こんばんは。
うん。わかっているんだ。表現方法が悪いのはわかっているんだ。
仕事が多くて、同時進行で、沢山の事を抱えている。母親としての面もあれば、仕事をしている人という面もあり、ついでに言えば、妻という肩書きもあり、他に言えば、私自身がある。これらが、全て同時進行で沢山の事をしているので、時々、そのキーワードがわからない人には全く掴みどころのない話し方をしてしまう。
例えば、職場で、何かを集中力の中でしている時に、ドンドン別の仕事が入ってくるとする。すると、別の仕事をこなしながら、している業務のことを話そうとすると、既に、なんというか、していた業務の中での表現が、えらい「マニアック」な中身での伝え方となる。これは、正直、自分の記憶の仕方が悪いのだろうと考えているのだが、凄まじい記憶量を誇るので、人に何かを伝えたいとき、凄くマニアックな表現が多くなる。
ここでもそうなんだが、もっと簡潔に書けないのかと言われることもある。簡潔にわかりやすく書けと叱咤されることのほうが多い。
だけれど、実は、マニアックな書き方なのは、当事者であるからこそ知る事情があって、マニアックに書くのである。簡潔にわかりやすく書けと言われて書いたら、炎上するわ(苦笑)。マニアックな裏事情がわからない奴には、一生わからんでええわと思うことのほうが多い世の中であり、知ることが正義だと思い込んでいた時代もあったが、知ったから書けばいいのではないという、
「大人の事情」も知った今日このごろである。
だから、端的に言うと、実は凄く私は言葉がきつい。
だけれど、最近、飛び込みの営業さんが駄々をこねて電話を切らなかったりするのは、わたしが悪いのではないかと思うようになった。もっと、簡潔に、
「間に合ってます」程度にしておけばいいのだ。
ところが、相手に話を聞いている時には、既にその相手の言う要求は理解できていて、その要求を言う人と、どういう交渉ができるか、それをいつまでにできるか、同効率良く回せるかを考えていることが多いのだ。だから、つまり言えば、10手先を言われても、相手には伝わりません。こう言われれば、なるほど納得である。
そして、時々、相手に言われたことに対して、中々返事ができなかったりする。
それに関しては、相手に言われたことがわかる。だが、どういう風に、様々なシチュエーションの中で、この物事を応用出来るか考え込んでいて、既に心は、そっちに動いている。だから、正直に言えば、分かりましたで、おわりにしておけ、自分(苦笑)と思うことがある。
すべてを効率良くこなすことに関して、自分の中である程度のノウハウを蓄積しているので、あれこれ、無意識でやってしまう面がある。自分の中で、それらは、既に言葉にならない。なので、それを言葉にしなければならないのが、職場だと思うが、時々、職場で別部署から、頭のおかしい人だと言われることがある。
あと、時々思うのだが、相手を決して馬鹿にしているわけではない時がある。だが、記憶力がいい故に、経過についても詳しく覚えていることがあって、相手に異様に嫌がられることもある。それと、紙面に書いてあることが、極秘情報だとすると、わたしの頭では、その紙に書いてあることは、絵として自動処理されてしまう。
極秘情報だけれど、知ってていいんだよと言われると、やっと文字になるという、そういう処理方法があって、これも、今の上司は、わたしがこういう処理方法をしているのを知らなかったときは、流石に、馬鹿かと思ったという。無理もない。長いこと、情報処理をしてきて、こうでもしなければ、爆発的な量の処理方法を誇れなかったのが、真相だ。
ところで、ある人が、試しに、わたしに、ローマ字記載の名前リストと、漢字記載のお手紙の突き合わせをさせたことがあった。
量は多かったのだが、ほんの五分で終わった。リストと紙には、それぞれ、欠落している部分があって、その部分を弾いて、同じ物を付きあわせた。その後、また、同じモノを頼まれた。今度は、英語で記載の手紙と、漢字の封筒の突き合わせである。
これも、別にあっという間に終わった。意地悪く、それぞれ、欠落しているところもあったが、別に、同じものは同じもので入っていっただけのことである。
これが、異常だと言われることもある。
うーん。少しアスペっぽいと言われるのも無理は無いと思うが、あまりに集中しているときは、確かに、知識の一番の引っ掛かりをポイントに話をしていくので、人にはマニアックな情報で、伝えていくのもしかたがないと思う。だが、これが、ある意味で言えば、爆発的な量を処理できる理由であって、ちょっと昔のことを思い出したんだがね。
300台のPCの全ての壁紙を覚えていて、PCを使っている人の顔がわからない。というか、わたしには、そのPCがなんの問題を抱えているのかは、壁紙で記憶していくので、壁紙を変えられると、困ってしまう。しかし、ユーザは、壁紙をよく変更するので、変更する壁紙に特徴的なところがあると、それで今度は覚える。ユーザの苦情はいつも、壁紙で記憶するのではなく、どこの部署のタイトルで覚えてほしい、もしくは、顔で覚えてほしいと言う。
難しい要求だね。300台のPCは、そういうんじゃ覚えられないんだよ。なんせ、使う人は頻繁に変わるんだから。リースの残ったPCを相手にしていると、自然とそうなる。もっと言えば、シリアルナンバーで覚えればいいのではないかとも思ったが、実は、結構、枝番がややこしく、規則性のある付け方が出来なかったりする。そうなると、枝番以降の大事なPCの内部事情について、覚えている暇がなくなる。
まぁ、思うけれど、ほんと、無駄だよ。無駄な記憶力だ。せめて人並であれば、こんな苦労もしないのに。馬鹿かと言われたら、こう答えるね。
ええ、モノホンの馬鹿だよ。これで、苦戦して46年過ごしているんだ。ゆとりある生活であれば、こんな苦労もしないのに。爆発的な処理を求められるがゆえに、こうなる。もっとゆとりがあったら、実は、もっと、言い方が完結になると思うよ。
うん。もっと、おっとり仕事させてくれたら、絶対うまく行く(笑)。
朋