2012/5/23 13:39
日本麻酔科学会会員で東邦大医学部の元准教授の論文193本にデータの不正があった疑いがあるとして、学会が特別委員会を設置して調査していることが23日、分かった。
学会によると、問題となっているのは元准教授が大学院入学以降の約20年間に発表した全ての論文。過去に元准教授が研究に関わった施設とも連携し、6月下旬まで調査する。
海外の複数の学術専門誌が元准教授の論文のデータに捏造(ねつぞう)の疑いがあるとする記事を発表したことなどを受け、学会は3月に特別委員会を設置した。
東邦大のホームページによると、大学は「科学的合理性と倫理的妥当性に重大な疑義がある」との通報を受け、調査。懲戒委員会で処分を検討し、論文8本が臨床研究に関する倫理規範に反していたとして2月29日付で諭旨退職とした。〔共同〕
日本麻酔科学会会員で東邦大医学部の元准教授の論文193本にデータの不正があった疑いがあるとして、学会が特別委員会を設置して調査していることが23日、分かった。
学会によると、問題となっているのは元准教授が大学院入学以降の約20年間に発表した全ての論文。過去に元准教授が研究に関わった施設とも連携し、6月下旬まで調査する。
海外の複数の学術専門誌が元准教授の論文のデータに捏造(ねつぞう)の疑いがあるとする記事を発表したことなどを受け、学会は3月に特別委員会を設置した。
東邦大のホームページによると、大学は「科学的合理性と倫理的妥当性に重大な疑義がある」との通報を受け、調査。懲戒委員会で処分を検討し、論文8本が臨床研究に関する倫理規範に反していたとして2月29日付で諭旨退職とした。〔共同〕