アンドレア・ロスト ファンのブログ

2014年の暮れに、カラオケ・筋トレに目覚めました。
それらのことを中心に書いていきたい。

バルセロナ・オリンピック(3)

2012年02月29日 | コンサート、リサイタル

アンドレア・ロスト ソプラノ リサイタル が行われた1月24日も雪が降りましたが
今日はあのとき以上の雪!


最後は閉会式で歌われた”Amigos para siempre, Friends”
感動的なフィナーレでした!

ただサラ・ブライトマンの声量がなく、
カレーラスと二人で歌う時には彼の声にかき消されてしまい、よく聞こえません。
オペラ歌手とのちがいを、いやというほど見せつけられました・・・



アンドレア・ロストと歌うと、こうなります。
ズービン・メータ指揮のウイーンフィルをバックに、ホセ・カレーラスと二重唱・・・
彼女もうれしかったのでしょう、表情にあらわれてますね。
Wiener Blut (Sangue Vienense)


DVDが発売されてます。
ぜひ、高画質高音質でお楽しみください。
今は、Amazonでかなり安く入手できるみたいです。
”JOHANN STRAUSS GALA" ARTHAUS MUSIK


バルセロナ・オリンピック(2)

2012年02月27日 | コンサート、リサイタル
ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、モンセラート・カバリェ、テレサ・ベルガンサ
ファン・ポンス、ジャコモ・アラガルら豪華6人の歌手によるオペラアリア・メドレー・コンサート!
当時オペラに関心のなかった私でも聞いたことのあるメロディーが多くて大変楽しめました。
特にアラガルの伸びのある声には魅了されました。

Aragall, Carreras, Domingo, Pons, Caballe & Berganza


アラガルの「人知れぬ涙」もどうぞ。

Jaume Aragall: Una furtiva lacrima 1976

バルセロナ・オリンピック(1)

2012年02月27日 | コンサート、リサイタル
今から20年前に開催されたバルセロナ・オリンピックは、私にとってオペラへの扉を開けるきっかけとなった大変印象に残るオリンピックです。

女子マラソンのあった日、私は尾瀬の東電小屋で中継のラジオ放送を聴きながら有森選手を応援したし、女子200m平泳ぎで14歳で見事金メダルをとった岩崎恭子選手の「今まで生きてきた中で一番幸せです」というコメントも記憶に残ってます。
開会式でアーチェリーの選手が矢を放って遠く離れた点火台へ点火させたシーンも素晴らしかった。

しかし、オペラ未体験の私をもっとも感動させたのは、オペラ歌手たちの歌声でした。
まず、五輪旗掲揚のときのオリンピック讃歌!
当時64歳のアルフレード・クラウスが力強く朗々と歌いあげました。
その模様をどうぞ。(彼が歌う場面は後半です)

Barcelona 1992 Opening Ceremony - Entrance of Olympic Flag - Olympic Anthem


若かりし時のクラウスとレナータ・スコットの歌声!もあわせてどうぞ。

RENATA SCOTTO & ALFREDO KRAUS "Signor nè Principe" Rigoletto

2005年「リゴレット」「オテロ」ソフィア国立歌劇場日本公演

2012年02月26日 | いままでの来日歴
2005年、アンドレア・ロストは以下の公演に出演したと思われます。

11月26日 リゴレット(東京文化会館)
12月3日  リゴレット(大阪フェスティバルホール)
12月10日 オテロ(東京文化会館)
12月13日 オテロ(東京文化会館)

このうち、11月26日と12月10日の公演をみました。
2公演とも、最前列ど真ん中という極上の席でした。
内容的には、可もなく不可もなくといったところでしたしょうか?
約1か月で、全国各地で18公演をこなす強行軍でしたからね・・・
ロスト以外に、佐藤しのぶ・森麻季・佐藤美枝子など著名な日本人歌手がソリストとして参加。

この年は、お嬢さんはいらしてませんでした。
公演の前に、彼女お気に入りの「愛の妙薬」を買おうと○○デパートへ寄ったのですが
店頭在庫を置かないようになってしまい、出待ちのときに渡すことができませんでした。

後日、彼女の宿泊先ホテルにお嬢さんあての小さいプレゼントを添えて
「愛の妙薬」とシクラメンの花を届けました。

鈴木とも恵さん(メサイア、王子ホールコンサート)

2012年02月25日 | 昭和音楽大学
「愛の妙薬」「夢遊病の娘」と鈴木さんの出演したオペラをみて
すっかり彼女の歌声に魅せられてしまった私は
1999年12月13日にサントリーホールに行って、昭和音楽大学の「メサイア」を聴いた。
そこで私は大変なものをきいてしまった・・・
第16曲「シオンの娘よ、大いに喜べ」の冒頭、”Rejoice rejoice rejoice greatly”
あの美しい響きは、神の声・・・

そのあと、彼女の歌声を聴くことができたのは、2002年1月31日、今から10年前。
場所は銀座の王子ホール、ここも初めてだった。
超1等地にある小ホール、なんて贅沢なコンサート!
CONCERTO LIRICO 2002 主催 日本オペラ振興会

彼女は椿姫第1幕のアリアを歌った。
素晴らしい歌唱だった!
聴衆は拍手喝采を浴びせ、スタンディングオーベーション。
終演後に彼女がでてくるのを待ってサインをしてもらいました。

その後再びイタリアに渡り、ヴィオレッタを演じたり活躍されたようでしたが
帰国後は後進の指導に専念されているのでしょうか
http://www.tosei-showa-music.ac.jp/tagblocks/teacher/news/teacherslist/0000000246.html

彼女の歌を聴く機会にめぐまれません・・・


昭和音楽大学オペラ公演(2)夢遊病の娘

2012年02月24日 | 昭和音楽大学
2回目の昭和音楽大学オペラ公演観劇は、翌1999年7月9日の「夢遊病の娘」でした。
場所は、私が初めてオペラに出会った「グリーンホール相模大野」。

当時全く知らないオペラでした。
CDを買ってきて予習しました。
美しい旋律に富んだ素敵なオペラ!
なぜ日本ではあまり上演されないんだろう?と不思議でした。
エルヴィーノを歌えるテノールが少ないから???

前年の「愛の妙薬」以上に美しい舞台!
素晴らしい音楽、特に第1幕の鈴木とも恵さんの歌声には、とろけてしまいました。
また、最後の場面は特に印象に残りました。
音楽と舞台が融合して・・・
あまりにも素晴らしかったので、翌日の公演にも足を運んだくらいです。
これを機会に、鈴木さんのファンになりました。

先日の「リゴレット」でご迷惑をおかけした小田桐さんも出演されてましたね。



アンドレア・ロストのAdina発見!

2012年02月22日 | アンドレア・ロスト関連
アンドレア・ロストの公式サイト http://www.andrearost.com/ を見ると
REPERTOIREという項目があり、クリックすると1番上にAdinaがあります。
右に写真があり、なんとパヴァロッティと手をつないだ写真が・・・

写真の下には、1993年ウイーン国立歌劇場、1996年メトロポリタン歌劇場(メトデビュー)
Nemorino(Richard Leach)とあり、パヴァロッティの名前が見当たりません。
いつどこで、パヴァロッティと共演したのでしょうかね?
Youtubeのなかに隠されてないか調べてみましたが見つかりません。

そのかわり、こんなお宝発見!
なんと、Carlo Bergonzi との共演!
1993年の上演(アメリカBaltimore)みたいですから、アンドレア・ロスト30歳Carlo Bergonzi 68歳のカップル。
しかし70歳近いというのに、Carlo Bergonzi の声はしっかりしている、すごい!
それにしてもなんて愛らしいAdinaなんだ。歌のほうは最後がちょっときつかったけど・・・


Bruno Aprea dirige L'Elisir d'Amore - Addio alle Scene di Carlo Bergonzi (Parte Prima)

Bruno Aprea dirige L'Elisir d'Amore - Addio alle Scene di Carlo Bergonzi (Parte Seconda)

昭和音楽大学オペラ公演(1)

2012年02月22日 | 昭和音楽大学
私をオペラにひきつけたのは、1 にアンドレア・ロスト。
2 に昭和音楽大学だと思います。

初めて昭和音楽大学オペラ公演(当時は東成学園オペラ公演)をみたのは
1998年7月4日の「愛の妙薬」。
初めてアンドレア・ロストの公演をみた年!
小田急線の駅に貼られていたポスターで知りました。
身近なところで、手頃な料金(全席自由3000円)でオペラが見られるのが魅力でした。
実際に聴いてみて、期待以上に満足しました。

舞台も美しいし、音楽もgood!
大変な時間をかけて練習を積んできたに違いない・・・
ソリストも良かったし、すっかり昭和音楽大学ファンになってしまいました。


椿姫第2幕

2012年02月21日 | オペラ
Hvorostovsky は、1998年シカゴでの椿姫公演でアンドレア・ロストと共演しているんですね。
二人の共演動画を探してみたのですが見つかりません。
かわりにこんなのを発見。
この場面、好きです。大宮でのブルゾンとの二重唱よかったな・・・
(それにしてもアンドレア・ロストの椿姫全曲盤がないのが残念)



2004年「椿姫」ハンガリー国立歌劇場来日公演(3)

2012年02月20日 | いままでの来日歴
リゴレット公演からちょうど1週間後の10月21日(木)
私は初めて大宮ソニックシティ大ホールに足を運んだ。
この日は藤原歌劇団のソプラノMさんと一緒に観劇。
公演後、Mさんは「今まで見た中で最高のヴィオレッタ!」と賞賛。
アンドレア・ロストは、愛の妙薬を飲んで調子を取り戻したのかも。

公演終了後、Mさんは自宅が遠いので、すぐ劇場をあとにした。
私は多くの熱心なファンと彼女がでてくるのを楽屋口で待った。
最後に彼女がでてきて、サイン会が始まった。

少し離れたところにお嬢さんが立っていた。
私はお嬢さんのところへ行き「昨年お会いした○○です」と話しかけた。
「今日の公演、良かったですね」と言ったら「ブルゾンさんのおかげです」と優等生の返答。
「お嬢さんの写真を撮らせてください」と言ったら「私でいいのかしら?」
カメラを持っていかなかったので、携帯で撮影。
「これ電話でしょう?」と訊かれたが、あちらではカメラ付き携帯はまだ普及してなかったのかな?
当時の携帯ではカメラ性能がよくなく、いい写真が撮れなかったのが残念。
荷物になってもカメラを持っていくべきでした...
私の仕事のことを訊ねてきたり、意外と饒舌なんで退屈しなかった。
サイン会も終わりに近くなり、お嬢さんのもとを離れ列の最後に並んだ。

「先日のプレゼント、受け取っていただきましたか?」と尋ねるなり
彼女は私の手を包むように握ってきた。
情感の表し方が日本人とは違うなあ!
とっさに私のとった行動が、我ながらあきれるほど大胆。
アルフレードになってしまった私は、彼女の手に唇を...
彼女は下のようなサインで応じてくれました。

「娘が来ていますのよ」
「はい、さきほどまで二人でおしゃべりしてました」
と、短い会話を交わしてサイン会はおひらき。

しばし撮影会となりました。
水色のセーターを着ているのがお嬢さんです。(ひどい写真でごめんなさい)
熱心なファンは、彼女らが車に乗って去っていくまで手を振って見送りました。




2004年「リゴレット」ハンガリー国立歌劇場来日公演(2)

2012年02月19日 | いままでの来日歴
2004年10月14日(木)渋谷Bunkamuraオーチャードホール

Bunkamuraのシアターコクーンは舞台が見やすく好きだが
オーチャードホールは、はっきりいってオペラ鑑賞には不向き。
この公演を含めて今まで2回しかいってない。

どうもアンドレア・ロストの調子が良くなかったようで
2000年4月の新国立劇場公演に比べると、いまひとつという印象であった。
しかしながら、終幕の場面などは素晴らしかったと記憶している。

公演終了後に出待ちするも、彼女は別の出口から脱出したようだった。
こんなことは、今まででこの時だけだった・・・
ファンを大切にする彼女にしては珍しいこと。
3日後の同所での椿姫をキャンセル?したことと符合する。

レナート・ブルゾンにサインをもらい、係員にアンドレア・ロストへのプレゼントを託し帰途についた。        続く






2004年ハンガリー国立歌劇場来日公演

2012年02月17日 | いままでの来日歴
2004年10月、アンドレア・ロスト、ステファニア・ボンファデッリ、レナート・ブルゾンなどの
豪華ソリストを伴い、ハンガリー国立歌劇場が来日し全国各地で計20回公演した。

私は1年前にアンドレア・ロストからその情報を知らされていた。
その情報によると、アンドレア・ロストの出演は当初5回であったが
10月17日の椿姫をキャンセルし、ボンファデッリが代役を務めたようだ。
結局、彼女はジルダを3回(大阪・東京・名古屋)、ヴィオレッタを1回(大宮)歌ったと思われる。
(もし、ちがっていたらご指摘いただきたい)

私は、東京のリゴレット(14日)と大宮の椿姫(21日)でアンドレア・ロストを聴いた。
それから、自宅からもっとも近い相模大野でボンファデッリのジルダ(22日)を聴いた。
おや、21日22日と二夜連続で行ってますね・・・
ボンファデッリの印象は薄かった。
終幕後すぐに劇場をあとにしたことを憶えている。

ところで、あのG.マーラーがブダペスト王立歌劇場(ハンガリー国立歌劇場の前身?)の
芸術監督だったって事、知ってますか?
恥ずかしながら、最近になって公演プログラムに記載されているのに気が付きました・・・

                           続く


初めてのプレゼント

2012年02月15日 | いままでの来日歴
2003年9月12日は、「オテロ」の2回目の公演があった日である。
私はチケットを持ってないのに、NHKホールに向かった。
アンドレア・ロストへのプレゼントを渡すために。

彼女にはお気に入りの日本酒があることを知っていた私は
どこで手に入れることができるか、あちらこちらに電話して調べた。
都内のあるデパートにおいてあることが判明。
720mlを2本購入して、終演ちょっと前に楽屋口に。
驚いたことに、私以外にもすでに待っている方がいた。

やがて、終演となり行列ができた。
アンドレア・ロストがでてきたが、いつもと様子がちがう。
サイン会は無いみたいだ・・・
サインは要らないが、渡すものがある。

つかつかと彼女に近ずいて、英語で話しかけた。
「あなたのお気に入りのお酒です。どうぞ」と
彼女は喜び、隣にいたお嬢さんを紹介してくださった。
「今日は娘の誕生日なんですよ」とも。

お嬢さんと握手しながら、”Congratulations !" と言ってしまった。
なぜ”Happy Birthday !"という簡単なフレーズが出てこなかったのか?
ところが、それは怪我の功名であった。
なぜかというと、彼女の18歳(あちらでは成人)の誕生日であったから。

サイン会はパスして、早く祝宴の席に向かいたかったにちがいない。
にもかかわらず、「愛の妙薬」を渡されてご機嫌となってしまったアンドレア・ロストは
自らサイン会を始めてしまった。

なんか、悪いことをしてしまった・・・
私はサインは遠慮してすぐ帰路についた。

翌日、アンドレア・ロストからメールが届きました。
娘が「愛の妙薬」を大変気に入り、忘れられないプレゼントとなりました!!!!!
と書かれていました。
(それと翌年の来日予定(ハンガリー国立歌劇場)の詳細も)

アンドレア・ロストのジルダ、超おすすめ動画(2)

2012年02月15日 | アンドレア・ロスト関連
これも1994年のスカラ座デビューの映像。
終幕のBrusonとの2重唱。

指揮者ムーティの顔もしっかり映っているし
カーテンコールのアンドレア・ロストの姿が見られるのがうれしい。

観客の”Bravi!"が最後に聞こえるが、これが全てを言い表している。
一連のスカラ座公演の動画をアップしてくれた方に感謝。