ねこうさのニュースな記事から勝手に推論

日々の気になるニュース記事を私的な観点で推察する、自由気ままなブログです。

いきなりのマスク回収、伊藤忠のプレスリリースからにじみ出る「言いたいこと山ほどある」感

2020-04-24 16:03:29 | 日記
到着した途端、異物混入事件が勃発。しかも多数。
肝いりの466憶マスクがあっという間に回収となりました。

その不良要因とされるのが
髪の毛、虫、黄ばみ、細かいとこでは左右のヒモの長さが違う。
その前にちっちゃいもありましたね。

野党じゃないけど、このマスク、一体どの業者が納入したんだよと思いましたよ。
とてもマスク製造のプロと思えない。
はじめは渋っていた政府も全回収となってようやく発注先と発注価格をだしてきた。

興和株式会社 約54.8憶
伊藤忠商事株式会社 約28.5憶
株式会社マツオカコーポレーション 約7.6憶
そして謎の1社合わせて4社が請け負ったとのこと。

このリストが出て今注目されているのが
3社合わせて90.9憶にしかならないのに
配送料入れても466憶って数字がかけ離れている、どこにお金が流れているのか。

興和、マツオカ共、政府の要請(政府っていってるけど今は政府=経産省ですから)を受け
ミャンマーの工場で生産しているので
ミャンマーと強いコネクションをもつ昭恵夫人がらみではないか、
はたまたミャンマー協会の最高顧問を務める麻生大臣の利権がらみか
と「ミャンマー」がキーワードに浮上してます。

確かに、興和は3月5日に新聞の取材を受けてはっきりミャンマーの工場で作る!と言っているのに





マスク回収発表後のプレスリリースでは生産国は中国他ってミャンマーの存在を消している。





やましくなければそんな小細工はしない方が良いいんでないかい。
まぁ興和としては必死になるでしょうね。
他の医療製品は大丈夫なのかと取引先、消費者から問われるだろうし
株価に影響する可能性もある。
リリースの最後にはオリジナルマスクは徹底した衛生管理の元で国内生産、日本製だと強調してます。
布マスクは衛生管理してなかったんかい

一方、興和と並んで不良品を出したと言われている伊藤忠。
今回のリリースからは、「政府に対して言わせてもらいますよ」のお怒り感があふれてる。





伊藤忠が言いたいと思われること

1.「今お願いしているところでは必要数が足りない、伊藤忠さん、なんとかなんとか引き受けてくれまいか」
と強い要請があったから人肌脱いで受けたのであって、こちらから手を挙げた訳じゃない。


2.国内は元より海外でも生産ラインを確保するのが無理だったけど、必死に無理くり調整して縫製工場のラインで生産する状況を整えた。
言っておくけど、製品が均一になるようにってことで、もらった仕様書通りに作ってるし、生地も日本のマスクメーカーから供給されたもの使ってる。小さいのは仕様書通り、黄ばみ、カビはないはずだ


3. 納入前には現地で伊藤忠の人間がしっかり検品していた。厚労省からは他社の分と合わせた中から不良が出たから検品強化して欲しいということなんで、本当は伊藤忠が不良品出した訳じゃないけど、今回のように疑われないようこれまでの3倍強化した体制で検品しますよ。

こんなとこですかね。
伊藤忠はどこの国で作ったか情報が出てない。
5年前にベトナム国営繊維企業と業務提携しているのでベトナムではないかと。

いずれにしても、受注社名、受注金額、謎の1社が並んで
腑に落ちない疑惑が次から次へと出てきている状況。

まだ納入前らしいマツオカコーポレーションだって、マスクを作った経験もないアパレル会社なのに
なせか興和や伊藤忠より先に2月の段階で受注先に入っていたし、
話しによると例の経産省官僚の知り合いだからとのことだし

興和や伊藤忠だって、どういう経緯で選ばれたのか、謎の1社がどこなのか、いくらで受注したのか。

ミャンマー案件はホントのところどうなのか。。。

どうやらカビマスクはガセ情報(マスクの縫い目が違う、カビが不自然)を毎日新聞が報じてしまったようですが、

国難とも言える時にマスク配布がさらなる疑惑案件を生んでしまうとは
つくづくお取り巻き経産省官僚は安倍首相にとってお祓いレベルの人物だ