観てきました
「印獣」
企画:ねずみの三銃士(生瀬勝久・池田成志・古田新太)
作:宮藤官九郎 演出:河原雅彦
3人のうだつのあがらない作家が、
ある日、編集者に呼び出されてある館に招待され、
そこの主で「大女優ナガツダレイコ」と名乗る女に
「私の自伝を共同で書くように」と依頼される。
知りもしないかつての大女優のドラマを書くうちに、
作家自身も翻弄され巻き込まれていく
ホラー・コメディ。
生・生瀬さんも、古田新太氏も楽しみにしてたけど
‘大女優役の大女優、三田佳子’がほんとに凄かった。
「全部持ってっちゃった」感。いい意味で。
それでこそこの作品なんだと思った。
・・にしても いやはや鉄の心臓・・な演出。
「え!! それ、着せちゃって、それ、やらせちゃっていいの?」
やらせる方も、やりきる方も・・おそれいりました。
河原氏演出の舞台は
今年2月、怪我した足を引きずってまで観に行った「真心一座」以来。
マチャワールド、好き嫌いは分かれそうだけど、私は好き。
また札幌に来ないかな。
休憩時間、場内で河原氏ご本人を発見。
「緞帳降りるまではお仕事中でしょうから・・」ってことでスルー。
緞帳降りたらもう居ませんでした。
どうだったでしょうか?札幌。
その日は、帰りに友達とイタリアンのお店で
「モレッティ」というイタリア・ビールを飲みました。
瓶のラベルがかわいかった。(オジサンがジョッキ持っている絵)
舞台やライブは何処へでもひとりでもへっちゃらで観に行くんだけど、
ビール飲みつつ感想を言い合える相手がいるってのはまた楽しいものです。
☆
印獣
☆
河原雅彦