リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

滋賀県の川にはミズガキがいない

2007-07-31 18:59:44 | 琵琶湖”逍遙”撮影記
 昨年の夏、琵琶湖の流入河川で探し回って撮影できなかった生き物がある。
ミズガキ つまりは 河川遊泳型児童だ。
 近くに琵琶湖があるからかも知れないのだが、いい具合の川があっても子どもが泳いでいない。お隣の岐阜県なら絶対にこの辺りにはいるだろうという場所にはミズガキを見ることができる。

 不思議に思って、小学校の先生に聞いたところ滋賀県は川で泳ぐのを禁止しているという。ミズガキの分布地域ではないということだ。道理で川で泳ぎそうな子どもがいたのでカメラを持っていったら、逃げられてしまった。

 以下記事は残念な事故だ。
この記事の詳細はまだ判らないのだが、ミズガキ不毛の地から四万十に行って事故があったことが痛ましい。

 川で泳ぐことは危険でも難しいことでもない。ただ、学校で教えられてできるかというと、それはかなり問題があると思う。
 このところ滋賀県での、ミズガキ復活をもくろんでいたのだが、その道はまた遠くなったと思っている。

 


小学生2人がおぼれ重体 四万十川で体験学習中(朝日新聞) - goo ニュース

☆テキスト版
小学生2人がおぼれ重体 四万十川で体験学習中
2007年7月31日(火)18:36

* 朝日新聞

 31日午後1時ごろ、高知県四万十町昭和の四万十川で、滋賀県甲賀市信楽町の市立信楽小学校6年美馬沙紀さん(11)と同小5年藤田真衣さん(10)がおぼれたと消防に通報があった。駆けつけた消防署員が2人を引き揚げ、四万十町内の病院に運んだ。2人は意識不明の重体という。窪川署によると、現場は水深約1メートルで、流れは当時、比較的ゆるやかだったという。2人は甲賀市教委が企画した体験学習のキャンプに参加していた。この日午前11時過ぎに、引率の大人らとともに到着したという。
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2 コメント

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ミズオトナというより (ニイムラ)
2007-08-03 12:29:08
すでにミズジジイと化しつつあるみたい。mizujijiiこの語感も面白いなあ。何となく暑苦しくて良いかもしれない。ロゴマーク作ってもらおう?
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Unknown (masa)
2007-08-01 23:01:39
ミズガキは全国的に減少の一途ですね。
吉田川のミズガキ密度はスゴイ。
ニイムラさんを見習ってミズオトナを目指します。
返信する

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