不登校問題を考える・子ども応援センターTomorrow 

不登校問題への提言・問題提起/不登校の親の会「こぶしの会」/不登校・ひきこもりの人たちの居場所「水曜塾」の活動紹介

もうすぐ2学期、人命こそ第一。休んでもいいのですよ!

2021-08-20 10:53:12 | 提案

来週あたりから、2学期が始まる学校もあるでしょう。学校が始まることにワクワクしていますか。そういう人もいるでしょうが、多くの人たちは、新型コロナが気になっているのではないでしょうか。

新型コロナウィルスの感染状況は、10歳以下や10代の人たちも多く感染しています。学習塾やクラブ活動などでの感染拡大も起こっています。年寄りが多く感染していた状況から、若い人幼い人達へも感染が広がっているのが今の状況です。

そして、今、家庭感染が広がっています。外で働いたり活動していた家族から子どもが感染する状況も多くなっています。2学期が始まると、逆に、子どもたちから家族へ感染していくことが懸念されています。

政府や行政は、新型コロナを抑え込むことができませんでした。そして、今や、お手上げ状態が続いています。私たちは、「自分の命は自分で守る」という状況に追い詰められていると言っても過言ではありません。

今、私たちが、自分の命を守るためには、新型コロナに感染しないためには、人との接触を極力控えることしか手立てがありません。

そこで、提案です。

命を守るために、命を守る行動、活動以外は、今は控えましょう。

学校は休みましょう。仕事も休んでいいのです。

「命を守る」こと以上の意義のあることはあるでしょうか。

毎年、今頃になると、子どもの自殺防止のためと称して、「無理して学校へ行かなくてもいいです。」「学校を休んでもいい。」というキャンペーンが行われています。新型コロナが流行してからは、文科省もコロナ感染を心配しての欠席を容認してきました。でも、最近は、一向に耳にすることがありません。

今、新型コロナ感染が爆発的な状況の中、「自分の命を自分で守る」ために、自分が判断し、自分が行動することが大事です。

命を守りましょう!


不登校政策と重なるコロナ対策!?

2021-08-15 13:35:53 | 雑感

 昨日は、新型コロナ感染状況と政府の無策について、不登校問題と離れて記しました。しかし、政府の新型コロナウィルス感染症に対する姿勢(対策)が、文科省(国)の不登校政策と重なって、私には見えるのです。

 コロナ対策における政府の姿勢に欠けているのは「国民の命を守る」という視点だと、指摘しました。この視点に立てば、自ずとするべきこと、やらなければならないことが分かるはずです。民主主義の基本です。政府には権限も資金もあります。それが出来ていないのは、やる気がないのではなく、「国民の命を守る」という基本的視点を欠如しているからです。

 これは、不登校政策にも通じます。2019年、不登校の小・中学生は18万人を越えました。その時、文科省は「不登校児童生徒への支援の在り方について」という通知(不登校政策)を出しました。その主たるものは、「学校へ戻ることを支援の基本としない」というもので、「学校以外に学ぶ場があるので、学校へ来なくても、フリースクール等で学んでもいいのだよ」という方針を初めて示しました。

 不登校18万人の中で、フリースクールに通っている子は、わずか7千人しかいません。後の17万人以上の子どもたちは、学ぶ場が保障されていません。政府は、他にも、自治体が作っている教育支援センター(適応指導教室)もあるし、これから整備もしていくから、と言っています。教育支援センターに行っている子もそんなにいません。

 不登校の子どもたちが望んでいるのは、学校に行って、友だちと一緒に学べることです。誰もが楽しく通える学校、誰もが大事にされる学校、わからなくても、出来なくても、私に寄り添ってくれる学校なのです。18万人もの子どもたちが通えない学校をそのままにして、学ぶ場は学校以外にもあるから、自分で探して学びましょう。これが、この国の不登校政策(不登校支援)の現実です。

 どこか、コロナ対策と似ていると思いませんか。

 子どもの気持ちに寄り添えないような、人の命を大事にできないような、そんな人たちが、この国の在り方(政策)を決めているのではないかと思えてなりません。子どもの気持ちに寄り添ったり、人の命を大切にするってことは、民主主義の基本なのに。そして、子どもをはじめ国民は、この国の主権者なのに。

 日本の国の在り方ってどこか間違っていないでしょうか。

 


コロナ感染者2万人超…何をなすべきか

2021-08-13 20:45:08 | 雑感

8月13日(金)、新型コロナ感染者は全国で2万人を越えました。京都府は450人、私の住んでいる亀岡市は21人を数えました。昨日の死者数は24人でした。

このような事態に、コロナ対策に当たっている専門家たちからは、「災害級の事態」とか「制御できない」とか「絶望的」などという発言が続いている。

政府はコロナに対して無為無策であることは、この1年半の様子を見ていて明らかです。専門家も名ばかりで有効な対策は打てていません。国民は行動制限を受けるばかりで「自分の身は自分で守る」しかない状況におかれています。

経済的に追い詰められている国民は多くいます。精神的に追い詰められている人たちも多数います。

新型コロナに対する対策は、「誰もがコロナに罹る可能性がある」「人命を守ることが第一だ」を基本に考えれば、おのずから明らかでした。①コロナ感染者を見つけ出すための検査をすること ②感染者の治療を行う医療体制を確立すること です。 

そうした基本的なことを当初から準備し、対処方法を示していれば、今になって慌てふためくことはなかったでしょう。そうしたこともわからず、最初にやったことは「全国一斉休校」でした。政府や行政がしなければならないっことをやらないで、国民の行動規制を感染対策の第一にしたものですから、その後も、今日に至るまで、そして最後には、「自分の身は自分で守るように」というのですから、開いた口がふさがりません。

もはや、感染拡大を防ぐためには、「ロックダウン」しかないのではないでしょうか。

政府や専門家には「ロックダウン」を行う気概も勇気もありません。昔なら、「一揆」が起こっても不思議ではありません。近代社会なら、「ゼネスト」でしょうか。

もはや、政治家も専門家も当てにならない状況なら、国民が、自ら「ロックダウン」を行うしかないのではないでしょうか。国民による「ゼネスト」の決行です。「人の命を守る」以外の一切の行動の停止です。仕事を休める人は休みましょう。学校を休める人は休みましょう。「人の命を守る」以外の活動を辞めましょう。ただし、「命を守る活動」は頑張りましょう。

まず、私自身からはじめてみます。

今日のニュースを聞いて、このように感じました。