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ネコマタ☆パラダイス

徒然ゑ日記です

ライジングサンからこんにちは

2010-08-13 | 観てきたのいろいろ

いやぁ~。あらゆる修羅場を経験したかと思ってたけど…
まだこんなパターンが。

まさか会場が水田化しているとは。

一昨日昨日の大雨のせいで、
あちこち水浸しよ~!
新しいスニーカーを昨日買ったけど、急遽物置から出したワーキング・ブーツが大活躍です。
泥濘OK(涙)

てなわけで、とりあえずパエリヤでテンション上げときます。

股旅日記~真夏編・3 

2010-08-06 | 観てきたのいろいろ
8月1日~東京初日

池袋駅からすぐのところに
西口公園という広場があります
(某クドカンドラマで見覚えアリ)


ここで、このような催しが!


東京在住の友達を誘って
行ってみました。

ここで気になるのは、ただの盆踊りではなく
「New」盆踊りだということ

どの辺が「にゅー」だったかというと

☆まずは近藤さんとコンドルズのメンバーがステージに出てきて
(サラリーマン体操のメンバーさんでした)
「振付け」から始まります。

☆櫓を囲んで偶数の輪を作り、前列の人と向き合います。
偶然向かい合わせになった人と、パートナーになって踊るのです。


☆踊っているうちに、パートナーがどんどん変わっていき、
気づいたら知らない人と仲良く手を叩き合っているという、
‘フォークダンス・スタイル’なのでした

☆しかも「あふ~!」とか「シャ~」とかヘンテコなかけ声付きで。
(かけ声の練習もします)

☆更に祭りの歌・合いの手・笛はコンドルズさん自身によるもの。

多少予測していたとはいえ
なんとも、斬新愉快な盆踊りでした。

私たちは途中で、
友達が行きつけの古くて素敵な居酒屋に移動して
しばらく歓談。
・・するとトイレの窓から風に乗って、
祭囃子とともに

「アーユー、ハングリー?!」
「イェ~イ!!」

とうてい盆踊りとは思えない
コール&レスポンスが・・・

誘われるように会場へ戻ると

あららもう終わってた


どうやら、マックス3000人(!!!)集まったそうです
すごい!


残り灯を背中に
私たちは
新宿へ~

ワシらの宴 はまだ続くのです


共存する美学

2010-02-20 | 観てきたのいろいろ
気のすむまで観にいきます。


今回は、
初台の新国立劇場にて
近藤良平トリプルビル

森本千絵さんがアートディレクターをされたのも興味深く。

踊り、演奏、映像、衣装、美術全てが主張しつつ
だけど威張らず共存していた。

おそらく近藤さんの考え方、感じ方であって、共感して集まる人々が創り出す世界は底知れない。

こんな舞台を創れるなんて。
好きな世界だったなぁ。

帰ってきて一週間。
ともすればすぐに時間に押し流されそうになる日常です。
ここにいる方が不思議に思えるけど、これが現実。
どうか行きたい方向に泳げますように。

トリプルビル キャスト
近藤良平
森本千絵

飾るほどうすっぺらくなりそうで

2010-01-22 | 観てきたのいろいろ
シラフで、しかも着席して観ているのが
違和感。

この映画を企画したのは
マネージャーの能野さん。
RSR創立メンバーのひとりでもある方。

パンフレットを買ってみたけど、
なんて他者の薀蓄が似合わないバンドなんでしょう。
でも、能野さんのシンプルで直球な言葉は
ぐっとくる。
たぶん私も当事者のはしくれだったのだ。
湧き出る想いは胸に。

「ノーヤンの愛が詰まってるから観てね」と
友達から念押しメッセージをもらっていた。
よくわかったよ。

わしづかまれたひと

2009-12-12 | 観てきたのいろいろ
先日観に行った「踊りに行くぜ」@函館で
もうひとつ楽しみにしていたのが、
BATIK。

黒田育世さんが率いるダンスカンパニーです。
2年前・・かな?札幌の「踊りに行くぜ」で、
その心臓破りな激しい振り付けに
衝撃を受けて以来気になっているのです。
今回は「SHOKU」という作品でした。

黒田さんの作品は、
「女の子と女のあいだ」みたいな、
体だけ大人になる恐怖のようなものや、
やり場のないエネルギーだったり、
そのような感情を体いっぱい全て出し切って
表現しているように見えます。

ダンサーが全員女性で、みなさん可愛い。
のに、ものすごい顔で踊ります。

こころも体も限界を越えたむこうに
目を逸らせない、クギヅケにさせる何か があるようです。

スカパーで「ペンダントイヴ」という作品のメイキングを
見たんだけど、

本番の数日前、ダンサー達に
「みんな、ゴメンなさいお願いがあります」と言って
まず限界までランニングさせ、
体をヘトヘトにしてから
その心臓飛び出るようなダンスを躍らせていた。
そんな極限のリハーサルを黒田さんは
泣きながら見ていた。


終演後、思いを胸に秘めつつも
ヘタレな私はただ
「衝撃的でした」としか声をかけられなかった。
黒田さんは、
「ありがとうございます」と控えめに小さな声で言って、
しかも、握手した手があまりに細くて小さくて、
いったいどこから、あんなパワーが出てくるんだろう?と
すっかりハートをワシヅカミにされて帰ってきたのです。

とってもかわいらしくてお綺麗な方です。
でも踊るとすごい。

1月に東京で近藤良平さんとデュオの公演があるとのことで・・
ああーーー観たい!
しかも、タイトルが
「私の恋人(アイジン)」
昔やった「私の恋人(コイビト)」の再演(続き・・なのかな?)
のようです。アイジンになったんだ・・・。
興味津々。
札幌公演切望!


BATIK 



なぜ函館に行ったのか?

2009-12-10 | 観てきたのいろいろ
今回の函館行きの目的は
「踊りに行くぜ!」@函館市芸術ホール。

私が勝手に‘こころの師匠’と仰いでいる
近藤良平さんの新作を観に。

やっぱり変わらないスタンス。

舞台、そこにある非日常。
「ねばならぬ」、ではないところ。
大好きな場所です。
舞台人の役目は、そこに観客を連れて行く、
幕が下りるまでは帰さない。
こちらが気を抜くと観客は醒めてしまうのです。
責任ある、難しい技。

「あんなばかなことやってますけど、
大真面目に、まじめに、やってるんです」
と近藤氏。

わたしも、も少しここにいたいです。
居させてほしい。
そのためにはやることがいっぱいある。

澱んでいる場合ではにゃい。のだ。
流れよ、わたし。

終演後サイン会で、少しだけお話することができた。
2月にワークショップを受けたことを伝えたら
「あー!覚えてる。」って言ってくれました。


ザ・女優と鉄の演出

2009-11-15 | 観てきたのいろいろ
観てきました
「印獣」
企画:ねずみの三銃士(生瀬勝久・池田成志・古田新太)
作:宮藤官九郎 演出:河原雅彦

3人のうだつのあがらない作家が、
ある日、編集者に呼び出されてある館に招待され、
そこの主で「大女優ナガツダレイコ」と名乗る女に
「私の自伝を共同で書くように」と依頼される。
知りもしないかつての大女優のドラマを書くうちに、
作家自身も翻弄され巻き込まれていく

ホラー・コメディ。

生・生瀬さんも、古田新太氏も楽しみにしてたけど
‘大女優役の大女優、三田佳子’がほんとに凄かった。
「全部持ってっちゃった」感。いい意味で。
それでこそこの作品なんだと思った。
・・にしても いやはや鉄の心臓・・な演出。
「え!! それ、着せちゃって、それ、やらせちゃっていいの?」
やらせる方も、やりきる方も・・おそれいりました。

河原氏演出の舞台は
今年2月、怪我した足を引きずってまで観に行った「真心一座」以来。
マチャワールド、好き嫌いは分かれそうだけど、私は好き。
また札幌に来ないかな。

休憩時間、場内で河原氏ご本人を発見。
「緞帳降りるまではお仕事中でしょうから・・」ってことでスルー。
緞帳降りたらもう居ませんでした。
どうだったでしょうか?札幌。

その日は、帰りに友達とイタリアンのお店で
「モレッティ」というイタリア・ビールを飲みました。
瓶のラベルがかわいかった。(オジサンがジョッキ持っている絵)
舞台やライブは何処へでもひとりでもへっちゃらで観に行くんだけど、
ビール飲みつつ感想を言い合える相手がいるってのはまた楽しいものです。

印獣
河原雅彦

友達の絵を観に

2009-10-27 | 観てきたのいろいろ
セツリコフちゃんの個展に行ってきました。
SETSULIKOV EXHIBITION
 COME OUT♯3

今回は北3東10にある
SCHOOL BUSという、古着やアンティーク雑貨などが置いてある
お店。
カフェスペースもあって照明やストーブもアンティーク。
壁にはセツちゃんの絵が展示してあります。
こんな空間に住みたい。

美味しいコーヒーで久々にゆっくりお話。
居心地良くて、
帰りのバス時間を忘れるとこだった。

思い起こせば、20年来の友人。
長いよ!
素直で正直で真っ直ぐで そんな彼女の描く絵は
あったかくてどこか懐かしい。
そっとそばにいてくれるような。
セツちゃんの絵からも、セツちゃんからも
エネルギィをもらっているのです。

11月3日までやっていますヨ!!
今回は缶バッジをおとな買い。
誰かにプレゼントするのも楽しいのだ。

あえて邦画

2009-09-06 | 観てきたのいろいろ
友達と‘あえて邦画を見る会’
を催していまして

今回はコレ


アイデン&ティティ
に続く
みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督

意外にも(?)正面きっての青春ストーリーでした。

主人公に共感というよりは
リリーさんの素敵な親父ぶりにむねきゅん。
うーん大人になっちゃったな、私。

主役の男の子、
終盤ライブのシーンでの豹変ぶりに
「このひといったい何者だ?!」
と思ったら
バンドやっている人なんだね。

主人公=みうら氏という風に見ちゃうので
「その後どうなった??」
ってことで
アイデン&ティティをもう一度観たくなる。

映画チケットがカセットテープのラベルの形(すてき!)
ロビーにグッズもあってしばし物色。
思わずカエルくんのビーチサンダルを買いそうになる。
音源をカセットテープで販売してくれたらよいなぁ。
エンディングテーマ
の‘村八分’カバーもかっこよかった。

帰り、ランチしようと4丁目付近にでると
アート・パフォーマンスだらけの
お祭りをやっていて
外ビールが私たちを呼んで止まないため

急遽 昼から一杯。

妄想の創造物

2009-08-23 | 観てきたのいろいろ
椎名さんの講演会以来
うかうかしているうちに最終日になってしまい、
近代美術館へ。
「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」

さすが最終日の午後。
人がいっぱい。
堪能するには至らずも、おもしろかったです。

仏像はおもしろい。
顔や手がいくつもあるものから
開いた蓮の中や猪の上に坐禅した人がいたり
思わぬところから動物の顔が何体も出ていたり・・・
想像絶する形相。

教えや悟りを大真面目に形にするとこうなる・・というもの。
だからってこんな姿になるか?
やっぱ偉大なる妄想力

入口すぐのところで
「おみくじ」があって自分の‘守り神’を引く。
私のは、
勝利の女神「ペルデンラモ」

ラバに跨り、敷物は人の生皮、
生首の首飾り、ドクロの杯を持ち、
足元には殺した悪の血の湖
とな。怖すぎる。

さまざまな障害を打ち負かしてくれるらしい。

勝負ごとは嫌いだけど、そういうことならば
打ち負かしたいものです。

帰りは歩いて円山方面へ
今まで膝の装具のせいで
ジーパンが履けなかったんだけど、
今日は装具無しで散歩。

曇り空だったけどね、
こんなちっさなことが嬉しいのさ。