論文捏造

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日本経済新聞:論文193本、不正か 元東邦大准教授を調査

2012-07-01 | 東邦大学医学部 藤井善隆
2012/5/23 13:39

日本麻酔科学会会員で東邦大医学部の元准教授の論文193本にデータの不正があった疑いがあるとして、学会が特別委員会を設置して調査していることが23日、分かった。

 学会によると、問題となっているのは元准教授が大学院入学以降の約20年間に発表した全ての論文。過去に元准教授が研究に関わった施設とも連携し、6月下旬まで調査する。

 海外の複数の学術専門誌が元准教授の論文のデータに捏造(ねつぞう)の疑いがあるとする記事を発表したことなどを受け、学会は3月に特別委員会を設置した。

 東邦大のホームページによると、大学は「科学的合理性と倫理的妥当性に重大な疑義がある」との通報を受け、調査。懲戒委員会で処分を検討し、論文8本が臨床研究に関する倫理規範に反していたとして2月29日付で諭旨退職とした。〔共同〕

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