美空ひばり 「ひとり旅ーりんご追分入り」

二夜連続で美空ひばりの大特集放送がありました．ーーBSまるごと大全集　生誕70年．昭和の歌姫・美空ひばり

全部は見ていないのですが，この中で特に「ひとり旅ーりんご追分入り」には感動しました．

このメロディ，以前どこかでかすかに聴いた覚えがありましたので調べて見ました．

最初は佐良直美が歌った曲で，1976年の紅白歌合戦ではこの曲が歌われています．後に美空ひばりが歌った楽曲のようです．

音も画質も良くないのですが，メロディとリズム，サックス演奏のバランスが絶妙．感動の余り，涙が出てきました．

他に「さくらの唄」という曲もあり，そのメロディ，歌詞は涙を誘うものでありました．

演出家の久世光彦さんは言う．この曲（さくらの唄）は何回聴いても泣かされると．

美空ひばり自身もこの曲をはじめて聴いて，涙を流したようです．

美空ひばりの声については，いろいろ意見があるようですが（透明感がない，品がない，すっきりしないーーーなど），私は低音の成分が豊かで安心して聴ける声と高く評価しています．歌のテクニックもかなりのもので安定感抜群．

ちなみに，私個人的に美空ひばりの曲の中でベスト5を選んでみますと

1．ひとり旅ーりんご追分入り
2．長崎の蝶々さん
3．愛燦燦
4．川の流れのように
5．あの丘越えて

など．他に花笠道中，人生一路も好きな曲です．

それにしても「ひとり旅ーりんご追分入り」にはしびれました．