ハイチ地震で当時入院中だった赤ちゃんが被災し、ハイチではできない手術が必要になり、緊急援助でイギリスから来ていた医師らとイギリスに渡り、その後判明した母親と再会して、、、というドキュメンタリーです
(録画しておいたのを見たので、結構前に放送されたものです)
この子の命を救いたい!!という一心でチームができ、この赤ちゃん、ランディーナちゃんは無事イギリスで手術を受け、手厚い看護、退院後のホストファミリーの世話で順調に回復・成長するのですが、、、
いつかハイチの母親の元に返さなくてはならない、、、
返せる状況かの確認のため、医師はハイチの母親の元を訪れるのですが、水道もないスラムの状況に、「こんなところには返せない、、、死んでしまう、、、!!」と驚き、「それならイギリスに連れていかないほうがよかったのか、、、」とさえ悩みます
母親も、今の状況では厳しい、でもいつか引き取りたいと望み、しばらく離れて暮らすことになります
大阪の通り魔事件など、他にも身近にも、ほんの少しのことで命の状況が変わってしまうことはよく見聞きすることですが、この場合ももしこの医師と出会わなければ、、、もし初めからイギリスで生まれていたら、、、もう全然違う状況だったんだと思います
ハイチに帰せるかどうかというときの医師の悩む様子はとても真摯で、(母親を責めそうになるのはちょっと行きすぎでしたが、、、)私は義父の入院・転院の時のことを思い出しました
あの時、こういう感情を病院関係者から感じられたらよかったのに、、、と
救急で入院した病院は専門病院で、設備もスタッフも整っていて、入院中義父が体調を崩すと一丸となって命を救ってくれていました
誤嚥の事故を起こしたときも「この病院だから、設備が整っていて対応も早かったので救えたのだと思います、、、」と言われていました
そして病状が落ち着き、、、病院の機能的には他の高度医療ではない病院に移らなければならないのですが、、、そうしなければならないのは分かるのですが、こちらとしては、経過上、設備もスタッフの配置も劣る病院への転院は非常に抵抗があり、、、
その不安を訴えたときの対応は、とても丁寧でしたけど、とにかく困るんですという一点張りの印象で、あの時あんなに必死に救ってくれたその同じ命を今度は放りだすんだ!??というなんともやりきれない思いを救ってくれるものではありませんでした、、、
もっと病状の重い人のためにベッドを譲る、その必要性は分かっていたのですが、、、
たぶんあの時、スタッフからこのイギリスの医師のような思いを感じられていたら、もっと気持ちは慰められていたのではないかと思います、、、
もちろん、スタッフからしたら日常茶飯事で、ベッドの管理上も、そうそう思いを寄せていられないんだろうなと思いますが、、、
仕方ない、、、と思うしかないこと、ほんとにたくさんありますよね、、、
あ、ないのが一番いいんだよ~~
あ、でものいもあるよね、、、このあともこのボール、かじりたくて離さなくなっちゃったけど、結局取り上げられちゃったでしょ!??
ま、すごく好きそうだったから注文しておいたよ~このボール
まさか、自分のボールになったら全然遊ばないっていうあのパターンはやめてよね!??