新潟久紀ブログ版retrospective

ほのぼの育児応援8(爺と初の二人きり散歩)2022.1.23

●育児支援も1年半。そろそろ爺と二人だけでも大丈夫かな。

 冬の新潟での子育てでの難題は、やはり雪や雨風などが続く天候の悪さ。どんよりと垂れ込める厚い鉛色の雲や、雪降る前の雷鳴のとどろきに、太平洋側育ちの人が生活してみると気が滅入ったりする者もいるという。
 それでも、それが当たり前の新潟で生まれ育てば、厳しい気候や環境にも耐えうる心身が培われるし、風雪と晴れ間が交互に訪れる冬型の天候らしい"緩急"の妙などを感じていると、苦あれば楽ありの摂理と、生きていくということのダイナミズムのようなものを感じられるのだ。
 そんなわけで、育児支援する幼子には「わんぱくでもいい逞しく育って欲しい」と願う爺なのだ。


☆☆☆ 今日この頃のエピソード ☆☆☆

☆爺と初散歩20220123の1「起動編」
 母親から離してどのくらいもつか…。子育てで気になるところだが、冬の新潟で屋内も退屈となり運動不足がちな一歳半児を爺が散歩に誘うと、なんと喜んでコートとマフラー、ブーツを着せられ始めた。母親や婆を振り返るでもなく、爺の手をつかんで二人きりのエレベーターもニコニコ乗るから感心した。

☆爺と初散歩20220123の2「決意編」
 育児支援をする一歳半児を爺は単身散歩に誘い出せたが、それでも、母親の居る建物から離れるにつれて不安になり始めるのではと小さな顔を覗くとニコニコで、先に行こうとばかりに赤い手袋をした左手を前へと差し出し歩く。これなら大丈夫と、車通りが心配な交差点で抱き上げて意を決して渡るのだった。

☆爺と初散歩20220123の3「到着編」
 凍える寒さの雪降りが空けて雲間から青空と日差しが届く日曜日の午前。新潟にありがちな冬の緩急だ。育児支援をする一歳半児の手を引いて訪れた家から歩いて数分の公園は、降雪がお日様に照らされてまぶしく風も無いので背中もぽかぽか。ザクザク踏みしめる音に恐る恐る小さなブーツを進める幼子だ。

☆爺と初散歩20220123の4「楽し編」
 育児支援する一歳半児と爺が初めて二人きりで、うっすら雪化粧した近所の小さな公園をお散歩。人の居ない午前中は雪の上で鳩が何かをついばみ歩き、それをカラスが電柱から眺め、ムクドリ?の数羽が群れて時折行き交う。遊具など無くとも静寂にしゃがんでそんな景色を眺めるだけで楽しそうな笑顔だ。

(「ほのぼの育児応援8(爺と初の二人きり散歩)2022.1.23」終わります。「ほのぼの育児応援9(つれない爺には驚愕の絶望ポーズ)2022.3.12」に続きます。)
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