キョン太のたぬき寝入り

朝から雲ひとつない青空

こんな日は　しっかり霜が降りています




散歩の後は　ストーブの前でゆったりと朝のひととき





「母ちゃんは　分っていませんねぇ…　さっきまで大変だったんですよ　」

＜何かあったんですか (・・?　＞




「大変といえば　原因はキョン太しかありません　」

＜キョン太は　おとなしく寝ていますよ　＞



ほら　ぐっすり寝ています




「あれは　たぬき寝入りです…　キョン太はたぬきに似ていますから　」

＜たぬき寝入りの　意味がちょっと違うような…　＞


何があったんですか ？　母ちゃん　朝は忙しいので見ていませんでした('_')



「説明するまでもありませんよ　僕が寝ていたら…　」




「襲われたんです　」




「だから逃げたんです　」




「でも　しつこく追いかけてきたんです　」




「どこまでも　追いかけられました…　」




「見かねて　チャミが説得してくれたんですが…　」




「キョン太　小太郎兄ちゃんをいじめちゃダメです　」
「いじめてません　遊んでいるんです　」

＜キョン太には　話が通じなかったんですネ　＞



でも　もうキョン太も疲れたので　これからゆっくりできますよ　



「フフッ　母ちゃんはもうすぐ仕事に行きます　」




「母ちゃんが居なくなれば　僕を怒る人はいません　」




キョン太　何か言いましたか (?_?)



「何も言ってませんよ　お仕事頑張ってきてください　」
　



それじゃあ小太郎君　母ちゃんが帰ってくるまで無事でいてください

＜・・・　＞



おやすみなさい