イギリス植民地・香港が成立して170年、イギリスから中国へ返還されて17年。
これまで自由都市として発展してきた香港が、彼らの将来を占う上での節目を迎えている。
※香港の歴史について過去の記事はコチラ↓
「香港歴史博物館で、香港の歴史を辿る。」(リンクその1)(リンクその2)(リンクその3)
2017年に予定されている香港のトップ(行政長官)を選ぶ選挙の実施方法について、
民主派が立候補でき . . . 本文を読む
急なご連絡ですが、まもなく香港を離れることになりました。
3年と数ヶ月いた香港。
雑踏の街並、二階建バス、やかましい広東語、国際色豊かな人々、海に行き交う船、見上げる高層ビル…。
そして友達に仕事仲間たち。
楽しい香港生活も残りわずかです。
一旦日本へ戻ることになります。
前職を離れて上海へ行ってから4年以上経ちますが、久しぶりの日本をゆっくり堪能しようと思います。
香港での生活は一生忘れ . . . 本文を読む
香港ランタオ島の南に位置する小さな離島、長洲島(チュンチャウ島)は、ふだんは香港ののどかな漁村の一つであり、香港中心部から近場のリゾートの一つですが、この静かな島が1年に一回、饅頭祭(正式名:長洲太平清醮)というお祭りで大いに盛り上がります。毎年、旧暦4月8日の仏陀誕生日前後の5日間で長洲饅頭祭りは開催されます。この期間に小さな長洲島に数万人の人たちが押し寄せるそうです。中でも仏陀誕 . . . 本文を読む
日本はゴールデン・ウィーク真っ只中ですが、こちら香港も労働節の3連休中です。せっかくの休みなので、少し遠出をして、香港郊外の西貢(Sai Kung)まで行ってきました。うちの嫁さんが日本語教師をやっていて、その香港人の生徒夫婦(陳さん/譚さん)がうちら夫婦を西貢の海鮮料理屋に連れて行ってくれるということで、喜んで参加させてもらうことにしました。当日、MTR九龍塘駅で陳さん夫妻と待ち合わせ。陳さんは . . . 本文を読む
香港歴史博物館のクライマックスは、日本の敗戦で再びイギリス統治下に戻った香港が、様々な混乱も経ながら経済発展を進めていく様子と、1997年にイギリスから中国へ返還されるまでの歴史を辿ります。■戦後の混乱期日本の降伏後、イギリス軍は香港に上陸し、再びイギリスの統治が始まりました。戦後すぐに中国大陸では国民党と共産党の国共内戦が始まり、混乱を避けて多くの人々が香港に流入しました。終戦直後の1945年に . . . 本文を読む
博物館の3階部分では、イギリス植民地・香港が成立してから近代の発展の様子、日本占領時代を経て、戦後の都市化、そして中国返還までの香港の歴史を学ぶことができます。■アヘン戦争と香港の割譲18世紀、世界の中でいち早く産業革命を成功させたイギリスは、世界各地へ進出し、貿易、植民地化をすすめていました。中国では香港の北にある広州にイギリス商館を建て、ここを中心に貿易を行っていました。当時、イギリスでは上流 . . . 本文を読む
世界の国々にはそれぞれの歴史があり、歴史を辿るとその国をより理解できる…。日本の天皇家のように万世一系続いてきた歴史もあれば、中国のような数千年間易姓革命で王朝交代を繰り返す歴史もある。また、18世紀に建国された歴史の浅いアメリカのような国もある。香港はというと、中国の一部でありながら、イギリスの植民地となり、その植民地化のおかげで大きく発展したという複雑な歴史を持つ。ということで、ここ香港の歴史 . . . 本文を読む
2月も終わりに近づき、香港は暖かくなってきて短い春を迎えています。ところで先日、ゴールドコーストに行って来ました。といっても、美しい砂浜が続くオーストラリアのゴールドコーストでもなく、アフリカの西海岸でもありません。香港にもゴールドコーストがあるのです。漢字ではそのまま、「黄金海岸」と書きます。香港のゴールドコースト(以下黄金海岸)は、新界地区の西側、屯門に程近い海岸線にあります。海を挟んで対岸は . . . 本文を読む
天気の良い休日。香港の小さな漁村、大澳(Tai O)という所に行ってきました。超高層ビルが至る所に建ち並ぶアジア有数の大都市、香港。そんな現在の香港も、かつては小さな漁村にすぎませんでした。香港を植民地としたイギリスは、アジアの貿易港として香港を発展させ、さらに戦後は急激に近代化、都市化を進めました。そんな中で、ランタオ島の西の端にある大澳は、アクセスの不便さから、香港の近代化から取り残され、水上 . . . 本文を読む
とある休日。
無性にピザが食べたくなって出かけました。
海が見たくなって砂浜へ出かけました。
11月。香港は紅葉どころか、草木はまだ青々と茂っています。
もう夕暮れ。
休みの日は時間が経つのが早いなあ。。
. . . 本文を読む
引き続きモノクロ下町歩き。
昔ながらの茶餐庁にて。
真剣に品定めしているおっちゃん。
何を選んでいるかと思ったら紙おむつだった。。孫のためかな?
公園の一角に中華風の建物がある。
そこで優雅に読書をしているオヤジたちがたくさんいた。
店の開店を待つ丸テーブル。
日が落ちる頃に路上に丸テーブルが並べられにぎやかな宴が始まる。
スキがあればどこにで . . . 本文を読む
香港の下町をモノクロで撮ってみた。
香港の活気ある街市(市場)を歩いた。
でかい煮干しのような魚がたくさん並ぶ。
肉屋では肉の塊が店先に吊るされていた。
果物屋では半裸のおっちゃんが威勢の良い声を揚げてお客を呼び寄せていた。
果物屋のオヤジの渋い背中。
街市はいつも買い物客でいっぱいだ。
みな大量の買い物をして帰っていく。買い物した荷物の整理 . . . 本文を読む
香港に許留山(ホイ・ラウ・サン)というデザート専門店があります。
マンゴーを中心としたフルーツ・デザートのお店で、香港の至る所にあります。
この店のマンゴーデザートがとてもおいしく、週1回ぐらいのペースで通っています。
今日も妻と二人で行って来ました。
目立つ店の看板。
写真付きのメニューがテーブルに挟まっていて、分かりやすい。
マンゴーが店のマスコットです。
トイレの案内な . . . 本文を読む
香港は7月に入ってほんと天気がいいです。
真夏の青空が広がっています。暑いですが。。
最近は、仕事→飯→寝る→仕事… の毎日。
超運動不足で体が鈍りまくっているので、身体を動かしたくなった。
そんな折、カメラ好きの香港人スタッフから、郊外の景色がきれいだから行ってみるといいよと勧めてくれた。
そこで、郊外に出て自然の中を歩きつつ、きれいな景色の写真を撮ろう!と思い立ち、
カメラ片手にさっ . . . 本文を読む
今や観光スポットにもなっているヒルサイド・エスカレーター。
香港島の中心地セントラルから、山の手高級マンションエリアのミッドレベルまでを結ぶ
全長約800mのエスカレーターです。
ただのエスカレーターじゃないかと言われるとそうなんですが、ヒルサイド・エスカレーター沿いには、
昔ながらの茶餐店から、多国籍なレストラン、おしゃれなカフェ、雑貨・インテリアショップ、ギャラリーなどなど、、
たくさ . . . 本文を読む