coco ノート

ロッキーと行く
不思議な空の旅...♪

空ばかり見ていたら。

2018年05月21日 11時54分42秒 | Photo diary


毎日病室の空を見ていると
色んな雲が飛んでいる

何となく人の顔に見えたり
動物に見えたり魚に見えたり

色んな思い出が駆け巡る
空はいいな、大っきくて自由で

朝、ドクターヘリが飛んできた
人がタンカーで運ばれて行った


 入院しました。

2018年05月19日 07時35分50秒 | Photo diary


また入院しました
寒気がして 39℃の高熱、

手足の皮膚が炎症を起こして
何も持てない歩けない



ロッキーなら とっくに
逃げ出しているだろうな…

個室には入れたけど
一日中雲ばかり見ているだけ

トルストイの人は何故生きるのか
雲は流れて何処へ行くんだろう


「自転車に乗って。」の巻。

2018年05月13日 13時50分11秒 | Photo diary


ホームセンターへ行って
自転車を見てきました

「出かけないとダメだよ。」
「自転車でも買ったら..」



ある人から言われて
その気になったけど

さて、
どれを買ったらいいものか..



 ☆****☆

入院はいいな..
時々看護婦さんがきてくれるし



あまり孤独にならない
注射は嫌だけど

やっぱり僕は
若い看護婦さんがいい..



震度5弱の地震がありました。

2018年05月12日 17時48分57秒 | Photo diary


十時に退院になり
いつもなら駅までタクシーで行くのですが

個室代プラス8000円が気になって
二十分待ってバスで行くことにしました

 ☆****☆

ところがバスが駅に近づいて来ると
突然ブザーがなり運転手のアナウス

「地震です。地震です。」
バスは不自然に揺れている

「大丈夫かな..?」
不安な思いの中、駅に着いた

新幹線は停電の為、止まっているとアナウス
しなの鉄道は十分の遅れ

「よかった。何とか帰れそうだ。」
タクシーに乗っていたら電車の中だったのかな..

 ☆****☆



昨日は十時から三時まで点滴をしていて
うとうと、夜、寝付けない

ブラインドに光る夜景と
動く車の光がとても綺麗..

一時と三時に看護婦さんが回ってきて
僕は寝たふりをしていたが

翌朝、「眠れませんでしたか?」
「えっ、はい。」

退院するとき
毛布を丸めて寝ている体の形にしてきた

笑ってくれるかな?



 駅のポスターです。

しあわせな時。

2018年05月11日 07時15分23秒 | Photo diary


家に来たばかりのロッキーは
借りてきたネコみたいで

ワンとも鳴かないし
黙って僕の隣にいつも座っているだけ

でも二週間が過ぎる頃には
嘘みたいに

あちこち飛び跳ねて
走り回っていた

生きることが楽しくて
仕方ないように

年月が流れ
階段からたまに落っこちるようになって

オシッコの足が高く上がらなくなり
やがて散歩にも行かなくなり

二階の部屋の窓から
外ばかり見ていたロッキー

まるで
今の僕のように


おはようございます。

2018年05月11日 04時12分05秒 | Photo diary

病室から

昨日からまた入院しました
抗がん剤が変わって三回目の投薬

でも医師はCTの結果を見ながら
進行してますね。肺の水もふえているし

衝撃で昼は何も食べられず
廊下の椅子に腰掛けて落ちこんでいると

婦長が心配して来てくれたので
無理を言って六人部屋から個室に変えてもらいました

プラス8000円、
痛いけどお金の問題じゃない

今は一人になりたい…
そう思いました


午後から雨に

2018年05月07日 16時44分28秒 | Photo diary
 

携帯電話には
いっぱい名前が入っているのに

「突然、電話したら迷惑かな...」
そう考えると中々かけられない

夢中で生きていた頃、
友達から電話が来ると

迷惑そうに出たりして
「悪かったな、」と今は思う

 ☆****☆

午後4時になると孤独が
遊びにやってくる

心に穴が開いたように
何もする気にならない

目も急に悪くなって
かすんでパソコンの画面が見ずらい

また10日から
入院の予定、前回のCTの結果次第ですが

 ☆****☆

人はみな 
勘違いをしている

その勘違いで
世の中は成り立っている

世の中は
おいしく見えれば見えるほど

エグい針が
ついているものです

 

「ホームセンターへ行ったけど..」の巻。

2018年04月30日 11時09分02秒 | Photo diary


この頃よくやってくる
僕の孤独..

ひょっとして
うつ病になったのかな...



何もする気になれない
とりあえず出かけてみよう

 ☆****☆

ホームセンターへ行って
花を見ていたら



綺麗で写したくなった
従業員の人が水をやっている

その横で
うろうろ、パシャパシャ



 ☆****☆

「さて、何か買おうかな..」
車へ戻ると財布が無い...

「あらら、」
持ってくるのを忘れた

「食い逃げみたいで
ごめんなさい。」



そんな時代がありました。<あの日>

2018年04月28日 12時31分39秒 | Photo diary


あの頃はまだ携帯なんかなくて
ポケベルを持って営業にまわっていた

突然ベルが鳴り
車の外はどしゃぶり、

やっと渋滞を抜けて
電話ボックスへ飛び込み

会社へ電話すると
「ゴメン間違えた...」

  ☆****☆

あの頃はまだ車にエアコンが無くて
碓氷峠を下ると渋滞

窓を全部開けても
暑くて乗っていられない

焼けたアスファルトから
上がってくる熱風..、

ホームセンターで買った
扇風機を回せば、やっぱり熱風..、

  ☆****☆

あの頃はスタットレスではなくて
スパイクタイヤ

春先になるとアスファルトをピンが削って
舞い上がる粉塵..

削られた白線を引く渋滞
スパイクタイヤは

スピードを出しすぎると
雪が無いのにすべる..


「髪が抜けました。」

2018年04月28日 12時10分05秒 | Photo diary



「髪は抜けますよ。」
そう医者に言われた新しい抗がん剤

最初にすね毛が抜けて
つるつるに

ふと気づくと
ヒゲも無くなっている

ヒゲはいい
剃る手間が省けるから..

問題は頭髪
左右がすっかり抜けた

てっぺんだけ残っている
斬新な髪型...?

ここで止まってくれたら
いいんだけど...

でも下の毛はなぜ抜けないんだろう
いらないのに..


そんな時代がありました。<北さん。>

2018年04月25日 04時56分04秒 | Photo diary
 

僕が初めて勤めた会社に
北さんは集金員をしていました

造り酒屋のお坊ちゃんだと
人から聞いて

なぜ造り酒屋のお坊ちゃんが
集金員をしているのかは知らないままでしたが

なんとなくお坊ちゃんらしさを
感じる人でした

 ☆****☆

自分のとった契約を
なぜか僕に回してくれたり

よく飲みにも連れて行ってくれました
そんなある晩...

北さんと飲み屋街を歩いていると
道路で若い男が酔っ払いを殴っていました

僕は怖くて立ちすくんでいると
「こう言う奴がいるからこまったゃうんだよな。」

 ☆****☆

北さんは止めようとする僕を振り払い
若い男に近づいて行きました

見たことの無い赤鬼のような顔になると
大声でその男を怒鳴ったのです

若い男はびっくりして背を向けて去っていきました
「あんな奴、俺は怖くはねぇぞ。」

そう一言いうと
目がキラリと光った北さんでした
 

重い荷を背負いながら。

2018年04月23日 16時47分52秒 | Photo diary


病院の支払いで
財布が空っぽになって

お金をおろしに
近くの郵便局へ

髪の毛が抜けたのを
見られるのはいやだな...

でも、いつもの人はいなくて
知らない人

よかった ?

☆****☆

明日はまた病院へ
車でいけるのかな...?

電車で行ったほうが
いいかな..

あの時、医者が言っていた
「人は生きているほうが奇跡なんですよ。」

気づかないんですよね
夢中で走っているときには...

 ☆****☆

いい季節だけど
ロッキーはいない

僕はフラフラ..
歩くのもやっと、

好き勝手に生きていたあの日には
考えもしなかった今....




退院しました。4/22

2018年04月22日 14時55分20秒 | Photo diary


病院を出て
タクシー乗り場へ

「フラフラ、フラフラ..」
歩いていくと

ドアの前に立っても
僕に気づかない運転手

やっと気づいて
「あっ、すみません。」

「急に暑くなりましたね。」
「僕は寒がりなんで..」

「お客さん、生まれはどちらですか?」
「上田です。菅平の下です。」

「あのへんは、寒いですよね。」
「ありがとうございました。」

「お大事になさってください。」
「はい。」

切符を買ってホームへ下りると
電車が出たところ

「ぅわっ、参ったな...」



  ☆****☆

13日の投薬後、体調が悪く
18日の検査には

入院の準備をして
出かけていったのですが

血液の結果は
悪くなくて

「医師からはどうされますか?」
「体調が悪いんで入院させてください。」

六人部屋の真ん中のベッドで
寝ていると

突然婦長が走ってきた
「個室に移動しますから..」

「えっ、いいんですか。」

 ☆****☆



後から感染症の病原菌が
検査で見つかり

僕は個室に隔離されたのでした
廊下へも出られず

この部屋で五日間、
暮らすことになったのです

 ☆****☆

足の炎症部分に薬をつけていると
「何やら、キラキラ...」

虫眼鏡でよく見ると
それは金粉...



体から出てきたのかな...
いっぱい出てきたらお金持ちになれるかも..

薬をつけるたびに見ているれど
それはこの時一度だけ...


  「あまいね。相変わらず....。」

昨日退院しました。4.15

2018年04月15日 15時26分28秒 | Photo diary


昨日退院して
駅へ行くと

長野マラソンのイベント
そして今日は

注射をしに車で病院へ行くと
雨の中、走る人



  ☆****☆



前回退院したときには
桜並木の桜が散り始めていて

ついタクシーを降りてしまったけど
家まで荷物が重くて苦労しました



 ☆****☆

髪の毛が横だけバッサリ抜けました
後ろは見えませんが

前はなんとなく
あります

まだまだ抜けるんだろうし
坊主にしちゃおうかな...




そんな時代がありました。<ハトにエサをやる老人>

2018年04月11日 11時39分55秒 | Photo diary


僕が集配にまわっていくと
いつもハトにパンをあげていた

お店のご主人、
ハトはとてもなついていました

人は年を取っていく
店主が亡くなってからも

僕が回っていくと
ハトはご主人を待っていました

  ☆****☆

また 明日から
しばらく入院します

元気でしたら
更新しようと思います

元気が無かったら
静かに寝ています

「すみません。」
それでは また