あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

介護な休日

2023-10-21 | 愛犬がいる暮らし

日曜日。

8時間半睡眠で爽快な朝を迎えた。

平日、少ない日は2時間。

最大でも6時間は眠れないので、

昼間意識不明の重体に陥るか

運転しながら意識が遠のく

なんてこともある。

起きて洗髪や洗濯、掃除を

完了したらもう11時。

空腹だ。

「薬膳カレー」というネーミングに

魅かれて買ったカレー粉で

母とカレーライスを食す。

ルーの塩気が多くてイメージと

ちょっと違った。

今日一日を有効に過ごしたい。

目下、創作モードに入ろうと

している。

作りかけの歌がある。

それがずっと気になっている。

気になりながらもキッチンを

片づけて麻呂に食べさせて

おしっこ行かせて・・。

それでも間隙をついて廊下に

おしっこなさっていた。

失敗したという顔をして

私から逃げる麻呂。

彼を傷つけないように

「はい、大丈夫!」と雑巾がけ。

曲作りが気になりながらも、

母につきあってテレビを見る。

「86歳だ思うとる」と

決然と言い張る母だが、

9月で88歳になったのです。

米寿だ。

町からお祝いをもらった。

それでも認めない母の為に

ネット検索をしたら間違いなく

88歳だった。

母は大笑いした。

そうこうしながら気になっていた

夏物を片づけた。

で、あまりに汚い母の髪の毛を

洗って足の爪を庭で切った。

最近家の周りに大きなカマキリが

いついている。

カマキリも生きとるーと母。

母の数少ない仲良しさんが

亡くなったり、

デイサービスに行っていた人が

自死したそうで、

命の重さやありように思いを馳せる

母なのだった。

で、庭にある菊の鉢がちっちゃくて

ずっと気になっていたので

大きな鉢に植え替えることにした。

土を畑に取りに行った。

見栄えがかなり良くなった。

「良くなったでしょ」と母に自慢。

気が済んだ。

土を取る時に野菜も採った。

泥を落とすために水槽につけいが、

水槽が汚かったので洗った。

菊や野菜や他人の頭や爪の世話を

している場合ではない。

曲作りが気になるんだってば。

が、今度は麻呂がリビングで〇ンチの

体勢だ。

外に連れ出した。

りっぱなのをなさって母と大いに

喜んだ。

それからパソコンで歌を検索。

ボイストレーニングのグループ

レッスンを月1回行って2年くらい。

個人指導を始めたばかりだ。

歌いたい歌とのことで知った

カノエラナ「恋する地縛霊」。

私もチャレンジしたくなった。

歌詞とコードをチェック。

で、またしても麻呂よね。

排泄のリアクションが

薄くなったのだが奇跡的に

キャッチした。

外に連れ出す。

そうこうしていたらお腹がすいた。

まだ午後4時。

薬膳カレー(塩味多め)の残り

推定2人前を食べきった。

もう夕方の気配になっていた。

朝から色々気がかりを片付けた。

麻呂は頸椎の痛みから復活。

元気だ。

母(の脳)も調子が良い。

ああ、良い一日だったと

空を見上げる。

麻呂は2回目の〇ンチ。

便秘が治って良かった。

何か匂うのか藪に鼻先を突っ込んで

嗅ぎまわっている。

藪は石垣の上にあって、

向こう側は崖になっている。

向こう側へ回り込む麻呂に、

「危ないよ。落っこちるよ」と

言ったのと同時に転がり落ちた。

崖は私の身長以上の高さだが

麻呂が脱力していたので

コロンと転がって無事だった。

枯草まみれになった彼を

抱き上げた。

リードなしで敷地内を散歩させている。

排泄が終わったらたいていすぐに

帰ってくる。

が、たまに何分も帰ってこない

ことがある。

田んぼの脇は池だ。

母が大いに心配した。

母一人の時は転がり落ちても

気づかない可能性がある。

使っていないブロックを崖の

ふちに並べた。

それから夕ご飯を用意。

とって言っても私は二度目の

夕食だ。

頂いた栗と拾ったのとで栗ご飯。

間引いた大根で浅漬けという

シンプルさ。

充実した一日だった。

夜は創作よりも大事なビールタイム。

今日もできなかったな。

全てはアナザー・デイ(別の日に)だ。

気分さえ整えば歌はどこからか

下りて来て瞬時にできると、

信じてやまない。

おほほ。

 


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