NORIFUMI ADACHI IllustrationWorld

漫画とイラスト発表のブログです。写真も少し。

ENBAN USAGI えんばんうさぎ年

2022年11月17日 19時16分29秒 | えんばんうさぎ

来年2023年は卯年です。1984年に『ENBAN USAGI」の初版自費出版して38年経ちました。

4回目の卯年です。

今年2022年は人生をリセットした年でもあるので、来年は初心に帰る年にしたく

またえ「ENBAN USAGI」から初めてみようかと思ってます。

そもそもの出発点は、会社に入社してデザインの仕事し出したところから始まります。

当時まだ紙媒体盛んな頃、雑誌社から新しいマガジン発刊が目白押しの時代。

雑誌広告も毎週送り締切の嵐でした。

ただし、写真メインの広告は、写真の再現性重視、レタッチなどほぼない時代でしたので、

印刷立ち合いは毎日のようにやってました。

肌の色が出ない、商品の色はこんなじゃない・・・など、色々お得意からクレームやオーダーがあって

新米デザイナーに私はてんてこ舞いでした。

 

そんな仕事の中、黄色べたをバックひいたら綺麗なのに・・・とか、色々考えるようになり

いっそのこと、外国漫画や、外国の新聞漫画のようなカラーの漫画を自分で作ったら・・と思うようになり

一念発起して「ENBAN USAGI」制作の着手したわけです。

つまり、デザイン実験のつもりで作ったもので、決してキャラクターマンガありきではなかった

わけです。

今のデジタル世界では、フォトブックなるもので、ネット上でレイアウトして格安で本ができますが、

当時はケント紙に版下作って、色指定して、入稿、校正、紙指定やらプロセスも長く

大変でした(しかも自腹←ここがキツイ)でも、結構楽しく自由に作れるので最高でした。

完成して・・なんだか、入社して霧の中にた自分が、やっと霧が晴れて、進む道が見えた気がした

そんな気分だったように思えます。

翌年1985年、学校の先輩が、日本漫画家協会に所属していて、これいいね、推薦しておくよと、

第14回日本漫画家協会賞に推薦していただき、幸運にも優秀賞をいただいた事も、大きな励みに

なりました。その初心を忘れず、何よりデザインやもの作りの醍醐味を忘れずに

今後も頑張って描いていきたい・・・と思う11月です。

取り止め無くなった・・・ハハハヾ( ゚∀゚)ノ゙

そして、この11月27日のコミティア142にて、ENBAN USAGI3をtsくりました!

ぜひ、ブース:I-16bにお立ち寄りください。

よろしくお願いします。

本日から、しばらく「えんばんうさぎ」ネタでブログアップします。ではでは



最新の画像もっと見る

コメントを投稿