少しだけ我慢していれば…

「今日はキョン太が静かです　」




「僕だって　いつも暴れている訳ではありません　」

＜昨日はしゃぎ過ぎて疲れてんでしょう？　＞



「そんな事ありませんよ　」

＜やっぱり遊び過ぎだ…　木登りもしたし…　＞



「僕は寝るので　静かにしてください　」

＜ハーイ　＞



小太郎　今日は静かに寝られるよ




「今日はチャミがお兄ちゃんと寝ます　」




そっかー　いつもキョン太に邪魔されるもんね




今日はゆっくり兄と妹で仲良くして下さい




「ウザくなってきました…　僕は寝たいです　」




「チャミがウザいですって　」




「ぼっ　僕はただ眠たいんです　」




「ただ眠たいだけなので　舐めるのは止めてください　」




「チャミが親切に舐めてあげてるのに…　」




「生意気です　」




あまりのチャミの勢いに見かねて　ばあちゃんの助けが入ります




「あ～あ　」

＜小太郎　チャミがまだ後ろで睨んでますよ　＞



「チャミが小太郎を襲うなんて　予想外でしたね　」
　



「結局　キョン太が静かでもゆっくり寝られないわけですね…　」

＜まぁ…　そうかな？　＞



小太郎が少し我慢していれば静かに寝れていたかもよ
でも明日にはキョン太が復活するから
またしばらくはキョン太の相手　ガンバッテね



おやすみなさい

渡り鳥の季節

まだまだストーブの前からは離れられませんが




春は近づいてきている様で
渡り鳥がやって来るようになりました




「母ちゃんアレも渡り鳥ですか？　」




あ～　アレは…




暖かくなっても　渡って行かないから




渡り鳥じゃなくて




綱渡りをする




サーカスのピエロかな？




「なるほど　ピエロですか　」




「母ちゃんヒドイです　」




「ピエロだなんて　」




「キョン太　ピエロって知ってるんですか？　」




「分りません　」




「やっぱりね…　じゃあチャミは帰ります　」




キョン太も帰りますよ




「ハーイ　でもピエロってなんだろう？
　後でお兄ちゃんとさくらに聞いてみよ～っと　」




残念ながら　小太郎はまた流れながら寝てるし




さくらもグッスリ寝ちゃってるんだなぁ




白目をむいて




最後の写真がさくらの白目の写真では　なんなので
唯一　普通に寝ているチャミの写真でお許しください




おやすみなさい

あぁ 勘違い

今日もね　なんだか暖かく感じますよ



「みんな　今日は暖かいみたいです　」




「　　」




「今日は散歩日和なんですか　」

＜母ちゃんは散歩日和とは言ってないからね　＞



勘違いのもと　みなさん散歩を始めてしまいました




「全然　散歩日和じゃないです　暗いし…　」




「でも雪は降ってないですね　」




「雪かきがなくて良かった　」




「キョン太はお散歩しないんですか？　」




「寒いですけど　そんなに寒くないですよ　」




「寒いですよ　」




「誰ですか　散歩日和って言ったのは　」




「だって…　」




「母ちゃんが暖かいって言ったから　」




「母ちゃん　ウソはいけません　」

＜母ちゃんは暖かく感じるって言っただけですけど…　＞



「そうなんですか　」

＜うん　そうだよ　＞



「キョン太の早とちりですか…　」

＜そうそう　＞



「やっぱりキョン太はキョン太ですね…　」




でもさ




チャミにコテンパンにお仕置きされてるから




小太郎は許してあげて




「なんか見たことある光景ですね　」


小太郎は見たことのある光景じゃなくて
経験した光景だと思うよ



おやすみなさい

母ちゃんは好きなんだけどなぁ

「おかしいです　」




「僕に何もプレゼントが届かないです　」




「僕にも届かないです　」




「まぁ　キョン太に届かないのは…　」




「当然と言えば当然ですけど　」




「お兄ちゃんは何を言ってるんですか？　」




「時代はもう僕の時代なんです　」




「僕にプレゼントが届かないなら　」




「お兄ちゃんに届くわけ無いです　」




「こんなだらしないお兄ちゃんより　




「僕の方がカッコイイんですから　」




「どっちもどっちだとチャミは思いますけど　」




「僕のこの格好は可愛いと評判なんです　」




「母ちゃんそうですよね？　」

＜母ちゃんは好きだけど…　みんなはどうかなぁ？　＞



「えっ　母ちゃんだけなんですか　」




「プレゼントが来ないはずです　」




「母ちゃんに騙されて　お兄ちゃん可愛そうです　」




「これからはビシッとした僕をお見せしますので
　来年のプレゼントよろしくお願いします　」



さぁ少しづつですが暖かくなって来ていますが
小太郎のビシッとした姿　これから見られるのでしょうか？



暖かくなってきていると言っても
まだまだ寒く　会社の近くにこんな大きなつららが




近くによるとこんな感じ




本日も真冬日でしたが－0.8℃でしたので
今までに比べると　暖かい
2月はこれから先　暖かいそうです
これ以上雪が降ると　体が持たなかったので良かった



おやすみなさい

ハッピーバレンタイン？

「みなさん　今日はバレンタインデーでしたね　」




「僕はご覧の通り　イケメンですから　たくさんのチョコレートを　」
「もらってません　」




「今日送ってるから　明日には届くはずですよ　」




「母ちゃんにはあげませんからね　」

＜ケチ…　＞



じゃあ　チョコレートのお返ししないとね



「これ　去年も被った記憶があります　」

＜今年はバレンタインのガチャガチャなかったんだよね　＞



「無理して被り物しなくても良いと思いますけど…　」

＜みんなにお礼するなら　これしかないでしょう　＞



「じゃあ　キョン太もですよね　」

＜そうだね…　＞




で　被ったもらいました




「母ちゃん　僕にもチョコレートたくさん来てるんですか？　」

＜まだ届いてないかな　＞



「届いてないのに被らなきゃいけないんですか？　」

＜届いた時用にね　＞



「ふ～ん　」




「チャミ姉ちゃんとさくらは被らないんですか？　」

＜そうだねー　＞



一応　被ってもらいましょうか




「これを被ると　おやつが届くんですか？　」




さくらはもらう方じゃなくて　あげる方だよ




「最悪な日ですね…　」

＜そんな事言うのさくらだけだよ…　＞


残るはチャミに被ってもらって…



「チャミは神様に守ってもらってるんですから　」




「チャミに被せたら…　」




「大変な事が起こりますよ　」


チャミ…
バレンタインくらいは可愛い顔しようよ


そして小太郎…
そんなに体が流れてる男にチョコは届かないと母ちゃんは思います




おやすみなさい