弦楽器と鼻笛 Nekoya四弦堂

Nekoya製作の弦楽器や鼻笛をご紹介するブログです。

クラッシックバンジョー完成しました

2024-07-28 18:57:00 | 日記

日本ではバンジョーとゆうとブルーグラスで使用される楽器とゆうのが一般的な認識だと思います。
その起源はアフリカで、奴隷船でアメリカに渡って来ました。
長い年月をかけて現代の形に進化して来た、もっともアメリカを象徴する楽器と言えるでしょう。
近年は歴史を遡り19世紀以前の音楽見直され、当時使われていた楽器を求める方も増えている様です。

そんなわけで、以前よりゴードバンジョーやマウンテンバンジョーを造ってきました我が工房にも、時折お問い合わせ、ご注文をいただく様になりました。

今回のご依頼はクラッシックな12インチリムのフレットレスバンジョーです。

素朴な雰囲気がご希望との事でネック、リム共にタモで造りました。

リムヘッドは値段の張るバンジョー用ではなく、ドラムスの物を使用。

むしろバンジョー用の物より種類も多く音も

自分でも非常に興味があったので、ひじょうに有り難いご依頼でした。


バンジョーウクレレ セッティングとミュートの話

2024-07-23 21:53:00 | 日記

テナーバンジョーウクレレ完成しました。







しかしこれで終わりでは無く細かくセッティングしていきます。

そもそもバンジョーとゆう楽器はセッティング次第でどんどん音が変わっていきます。

あちこちいじれる所が有り、またパーツを交換する事も出来るので、全く沼と言えるでしょう。

ブルーグラスバンジョーでは必要ないかもしれませんが、オールドタイムバンジョーやウクレレバンジョーでされるのがミュートです。

畳んだタオルやTシャツをヘッド(皮)の裏から当てて振動を抑える事によって音の暴れを止めます。

当然音量も落ちるのですが、ポコポコと歯切れの良い音になります。

天然皮のヘッドには必要ないかもしれませんが、プラスチックヘッドには必須だと思います。

どんなに乾燥していても、ごく僅かな湿気を吸収する天然の皮とプラスチックの違いは大きいのではないでしょうか。

自分は主にスポンジを使ってミュートしているのですが、効きすぎる様で不満でした。







理想は軽く指が触れている感じなのですが、なかなか調整が難しい様です。

そこで試しにテープを貼ってみたら案外良い感じになりました。







張る場所によっても響きが変わりますし、貼る面積、枚数によっても変わります。

手軽にいろいろ試すことができるのも利点でしょうか?

音量があまり落ちず、適度にサスティーンも残り、音の暴れだけを止める良い方法だと思います。

もっとも個人的な好みもあるので万人には向かないかもしれません。







オーダーメイドバンジョー

2024-07-22 21:04:00 | 日記
現在バンジョーのオーダーを2件いただいています。
一つはテナーバンジョーウクレレで10インチのリム、

一つは12インチリムのクラッシックバンジョーです。

毎日滝の如く汗を流しながら製作しております。

今月はヤフオクでの販売が不調なのですが、お陰様で売り上げ達成できそうです。










テナーギターの勧め

2024-07-17 22:45:00 | 日記

テナーギターは一般的なギターよりスケールが短い4弦の楽器です。

正調の5度チューニングの他、様々なチューニングがあります。
中でもギターの1〜4弦と同じに合わせるシカゴチューニングは、ギター奏者あるいはウクレレ奏者にも親しみやすくお勧めです。
アメリカでは人気の楽器ですが日本ではあまり馴染みがなく、それでもぼちぼち愛好家が増えている様です。
様々な音楽に対応出来、軽やかなところが魅了でしょうか?


当工房でも数台製作しましたが全てお買い上げいただきました。

現在新たなコンセプトでの製作を企画中です。


正調テナーギターチューニングです。

こちらはシカゴチューニング。

テナーギターと同じスケールのテナーリュートとゆう楽器。

シカゴチューニングです。


もうすぐ夏休みですね。

2024-07-11 10:19:00 | 日記
もうすぐ夏休みですね‼︎ 何処かお出掛けの予定はお有りでしょうか?
私は恒例の18切符での一人旅を計画しています。
勿論旅のお供はウクレレです。
さてYahooオークションにもトラベルウクレレを多数出品しております。
旅に特化しておりますので、携帯製と耐久性は抜群‼︎
それでいて、鳴りにも満足いただけると思います。
最新作のNo.61 No.62も出品中。
スタンダードな348㎜とちょっと短い330㎜スケールをラインナップ。
どちらも傷防止の巾着袋付きです。
旅行カバンに、リュックに,気軽に放り込んでお出かけ下さい。