チャールズ・ブコウスキー「死をポケットに入れて」を読み終えた。
(私の読書速度としては相当早い)
しかも在宅勤務でもない限り、ここまで読み進めなかったと思う。
この本は1991年に著者が、当時は目新しいApple Macintoshに綴られた文章をまとめたもの
1999年あたりから盛んなるブログの前なので、当時はかなり進んでいた
しかも当時70歳近い著者が、新しいもの挑戦するも、日々の生活は競馬、飲酒、愚痴などアナログの局地
そのアンバランスさと、2020年コロナ蔓延の今の怠惰と不安の世界が合間って面白く読んだ。
この本の原題は
"THE CAPTAIN IS OUT TO LUNCH AND THE SAILORS HAVE TAKEN OVER THE SHIP"
『船長が昼飯に出ている間に、船員たちが船を乗っ取った』
翻訳の中川五郎氏は本の中で、文中の別のセンテンスを題名にしたと記してるが、それが
いい悪いではなく、題名が二つあることが、何か意味ありげでいいような気がしてる
今日のブログタイトルは「チャールズ・ブコウスキー」としたが、そんな気分もあって下記に変えた。
「ウイルス蔓延という共通の敵に世界は一つの方向に向いた」