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BRT構想の問題点 その3 ゴマカシの訴訟対応

2014-08-16 10:55:26 | 脱イベント行政、BRT・連節バスの中止を
 連節バス、BRTいずれも税金を無駄遣いするだけで、有害無益であることはこれまでも説明しました。

 篠田市政のひどさは、その批判を避けるため、トコトンごまかしを続けているということです。

 現在、新潟市民オンブズマンが、新潟市長篠田昭を被告とし、連節バスにかかる費用の支出差止めなどを求める訴訟を提起しています。

 その中で、オンブズマン側は、通常のバスで2分間隔で運行した場合に団子状態となる証拠を出すよう市側に求めました。それを受け、市側は、バスが団子状態になった状態を撮影した写真を証拠として提出してきました。その写真を見ると、確かに、多少、団子状態となっていることはうかがわれます。しかし、既に指摘したとおり、団子状態になることの問題は、バスが遅延することです。そして、市のシミュレーションによれば、2分間隔で運行した場合でも、3分間隔で運行した場合と比べ18秒しか遅延が発生しないのです。訴訟で市が出してきた資料では、団子状態となることによってどの程度遅延するのかは全く明らかになっていません。市は18秒しか遅延しないというシミュレーション資料を持っているのですから、証拠として出すべきではないでしょうか。市は、シミュレーション結果を出すと2分間隔による運行で支障が生じないことが明らかとなり、自分らに不利になるため、自分たちに都合のよい写真だけを証拠として出してきたとしか思えません。

 税金の使途にからむ公的な訴訟においても、あくまでも連節バス導入にとって不利なデータは隠ぺいし続ける姿勢は到底説明責任を果たしているとは言えないでしょう。

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