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旅、香港、上海、中国、日々の出来事… 色々語っていくブログ

中国旅写真集 2007-2015(その5) ~開平・桂林・三江・四川~

2016年03月13日 19時33分29秒 | -旅日記-
その4はコチラ→ http://blog.goo.ne.jp/new-beatle1978/e/df2f4edd37fe0d43ec2b35a9e52dfb60

香港に住んでいた2008年~2011年の約4年間にも、中国の様々な場所を旅しました。


■ぶらり一人旅 ~世界遺産・開平~

中国国内にたくさんの世界遺産がありますが、中国南部の中心である広東省唯一の世界遺産であるにも関わらず、あまり知られていない開平。
「開平の望楼群と村落」という名称で世界遺産登録されています。

開平(Kaiping)は、広州などの大都市がある珠江デルタ地域の西のはずれに位置し、市街地を除けば見渡す限り水田が広がっている片田舎です。
かつてこの一帯に住む人たちが華僑として海外へ渡り、一部の華僑は財を成して開平へ戻り、彼らによって望楼と呼ばれる中洋折衷の要素と
要塞のようなの独特な建築物が建てられました。それらが世界遺産となっているのです。

開平へは、香港の隣・深センのバスターミナルからバスで3時間。
そこからローカルバスに乗り換え、さらに望楼は田園地帯に点々と建てられていてるため、バイクタクシーをチャーターして巡った日帰り旅です。
田園地帯をバイクで疾走するのはなかなか気持ちよかったです。

ブログ記事:
ぶらり一人旅~世界遺産・開平(その1~2) → http://blog.goo.ne.jp/new-beatle1978/e/dc10ef4ce5ee679a12bf3fc98d0af7f7


水田地帯の中に建つ望楼。



中洋折衷の見た目とともに要塞のような特徴も持つ望楼。



赤坎(Chikan)という町は、町全体が西洋建築群。




■桂林と三江トン族を訪ねる旅

香港から飛行機でたった一時間で着く広西チワン族自治区・桂林は、ご存知、水画のような雄大な景色が広がる、正に「ザ・中国」という超有名観光地。
その桂林からバスを乗り継いで5時間。トン族という少数民族が多く住む三江という村を訪れ、のどかな農村の風景を楽しみました。

トン族の村といえば、「風雨橋」と呼ばれる屋根付きの正に風雨に堪えられる頑丈な造りの橋。

トン族の村で宿泊予定の旅館が泊まれないというハプニングもありつつ、急きょ紹介された民宿ではトン族の旦那さんとミャオ族の女将さんに
とても優しくしてもらいました。

ゆったりと時間が流れるトン族の村の風景は、どこか日本の風景にも似た、懐かしい気持ちになる旅となりました。

ブログ記事:
桂林と三江トン族を訪ねる旅(その1~5) → http://blog.goo.ne.jp/new-beatle1978/e/8994a86677b938d4da62b5c8fd179fb6


山水画のような桂林の景色。



三江トン族の村ではトン族伝統の歌と踊りを鑑賞。



三江トン族の村のシンボル、程陽風雨橋。



朝靄の包まれる風雨橋。



トン族の村は日本人にとってどこか懐かしい風景。




■四川省めぐりの旅

中国西南の内陸部にある四川省といえば、歴史と自然の世界遺産、激辛四川料理、そしてパンダ。
見所がたくさんある観光資源豊富な四川省ですが、今回の旅では世界遺産、四川料理、パンダという主要スポットにプラスアルファして
四川省にしか無いもの、、、山奥の炭坑の村を走る小さな蒸気機関車・嘉陽小火車を見に行きました。

世界遺産は、2000年以上前の紀元前に造られた巨大水利施設・都江堰、巨大な大仏・楽山大仏を訪れ、
四川省の省都・成都では、激辛四川料理の代表ともいえる激辛麻婆豆腐を食し、パンダ繁殖研究基地で木登りパンダを見ました。

プラスアルファの嘉陽小火車は、楽山からバスで2時間走った場所にある犍為という小さな町から、さらにローカルバスで走った山間部の
炭坑エリアを走っている路線。
山奥のため周囲には車が走れる道路が無いため、周辺住民の重要な足ともなっていて、小さな蒸気機関車が煙をモクモク吐きながら
今も現役で力強く走っています。

3泊4日(うち1日は移動のみ)の短い期間に盛りだくさんの予定を立ててしまい、かなり慌ただしい旅となってしまいましたが、
中身の濃い充実した旅となりました。

ブログ記事:
四川省めぐりの旅(その1~5) → http://blog.goo.ne.jp/new-beatle1978/e/475d0b7bd0474725e480e32fb8a5070c


1200年前に造られた世界一巨大な大仏、楽山大仏。



成都郊外のパンダ繁殖研究基地では、木に登ったり動き回るパンダを見ることができる。



煙は吐きながら疾走する嘉陽小火車。



嘉陽小火車は今も沿線住民の大切な生活の足。



山間部の古い炭坑を結ぶ嘉陽小火車の線路。



次回は引き続き、香港在住時に訪れた中国各地を紹介します。


(つづく)



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