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旅、香港、上海、中国、日々の出来事… 色々語っていくブログ

シルクロードひとり旅 〔13〕 =パキスタン・桃源郷フンザ編(1)=

2012年03月31日 16時27分41秒 | -旅日記-
■フンザを散策 爽やかな朝。 部屋のバルコニーから外をのぞくと、真っ青な空から柔らかな日差しが差し込む。 青々とした木々の背後に勇壮な岩山がそびえ立ち、さらにその背後には天まで届きそうな高さの美しいラカボシ山が見える。 昨日までのキツイ移動の連続の日々は遠い過去のようだ。 桃源郷のような美しい景色を眺めていると、ふと今自分がいる場所がどこだか分からなくなってしまう。 とある場所に、緑 . . . 本文を読む
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シルクロードひとり旅 〔12〕 =パキスタン・フンザ谷への道 編=

2012年03月25日 15時58分47秒 | -旅日記-
■スストの朝 パキスタン・スストで迎えた朝。 前日、移動の疲れなどで早く寝たため、朝は早起き。 顔を洗って部屋の外へ出ると、ホテルのオーナーであるサリームが中庭で洗濯をしていた。 「グッド・モーニング。朝飯は食べるか?」と、サリームは笑顔で話しかけてきた。 「パキスタン式ブレイクファーストを作ってやるよ。」と言って、サリームは厨房へと入っていった。 朝ごはんができるまで、ホテルを出て周囲を . . . 本文を読む
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シルクロードひとり旅 〔11〕 =パキスタン・クンジュラブ峠 国境越え編=

2012年03月22日 21時13分31秒 | -旅日記-
■タシュクルガンで中国を出国 いよいよこの日は中国を出国して、パキスタンの国境の町スストを目指す。 タシュクルガンの朝は寒い。 6月も中旬に差し掛かっているこの日でも朝の気温は10度以下。 でも空を見上げると雲ひとつない青空が広がっていて、さわやかな朝だ。 そんな朝をちょっと早起きして、1晩泊まった交通賓館をチェックアウト。 カラコルム・ハイウェイ沿いを歩いて、街外れにある出入国管理局の建物 . . . 本文を読む
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シルクロードひとり旅 〔10〕 =タシュクルガン・カラコルムハイウェイ編=

2012年03月18日 00時41分15秒 | -旅日記-
■カシュガルからの旅のルート カシュガルは中国の西端に位置していて、ここからさらに西へ進むと中国を出国することになる。 そのカシュガルで2日間過ごし、これから先の旅のルートを考えた。 この先、具体的には主に3つのルートが考えられる。 1.北上して国境を越え隣のキルギス共和国へ向かうルート。 2.東へ向きを変えタクラマカン砂漠沿いに南東へ向かい、南疆のオアシスの町を巡るルート。 3.カラコルム・ . . . 本文を読む
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シルクロードひとり旅 〔9〕 =イェキシェンベ・バザール編=

2012年03月10日 11時47分23秒 | -旅日記-
■「日曜バザール」と名付けられたバザールの村 カシュガル滞在2日目。 この日は日曜日。シルクロードの日曜日といえば「日曜バザール」。 オアシスの民が集まり、露天が開かれ、様々な物品が並べられ、買い物客で賑わう。 この日曜バザールを散策するのがシルクロードの旅一番の醍醐味だ。 カシュガル市内にも週末バザールと呼ばれるバザールエリアがあって、ここも日曜日にはかなりの盛り上がりを見せるのだが、 4 . . . 本文を読む
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シルクロードひとり旅 〔8〕 =カシュガル・下町路地歩き編=

2012年03月04日 10時45分00秒 | -旅日記-
■中国の西の果て、カシュガル カシュガルは、新疆ウイグル自治区の西端、すなわち中国の西の果てに位置するシルクロードのオアシス都市で、その歴史は長い。 紀元前に中国名で疏勒(そろく)国という白人系民族のオアシス国家がこの地に存在し、シルクロードの交易で栄えた。 その後、匈奴・突厥など北方の遊牧民族国家や、中国王朝の支配下に入るも、砂漠・荒野に囲まれたオアシスという特殊な自然条件の下、 時代が変わ . . . 本文を読む
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