■早朝の天安門広場で国旗掲揚式を見る
昨晩は北京に到着してホテルで寝て終わった1日目だが、2日目から本格的に旅が始まる。
まだ外は真っ暗な早朝5時に起床。
急いで支度をしてホテルを出る。
なぜこんなに早起きをして出かけたかと言うと、北京の早朝イベント、国旗掲揚式を見に行くためだ。
国旗掲揚式は、毛沢東の肖像画が掲げられている天安門の南側に広がる天安門広場で、毎朝日の出の刻限に
中華人民共和国の国旗・五星紅旗が掲揚される儀式だ。
毎日朝早くから多くの人民たちが集結すると聞いていたので、良いポジションで見ることができるよう早めに出発。
ホテルの最寄り駅・東直門駅から地下鉄2号線に乗って、建国門駅で1号線に乗り換えて天安門東駅で下車する。
今や16路線が網の目のように北京市中心部を走る。地下鉄2号線は北京市の一番内側を回る環状線。
東直門駅で地下鉄2号線に乗車。早朝のためまだ乗客はまばら。
地下鉄1号線・天安門東駅で下車して、天安門へ向かう。
駅にはそこそこ人がいる。まさかみんな国旗掲揚式を見に行くんじゃないよね。。。と思いながら天安門方向へ歩くが、
皆同じ方に向かっているので、やはり国旗掲揚式を見に行く人民たちだった。
地下鉄駅から地上に出る。まだ日の出前のため真っ暗。
天安門の目の前に検問所があった。
その前には多くの人民たちが行列を作っている。
昔はこのような検問は無かったのだが、中国でも起こるテロを警戒してか、人が集まる場所の警備は年々厳しくなって来ている。
検問では手荷物をX線検査機に通して終了。
検問を過ぎると、右手に巨大な天安門が現れた。現代中国の象徴とも言える天安門。
天安門を訪れたのは実に16年ぶりだ。
薄暗い中でわずかにライトアップされて暗闇に浮かび上がっている。
この時、時刻はちょうど午前6時。まだ真っ暗。
こんな早い時間にも関わらず、国旗掲揚式を行う国旗掲揚台の周囲にはものすごい人の群れが。。。
あの人民の群れの中に飛び込むことは断念して、まだ人がそれほど多くない国旗掲揚台から大通りを挟んで
向い側の天安門側で国旗掲揚式を見学することにした。
ただし、国旗掲揚台からは若干距離が遠いのが残念。。。
気温が摂氏3度の寒く暗い中1時間近く待つ。
やがて少しずつ空が明るくなって来た日の出時間の午前7時。
車がビュンビュン走っていた天安門前の大通り(長安街)が公安によって通行封鎖され、いよいよ国旗掲揚式が始まる様子。
僕の周りにも多くの人民たちが集まっていて、固唾を飲んで開始を待つ。
やがて、天安門前の金水橋に国旗警護隊が登場。
国旗を持った国旗警護隊は一糸乱れぬ歩幅で行進し大通り(長安街)を渡って天安門広場の国旗掲揚台へ。
国旗がセットされれば、いよいよ掲揚の開始。
ここで、中華人民共和国の国歌「義勇行進曲」が大音量で流れ始める。
ジャジャジャ ジャジャジャ ジャーン・・・と前奏が終わったところで、国旗を持っていた国旗警護隊のひとりが、
勢いよく国旗を投げ広げて、国歌が流れる中徐々に上へ上へと掲げられていく。
国旗警護隊は国旗が最後まで掲げられるまで微動だにせず。
一方で、国旗掲揚式を見学しているたくさんの人民たちは、国歌「義勇行進曲」が流れている間、涙を流しながら大合唱をしている・・・??
かと思いきや、スマホやデジカメでの撮影に熱心なご様子。
強引に割り込んで撮影しようとする輩や、人にぶつけてもお構い無しで自撮り棒を伸ばしてくる輩など、
大合唱どころか、厳かに進んで行く掲揚式とは対照的な姿を見せつけてくれた。
天安門から人民たちの姿を見守る毛沢東は何を思うか。。。
勇ましい姿を見せていた国旗警護隊は、最後まで一糸乱れぬ行進で再び天安門へ戻って行った。
これで朝の国旗掲揚式は終了。
夕方の日没時間には、国旗降納式も行われるようです。
掲揚式が終わった頃には明るくなって、天安門前で撮影を始める人民たちがたくさん。
国旗掲揚式が終わったらすぐにまた地下鉄に乗って東直門のホテルへ戻り、少々休憩後、チェックアウト。
ここからこの旅の目的である北京郊外の万里の長城へ出発です。
■北京市郊外の古北口村へ
北京にある万里の長城で最も有名な八達嶺長城へは、鉄道やバスで比較的簡単に行くことができる。
今回訪れる金嶺山長城と臥虎山長城の拠点となる古北口村は、北京市と河北省の省境にあって北京市中心部から150km近く離れている。
まあ言ってみれば古北口村は首都・北京市に属しているけれど最も外れのど田舎であり、たどり着くにはバスを乗り継いで行かなければならない。
まずは、東直門のバスターミナルから、980路快車という路線のバスに乗って途中の密雲という町まで行って、
そこでさらに密25路のバスに乗って古北口村まで向かう。
東直門のバスターミナルに着いたのは8時半ごろ。
ちょうど停まっていた980路快車のバスに乗り込み、密雲という町へ向かう。
バスはある程度乗客が集まったところで出発。
密雲行きバスは、東直門バスターミナルを出て高速道路に乗って順調に走る。
外の風景は、しばらく走るとビルやマンションが建ち並ぶ風景から、だだっ広い畑が広がる風景に変わる。
それにしても、曇っているのか何なのか、モヤっていて見通しが非常に悪い。
中国の天気予報を見ると、なるほど、、曇りだけでなく、PM2.5のモヤもあるようだ。
画面右下の「空気質量」というところが、数値235「重度汚染」となっている・・・。
数値的にはこれはまだマシな方で、ひどい時には、数値が300〜500、赤字で「有毒害」と表示されることもある。
こんなところは人が住む場所ではない・・・と思えてしまう。
バスは渋滞にも巻き込まれず、東直門バスターミナルを出て約1時間半後、高速道路を下りて密雲県の中心街を走り出した。
密雲は北京市内の郊外県の一つ。
首都北京市に属する町だけども、田舎の地方都市という雰囲気を醸し出していて、
ここが大国中国の首都とは思えない。。。
バスは密雲の町外れにあるバスターミナルに到着。
ここから目的地の古北口村まではあと55km。
古北口村に行くには、ここでバスを乗り換えなければならない。
古北口村行きバス、密25路バスは密雲バスターミナル内ではなく、その隣を通る大通り・京密路沿いのバス停から乗らなければならない。
バスターミナルを出て京密路を渡り、密25路のバス停を探す。
いくつものバス路線が京密路を走っているのでバス停を探すのに少し彷徨ってしまったが無事バス停を発見。
密25路バスの停車バス停。汽車站から乗って古北口へ向かう。
15分ほど待っていると、密25路バスがやってきた。すかさず乗り込む。
ちなみに、北京中心部の東直門バスターミナルから乗った980路快車バスも、今乗り込んだ田舎路線を走る密25路バスも、
北京市交通カードが使える。というか全員交通カードを使って乗車している。
密25路バスは途中の村で市場の近くを通り、そこから市場で大量の野菜などの買い物をしたおばあちゃん達がたくさん乗り込んで来たが、
そのおばあちゃん達も全員交通カードを使っていた。
北京での交通カードの普及は徹底している。
バス車内の様子。
密25路バスは、途中くねくね山道を通ったり、巨大ダム湖の畔を走ったり景色を変えつつ古北口へ向けて走り続けた。
そして密雲のバス停を出てから1時間半。
古北口村近くまで来たようだ。
今回泊まる場所からの事前のメール案内によると、古北口バス停手前の古北口トンネルに入る前のYong Jun Roadで降りてください、
と書いてあったので、トンネルが見えて来たところで、バス運転手に「降ります!」アピール。
同じところで降りる地元民も一人いて、目的地で無事バスを下車。
古北口トンネル前のバス下車場所。
集落の入口。
■The Great Wall Box House(古北口長城団圓客栈)
さて、今回の旅最大の目的「廃墟万里の長城巡り」の拠点となる古北口村での宿泊場所だが、
長城は首都北京とは思えない片田舎にあり、ちゃんとしたホテルに泊まれるなどまったく期待はしておらず、
ボロい民宿での宿泊も覚悟していた。
しかし、たまたまネットで発見した一軒のゲストハウスが田舎の宿泊場所とは思えない雰囲気ですごい良さげだった。
宿泊者のコメントを見ると欧米人バックパッカーも宿泊しているようだった。
ということで、迷わずネットで予約。
そのゲストハウスの名は、The Great Wall Box House(中国語名:古北口長城団圓客栈)。
予約をすると、JOEさんというゲストハウスのオーナーから英語でメールが飛んで来て、
古北口までの行き方など詳しく説明してくれた。
さらに長城巡りについての質問なんかもメールで親切に対応してくれた。
そんなことで、バスを降りて、JOEさんの事前の説明通りにゲストハウスのある場所まで歩いて行く。
うーん、、なんだこの田舎道は。。。
道は間違っていないよな・・・と、少々不安になる。
振り返ると、長城っぽい建物が見えた。新しい建物なので長城に似せて建てられた建物だろう。
その奥の高い山の頂上には、モヤっていて見えにくいが、万里の長城の櫓らしき建物がうっすら見える。ちょっとテンション上がる。
何の特徴もない田舎の村。
でもすぐ裏の山には長城の建物らしきものも見える。
しばらく道なりに歩いて、この道で合っているのか不安が高まって来たところで、
ちょうどゲストハウスの看板を発見。ほっと一安心。
ゲストハウスの入口。
村の古民家をリフォームしたThe Great Wall Box Houseは、ちょっと南国っぽいカラフルな建物が並んでいて、
外の古びた村の景色とは別世界。
中に入って共有スペースのある建物を覗くと、ちょうど男性2人と女性1人が食事中だった。
「今日1泊で予約している者ですが・・・」と声をかけると、
「ようこそ、ようこそ」とスキンヘッドのひょろっとした男性が握手をしてきた。
彼がJOEさんだった。
JOEさんはパスポートのコピーを取ったり宿泊の手続きをした後、共用の洗面所、トイレ、シャワー室の場所を案内した。
水回りはキレイに掃除が行き届いているようで安心。
そして案内された部屋がここ。
一番安いドミトリールームで予約していたのだが、ドミトリールームは改修中とのことで、個室に案内された。
料金はドミトリーのままで個室に泊まれるとのことでラッキー。
部屋もきれいでよかった。
ちょっと部屋は寒々しい感じだが、暖房を入れれば暖かくなるだろう。
無事、宿泊場所に到着して一安心。
荷物を置いて、さっそくこれから長城巡り開始です!
(つづく)
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昨晩は北京に到着してホテルで寝て終わった1日目だが、2日目から本格的に旅が始まる。
まだ外は真っ暗な早朝5時に起床。
急いで支度をしてホテルを出る。
なぜこんなに早起きをして出かけたかと言うと、北京の早朝イベント、国旗掲揚式を見に行くためだ。
国旗掲揚式は、毛沢東の肖像画が掲げられている天安門の南側に広がる天安門広場で、毎朝日の出の刻限に
中華人民共和国の国旗・五星紅旗が掲揚される儀式だ。
毎日朝早くから多くの人民たちが集結すると聞いていたので、良いポジションで見ることができるよう早めに出発。
ホテルの最寄り駅・東直門駅から地下鉄2号線に乗って、建国門駅で1号線に乗り換えて天安門東駅で下車する。
今や16路線が網の目のように北京市中心部を走る。地下鉄2号線は北京市の一番内側を回る環状線。
東直門駅で地下鉄2号線に乗車。早朝のためまだ乗客はまばら。
地下鉄1号線・天安門東駅で下車して、天安門へ向かう。
駅にはそこそこ人がいる。まさかみんな国旗掲揚式を見に行くんじゃないよね。。。と思いながら天安門方向へ歩くが、
皆同じ方に向かっているので、やはり国旗掲揚式を見に行く人民たちだった。
地下鉄駅から地上に出る。まだ日の出前のため真っ暗。
天安門の目の前に検問所があった。
その前には多くの人民たちが行列を作っている。
昔はこのような検問は無かったのだが、中国でも起こるテロを警戒してか、人が集まる場所の警備は年々厳しくなって来ている。
検問では手荷物をX線検査機に通して終了。
検問を過ぎると、右手に巨大な天安門が現れた。現代中国の象徴とも言える天安門。
天安門を訪れたのは実に16年ぶりだ。
薄暗い中でわずかにライトアップされて暗闇に浮かび上がっている。
この時、時刻はちょうど午前6時。まだ真っ暗。
こんな早い時間にも関わらず、国旗掲揚式を行う国旗掲揚台の周囲にはものすごい人の群れが。。。
あの人民の群れの中に飛び込むことは断念して、まだ人がそれほど多くない国旗掲揚台から大通りを挟んで
向い側の天安門側で国旗掲揚式を見学することにした。
ただし、国旗掲揚台からは若干距離が遠いのが残念。。。
気温が摂氏3度の寒く暗い中1時間近く待つ。
やがて少しずつ空が明るくなって来た日の出時間の午前7時。
車がビュンビュン走っていた天安門前の大通り(長安街)が公安によって通行封鎖され、いよいよ国旗掲揚式が始まる様子。
僕の周りにも多くの人民たちが集まっていて、固唾を飲んで開始を待つ。
やがて、天安門前の金水橋に国旗警護隊が登場。
国旗を持った国旗警護隊は一糸乱れぬ歩幅で行進し大通り(長安街)を渡って天安門広場の国旗掲揚台へ。
国旗がセットされれば、いよいよ掲揚の開始。
ここで、中華人民共和国の国歌「義勇行進曲」が大音量で流れ始める。
ジャジャジャ ジャジャジャ ジャーン・・・と前奏が終わったところで、国旗を持っていた国旗警護隊のひとりが、
勢いよく国旗を投げ広げて、国歌が流れる中徐々に上へ上へと掲げられていく。
国旗警護隊は国旗が最後まで掲げられるまで微動だにせず。
一方で、国旗掲揚式を見学しているたくさんの人民たちは、国歌「義勇行進曲」が流れている間、涙を流しながら大合唱をしている・・・??
かと思いきや、スマホやデジカメでの撮影に熱心なご様子。
強引に割り込んで撮影しようとする輩や、人にぶつけてもお構い無しで自撮り棒を伸ばしてくる輩など、
大合唱どころか、厳かに進んで行く掲揚式とは対照的な姿を見せつけてくれた。
天安門から人民たちの姿を見守る毛沢東は何を思うか。。。
勇ましい姿を見せていた国旗警護隊は、最後まで一糸乱れぬ行進で再び天安門へ戻って行った。
これで朝の国旗掲揚式は終了。
夕方の日没時間には、国旗降納式も行われるようです。
掲揚式が終わった頃には明るくなって、天安門前で撮影を始める人民たちがたくさん。
国旗掲揚式が終わったらすぐにまた地下鉄に乗って東直門のホテルへ戻り、少々休憩後、チェックアウト。
ここからこの旅の目的である北京郊外の万里の長城へ出発です。
■北京市郊外の古北口村へ
北京にある万里の長城で最も有名な八達嶺長城へは、鉄道やバスで比較的簡単に行くことができる。
今回訪れる金嶺山長城と臥虎山長城の拠点となる古北口村は、北京市と河北省の省境にあって北京市中心部から150km近く離れている。
まあ言ってみれば古北口村は首都・北京市に属しているけれど最も外れのど田舎であり、たどり着くにはバスを乗り継いで行かなければならない。
まずは、東直門のバスターミナルから、980路快車という路線のバスに乗って途中の密雲という町まで行って、
そこでさらに密25路のバスに乗って古北口村まで向かう。
東直門のバスターミナルに着いたのは8時半ごろ。
ちょうど停まっていた980路快車のバスに乗り込み、密雲という町へ向かう。
バスはある程度乗客が集まったところで出発。
密雲行きバスは、東直門バスターミナルを出て高速道路に乗って順調に走る。
外の風景は、しばらく走るとビルやマンションが建ち並ぶ風景から、だだっ広い畑が広がる風景に変わる。
それにしても、曇っているのか何なのか、モヤっていて見通しが非常に悪い。
中国の天気予報を見ると、なるほど、、曇りだけでなく、PM2.5のモヤもあるようだ。
画面右下の「空気質量」というところが、数値235「重度汚染」となっている・・・。
数値的にはこれはまだマシな方で、ひどい時には、数値が300〜500、赤字で「有毒害」と表示されることもある。
こんなところは人が住む場所ではない・・・と思えてしまう。
バスは渋滞にも巻き込まれず、東直門バスターミナルを出て約1時間半後、高速道路を下りて密雲県の中心街を走り出した。
密雲は北京市内の郊外県の一つ。
首都北京市に属する町だけども、田舎の地方都市という雰囲気を醸し出していて、
ここが大国中国の首都とは思えない。。。
バスは密雲の町外れにあるバスターミナルに到着。
ここから目的地の古北口村まではあと55km。
古北口村に行くには、ここでバスを乗り換えなければならない。
古北口村行きバス、密25路バスは密雲バスターミナル内ではなく、その隣を通る大通り・京密路沿いのバス停から乗らなければならない。
バスターミナルを出て京密路を渡り、密25路のバス停を探す。
いくつものバス路線が京密路を走っているのでバス停を探すのに少し彷徨ってしまったが無事バス停を発見。
密25路バスの停車バス停。汽車站から乗って古北口へ向かう。
15分ほど待っていると、密25路バスがやってきた。すかさず乗り込む。
ちなみに、北京中心部の東直門バスターミナルから乗った980路快車バスも、今乗り込んだ田舎路線を走る密25路バスも、
北京市交通カードが使える。というか全員交通カードを使って乗車している。
密25路バスは途中の村で市場の近くを通り、そこから市場で大量の野菜などの買い物をしたおばあちゃん達がたくさん乗り込んで来たが、
そのおばあちゃん達も全員交通カードを使っていた。
北京での交通カードの普及は徹底している。
バス車内の様子。
密25路バスは、途中くねくね山道を通ったり、巨大ダム湖の畔を走ったり景色を変えつつ古北口へ向けて走り続けた。
そして密雲のバス停を出てから1時間半。
古北口村近くまで来たようだ。
今回泊まる場所からの事前のメール案内によると、古北口バス停手前の古北口トンネルに入る前のYong Jun Roadで降りてください、
と書いてあったので、トンネルが見えて来たところで、バス運転手に「降ります!」アピール。
同じところで降りる地元民も一人いて、目的地で無事バスを下車。
古北口トンネル前のバス下車場所。
集落の入口。
■The Great Wall Box House(古北口長城団圓客栈)
さて、今回の旅最大の目的「廃墟万里の長城巡り」の拠点となる古北口村での宿泊場所だが、
長城は首都北京とは思えない片田舎にあり、ちゃんとしたホテルに泊まれるなどまったく期待はしておらず、
ボロい民宿での宿泊も覚悟していた。
しかし、たまたまネットで発見した一軒のゲストハウスが田舎の宿泊場所とは思えない雰囲気ですごい良さげだった。
宿泊者のコメントを見ると欧米人バックパッカーも宿泊しているようだった。
ということで、迷わずネットで予約。
そのゲストハウスの名は、The Great Wall Box House(中国語名:古北口長城団圓客栈)。
予約をすると、JOEさんというゲストハウスのオーナーから英語でメールが飛んで来て、
古北口までの行き方など詳しく説明してくれた。
さらに長城巡りについての質問なんかもメールで親切に対応してくれた。
そんなことで、バスを降りて、JOEさんの事前の説明通りにゲストハウスのある場所まで歩いて行く。
うーん、、なんだこの田舎道は。。。
道は間違っていないよな・・・と、少々不安になる。
振り返ると、長城っぽい建物が見えた。新しい建物なので長城に似せて建てられた建物だろう。
その奥の高い山の頂上には、モヤっていて見えにくいが、万里の長城の櫓らしき建物がうっすら見える。ちょっとテンション上がる。
何の特徴もない田舎の村。
でもすぐ裏の山には長城の建物らしきものも見える。
しばらく道なりに歩いて、この道で合っているのか不安が高まって来たところで、
ちょうどゲストハウスの看板を発見。ほっと一安心。
ゲストハウスの入口。
村の古民家をリフォームしたThe Great Wall Box Houseは、ちょっと南国っぽいカラフルな建物が並んでいて、
外の古びた村の景色とは別世界。
中に入って共有スペースのある建物を覗くと、ちょうど男性2人と女性1人が食事中だった。
「今日1泊で予約している者ですが・・・」と声をかけると、
「ようこそ、ようこそ」とスキンヘッドのひょろっとした男性が握手をしてきた。
彼がJOEさんだった。
JOEさんはパスポートのコピーを取ったり宿泊の手続きをした後、共用の洗面所、トイレ、シャワー室の場所を案内した。
水回りはキレイに掃除が行き届いているようで安心。
そして案内された部屋がここ。
一番安いドミトリールームで予約していたのだが、ドミトリールームは改修中とのことで、個室に案内された。
料金はドミトリーのままで個室に泊まれるとのことでラッキー。
部屋もきれいでよかった。
ちょっと部屋は寒々しい感じだが、暖房を入れれば暖かくなるだろう。
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石平さんは中国人で一番賢い人です
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