アンドレア・ロスト ファンのブログ

2014年の暮れに、カラオケ・筋トレに目覚めました。
それらのことを中心に書いていきたい。

「舞妓はレディ」

2014年07月29日 | テレビドラマ・映画
9月13日公開予定の映画「舞妓はレディ

監督は「Shall we ダンス?」の周防 正行さん。

主演は16歳高校2年生の上白石 萌音(かみしらいし もね)さん。
上白石さんは、身長152cm(東宝芸能オフィシャルサイト)
明治時代、15歳の日本人女性の平均身長はそれくらいだったと思われる。

小柄で可愛らしい!
蝶々さんにピッタリではないか。





予告編を見ると、おもしろそうだ。

手紙の2重唱(フィガロの結婚)

2014年07月27日 | テレビドラマ・映画
映画「ショーシャンクの空に」をみていたら、途中でとても素敵な場面がありました。
刑務所全体に、「手紙の2重唱」が流されます。
その経緯を説明するとながくなるので、省略させていただきますが。


ある受刑者の言葉
「あれが何の歌か、俺はいまだに知らない」
「胸を刺すほどの、えもいわれぬ美しさ」
「歌声は、遥か高く天の彼方に舞い上がっていった」
「美しい鳥が舞い込み...」
「つかの間、全ての囚人が自由を味わった」
                   
映画のエンドロールによると、
カール・ベーム指揮ベルリン・ドイツオペラとある。

伯爵夫人:ヤノヴィッツ
スザンナ:マティス
の1968年録音盤と思われます。

ならば私も持っている。
久しぶりに聴いてみました。
やはり、同じ歌声だ。

映画のなかで、この歌を聴くと一層美しさが際立ってきます。


この録音、第4幕フィナーレがまた一段と素晴らしい...

鍵泥棒のメソッド

2014年07月24日 | テレビドラマ・映画
以前もみた映画でしたが、冒頭のシーンがあまりにもおもしろい(可笑しい)ので
つい最後まで見入ってしまいました。

まずモーツアルトのピアノソナタが流れます。

広末涼子さん扮する雑誌の編集長は、求人アルバイトにも結婚相手にも
健康で努力家であることが条件!

「それからプライベートなことですが、私結婚することにしました」
当然、相手は決まっていると回りは思いますよね。

「まだ決まってません」
しかし、スケジュールだけはキッチリ決まっています。
新婚旅行は無し?


「誰かお知り合いで結婚を望んでいる男性がいましたら
紹介していただけないでしょうか?」
しかし、社内の男性はひととおり検討してみたが、可能性が感じられる人はいなかったらしい。

健康で努力家の独身男性は、社内にひとりもいないということか?


部下「わかりました。皆様でできるだけ協力しましょう!」

そして、フィガロの結婚 序曲が高く奏でられる。
一同拍手!

広末さんは、笑顔ひとつ見せるわけでもなく
恥ずかしがるわけでもなく、真面目に業務命令を伝えているように話します。
部下の方々もごく真面目な顔...


脚本、演技、音楽の選曲 素晴らしい...
この映画は、日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。
広末さんも優秀助演女優賞。


堺雅人さん、香川照之さんをはじめ皆さんとても良い演技でした。
ラストシーンもいいなあ。

『孤高のメス』

2014年07月22日 | テレビドラマ・映画

最近よく映画をみています。

全部テレビで放送されたものを録画で、ですが...
目が疲れたら、中断できるし
横になりながらみられるし
評判のすぐれなかったものは、録画対象からはずせるし。


今日は、今月13日にBS朝日で放送された「孤高のメス」をみました。
良かったです。

夏川結衣さんが素敵です。
彼女は看護師役で出演するほか、ナレーションもつとめます。

主演の堤真一さんは
撮影前に、実際に肝臓がんの摘出手術などに立ち会い、
それもガラス越しではなく執刀医の横から眺めたとか。

ラストシーンも良かった。

どちらかというと、洋画よりも邦画が好きです。
アクションものより、ラブコメディのほうが好きです。


『孤高のメス』 予告編

ワールドスポーツMLB

2014年07月20日 | その他
NHK BSで毎晩放送される「ワールドスポーツMLB」という番組を、ほぼ毎日みています。

午前中の実況をみることも多いです。
日本人のメジャーリーガーが活躍しているのを見られるのがうれしい。

ヤンキースの田中投手が故障してしまったのは残念ですが...

昨夜放送されたときにこんな映像がみられました。
ブルージェイズ VS レンジャーズの試合の観客席です。
ブルージェイズのホセ・バティスタ選手のファンなのでしょう。
すぐ隣に、レンジャーズファンが座っています。



日本のプロ野球は全く見ませんが、
相手チームのファンとあのように同席することって、ないのでは?


MLBでは、笛太鼓を使った応援はほとんど見られません。
みんな自由にゲームを楽しんでいる感じです。

7回表終了時にみんな立ち上がって"Take Me Out to the Ball Game"を歌うのも素敵です。
あの歌は1908年にできたそうです、100年以上歌われているのですね...

キスリング

2014年07月16日 | その他
過日録画しておいた映画「富士山頂」(石原裕次郎主演)を見ました。
富士山頂の富士山測候所に台風観測のための巨大レーダーを建設する様子を描いた作品です。

冒頭に登山の様子が描かれているのですが、
背負っているリュックサックが、なつかしいキスリング!
高校・大学と山登りのサークルに所属していました。

大学1年の夏合宿のときは、40kgくらいの荷物を背負いました。
そのときの日程がすごい!
まず、南アルプス南部を1週間ほどかけて南から北へ縦走。
最初がきつかった...

そのあと、中央アルプスの恵那山へ。
だれかがマムシを捕まえて、焼いてみんなで食べたことを憶えています。

合宿終了後、有志数人で南アルプスの仙丈岳そして甲斐駒ケ岳を登り
標高差2200mほど、黒戸尾根を下っていった。

どれだけ歩いたのだろう?
あのキスリングは、もう処分して手元にはない。
片桐というところで、今も販売しているそうだ。




おやじの背中

2014年07月13日 | テレビドラマ・映画
松たか子さん目当てで、今日から始まったドラマ「おやじの背中」を観ました。

2001年 セツアンの善人
2002年 嵐が丘
2005年 ラ・マンチャの男
2007年 ひばり
 
と、昔は舞台を観に劇場に足を運びました。
特に、「ひばり」は4回観たと記憶してます。
チケットを入手するのに苦労しましたが
彼女の肉声が実に心地よく...


今日、久しぶりに彼女の演技を観ましたが
やっぱり、滅茶苦茶うまい!
1話完結のドラマなので、中身も濃かった。



映画「レナードの朝」ロバート・デニーロ

2014年07月10日 | テレビドラマ・映画
先日、テレビで放送された映画「レナードの朝」を録画鑑賞。

ロバート・デニーロの演技に感心しました。
嗜眠性脳炎という病気に犯された男を見事に演じていました。
アンドレア・ロストは、彼のファンだそうです。

映画の中で「ラ・ボエーム」第1幕の2重唱が、短時間ですがバックに流れました。
私の1番のお気に入り、ミレッラ・フレーニ&ニコライ・ゲッダ盤でした。
本当に、うっとりさせられます。
ブラボー!プッチーニ!

Mirella Freni & Nicolai Gedda. La Bohème. (Duett Act. I)


映画「Madame Butterfly」

2014年07月10日 | テレビドラマ・映画
演出もさることながら、登場人物のルックスにも拘りたい。

1955年製作の八千草薫主演の映画のビデオテープを持っていますが
20歳代前半のころの彼女の可憐さといったら!!!

それよりも古い1932年製作の米国映画があったんですね!
太平洋戦争以前の作品、そしてあのケーリー・グラントがピンカートン!!!
オードリー・ヘプバーンと共演した「シャレード」など
後年の作品は見ていますが、20歳代の彼を見るのは初めてでした。

蝶々さん役のシルヴィア・シドニーが、20歳をちょっと過ぎた年頃。
愛らしい感じがよくでています。
たどたどしい英語など、米国人が見たら日本女性だと思うかもしれません。

シドニーの身長は163cm、グラントは183cmらしい。
身長差もこれくらいは欲しいですね。
歌はありませんが、全編見てみたい...


Madame Butterfly

プッチーニと川上貞奴

2014年07月06日 | オペラ
あるCDの解説書(福原信夫氏解説)によると
「貞奴たちは1902年春ミラノを訪れ、その時イルリカのすすめにより
貞奴たちに会い、彼女たちの話す日本語の語感を味わったりしながら
三味線などの日本固有の音楽に惹かれていった。」
とあります。

川上貞奴31歳のときと思われます。
写真をみると相当な美人!
しかも芸妓あがり、プッチーニを強く刺激したことでしょう。



そののち、駐伊公使夫人の大山久子さんの助力を得て
「君が代」などの楽譜を入手したそうである。

そういった日本人がいたからこそ、オペラ「蝶々夫人」ができたのですね。

大山久子さんは、横浜にあった聖母の園養老院が1955年2月17日火災にあったとき
そこに入居しておられ、犠牲者の一人となったとか。
「蝶々夫人」初演も2月17日...


あるCDとは
ジョン・バルビローリ指揮レナータ・スコット盤です。


"Ora a noi"

2014年07月05日 | オペラ
演奏会形式のハイライトでしょうか?
こんなに小さい空間で、この2重唱を聴くなんて
なんという贅沢!!!

二人とも素晴らしい歌声です。


Linda Richardson sings Madama Butterfly Scena "Ora a noi." for A French Production

「蝶々夫人」感想

2014年07月02日 | オペラ
藤原歌劇団の公演を観る前に、二期会公演の映像を観てしまったので
どうしても、二つを比較してしまうことになります。

演出というか、舞台は藤原歌劇団の方がお金がかかっている印象です。
第1幕では、その差がはっきりみられます。
たとえば、登場する女性の人数。
二期会の方は、藤原歌劇団の半分ほどでした。
大変華やかな舞台でした。


第2幕では、二期会の舞台の方が
蝶々さんの心情を表現するのに合っている感じを受けました。
ハミングコーラスが始まるや直ちに蝶々さんの姿がシルエットになる演出も好きです。
対して藤原の方は、障子に穴を開けるのに時間をかけすぎ。
シルエットになるのも最後だけ少し...


細かいことですが、藤原の蝶々さんはロザリオを身につけていませんでしたね。
終幕後、ロザリオをつけていたのか?関係者に尋ねたのですが、だれも答えられませんでした。
ネットで見つけたゲネプロの写真では、つけていませんでした。
でも調べてみたら、プロテスタント信徒はロザリオは通常身につけないそうですね。
ピンカートンは、米国人なのでプロテスタントの可能性が高い。
だとすれば、蝶々さんがロザリオを身につけないのも納得できますが
キリスト教徒でない人間が見た場合、やはりロザリオはわかり易いですよね。
そうそう、二期会の舞台では柱にも十字架が飾られていましたね。


出演者の演技も、違いがたくさんありました。
一番ハッキリしているのは「ある晴れた日に」を歌う蝶々さん!
最初正座、次に膝立ち、そして立位...
感心しました。
高まる蝶々さんの感情を表現しているとともに
歌の盛り上がりとも同期しているよう。


それから、自害の場面。
屏風の裏で自刃し、ピンカートンの声が聞こえると
立ち上がり屏風を倒し、そして崩れて...
というちょっと凝った演出が藤原歌劇団。
早まったね、蝶々さんという感じ?

自害の場面は、昔見た栗山民也さんの演出が一番好きです。
シンプルだが、音楽と動きがピッタリあっていて感動的でした。


蝶々さんを歌った佐藤康子さん!
第1幕の二重唱、やや盛り上がりに欠けたように感じたのは私だけ???
しかし、第2幕では「ある晴れた日に」をはじめ、期待に十分応えてくれました。

ステファノ・セッコの歌唱も大変よかったです。
さらば愛の巣」最高でした!
あそこで、ブラボーと声を掛けられないのが惜しいくらい。
容姿も決まってました。
もう少し身長があればもっと良いのですが...


第2幕の「手紙の二重唱」、字幕を見ていました。
おもわず、涙ぐみました。
ハミング・コーラスのメロディにのせて...
このオペラで、一番好きな曲になってしまいました。
蝶々さんの心理が変化していくさまもすごいですね。


総合して比較してみるとほぼ互角、といったところでしょうか。
とすれば、二期会公演のほうがコストパフォーマンスで勝ち。
NHKへの放映権料で、安くできたのでしょうか?


新国立劇場へ

2014年07月02日 | オペラ
MLBの試合終了後、軽く昼食をすませ外を見たら、雨も降っていない。
ということで、初台へ。

午後2時半ころ、新国立劇場に到着。

当日券は、十分にあった。
もしなかったら、新国立劇場情報センターに行って
アンドレア・ロストが出演したビデオを鑑賞するつもりでした。

席は3階正面、悪くはない。
隣の席に座った女性客二人組が大きい声でおしゃべり、
ホールが暗転するまで止まらない...

感想は次の記事で。

6月29日(日)朝

2014年07月01日 | MLB
6月29日東京南多摩地方には、雷注意報がでていた。

午前中は、NHKでヤンキース対レッドソックスの試合を観戦。
ヤンキース田中とレッドソックスのレスターの投手戦。

田中は踏ん張りきれず、9回表2死から勝ち越しのホームランを与えてしまう。
あと、ストライク1つというところで...

こうなれば、レッドソックスの勝利はほぼ確定。
クローザー上原が、きっちりと三者凡退にしとめた。
イチローは、いい当たりだったが、センターライナー...

私のかかりつけの歯科医院は、上原歯科。
だからというわけでもないのですが、MLBで1番好きな投手は上原!
(野手では、ブルージェイズの川崎)

昨日30日も、上原対イチローの場面がありました。
三振で、上原の勝ち!
それはいいのですが、インタビューアーが「ヤンキースの上原投手...」
と切り出し、上原が「ボストンです」と、すかさず言い返した。

あれはいけない!
インタビューを拒否してもよかったんじゃない?


それにしても、おもしろいゲームでした。