今朝、8時40分ごろ、夜勤(宿直)明けの私が自転車で帰宅する途中のことでした。
道路の反対側の歩道を、3人の母子が歩いていました。小さな女の子はランドセルを背負いお母さんの後ろについて歩いています。少し遅れて、中学生のお兄ちゃんが制服姿でリュックを背負い歩いていました。
どうやら、駐車場に向かっているようです。3人とも、元気があるようには見えません。”きっと、朝寝坊をしたのかな” などと想像していました。”自動車で送ってもらえば、一時間目には何とか間に合うかも”とも。
学校へ行くって、大変なことなんだなあと、思ってしまいました。
昔、私がまだ、中学生のころ、いや、もっと前かも、5~60年ほど前、京都府の知事をしていた蜷川虎三さんは、学校を「恋人に会うように、いそいそと通えるところにしたい。」と言っていたことを思い出しました。
ある不登校の少年が、「楽しかったら学校に行けるんや。」と言っていたことも。