌で今ならば

韓国&日本人のユニット「ニジウ」

という感じかな。

踊らなくてはいけないが

経歴がないから振り付けの

手持ちがない。

ユーチューブで「浦安の舞」を

見つけた。

少しだでもなんちゃって白拍子の

雰囲気が出ないかと

苦闘中だが、

明日に間に合うんだろうか。

歌ってなんぼだから舞は

あきらめるべきかもしれない。

その次のライブは12月4日

の歌会。

こちらでも「使える歌」だけれど

あまりに日数と時間がタイト。

ライブ本番にはこの準備が

付きまとうが誰にも頼れない。

忙しい私にくだらない用事を

くりかえす母には相当イラっ

とする。

一瞬の達成感の為にエネルギーと

時間を切り売りする。

そんなこんなで

苦しみながら楽しんでいる。

「泥縄式ライブ」はさて

どのようになりますやら。

 


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