死期が近い人がわかる能力

質問者：ハイル禅師　僕は小さい頃から特殊な能力があって
それは死期が近い人を観ると必ず上半身が真っ黒の靄に
包まれて見えるのです　

私：死期が分かる人は特殊なチャクラが開いて相手の生命力
の残量などを無意識に霊眼で判別している事があります

例えば死期が近い人を観ると肉体が霞んで影が薄く見えるとか
全身のオーラが黒ずんで見えるなどがある

多くはこのどちらかで判別するのだが中にはあなたのように
上半身が真っ黒な靄に覆われて見える者も稀におります

この死期が近い人とは普通三か月以内に自殺・事故死・病死
になる訳だが中には数時間後や即日に亡くなる人もいる

実例としてある若者が四人で海水浴に行き海の家で飲み物を
注文する際　店員は三人分しか水を持ってこなかったが
四人座っていたのです　＊一人は全く見えなかったと言う

数時間後に溺死した若者は水を忘れられた人でしたが
同僚の一人も今日は特別に影が薄く感じたと言いました

また私の知る話では阪神大震災の数か月前に町の建造物に
黒い靄が覆いかぶさるのが見えたが直観的に不吉な前兆と悟り
神戸の親類に飲食物の準備や災害に注意するように警告した
男性がいました

こういった予知能力の類は忌み嫌う人は仕方ないが人助けにも
役立つので工夫して善用するように心掛ければ良いのです

行者や僧侶が畜生道に堕ちる事はあるのか

質問者：ハイル禅師　行者や僧侶が畜生道に堕ちる事は
あるのでしょうか？

私：御仏に仕える行者や僧侶は御仏の御心に適う人となるべく
精進努力する事が本義ですがそれから逸脱して布施行どころか
金儲けに勤しむ者も昨今では非常に多いのであります

特に仏門に帰依していながらその行いは御仏の教えと
かけ離れたり逸脱した僧侶などが死ぬと畜生道に堕ちて
狸の姿になる事が多いのです

密教系の僧侶などは霊能力や超能力を渇望するあまり
死後に行者狸になってしまうわけである

ただ生涯をかけて無欲で布施行を実践してきた最澄や空海
或いは道元禅師などは素晴らしい霊界に上がられております

実は行者狸等は人間界にあるお地蔵さんなどに神仏気取りで
憑依して願いを掛けた人に憑いてしまう事があるのです

そうなると願いを掛けた人は神仏が掛かったのだと勘違いするが
突然霊眼が開いた人・予知が当たった人・霊の言葉が聞こえる様
になった人などは稲荷狐・行者狐・行者狸に憑かれたのが原因
であります

また行者の能力を持った動物霊は霊界でも巧みに化身する為　
普通の霊能者ならば簡単に騙されます

つまり除霊には相当な知識と見解と表象能力を見破る審神が
必要であり能力や技術で彼らが勝つとせせら笑っております

母の遺影から涙が流れてきた

質問者：ハイル禅師　母の遺影から涙が流れてきたのですが
何かの訴えがあるのでしょうか？

私：仏壇等に飾る故人の遺影は一般的に一年以内に
取り下げた方が良いですが故人が自分の遺影を観ると
様々な無念な思いが湧き上がるからです

遺影から涙が流れてきたと主張する人はその証拠に水の筋が
残ったとか或いは死んでいる遺体から涙が流れてきた話も意外
と聞くことが多い

そういうケースは自分の希望の人生を強く描いたまま突発的に
亡くなった人や若年死した人に多くおります

なぜなら自分はまだ生きてこういう人生を送るのだと計画したり
希望を抱いていたからであり突然願いが崩れたからである

また残留思念が強く残っており孫の顔を見たかったとか
娘と親子旅行がしたかったなど悔しさもある

突然死をした故人は自分の念願通りに行かなかった無念の思い
で涙を流すのであり涙を流した遺影の故人に声をかけて
前向きな言葉や感謝の思いなどを伝えると良いでしょう

故人にそれらが伝わると遺影が笑顔の表情に変わる事が
あります

最後に遺体から涙が流れる場合も息子や娘が親より早く
死んだことで申し訳ない思いであったり自分の目標達成が
生きているうちに果たされず悔しい気持ちだったりするので
前向きな言葉をかけて故人の霊を安心させて下さい

結婚詐欺師ばかりとの縁

質問者：ハイル禅師　私は結婚を前提として男性と
付き合いました　ただ二回とも結婚詐欺師であり
一回目は８００万円程度と二回目は４００万円程度を
貸しましたが逃げられました　偶然なのでしょうか

私：人と人との縁は過去世から繋がっており
偶然に出会う形にせよ必然的な出会いなのです

私の知る話で前世に結婚詐欺をした男性がいて
８人の女性を騙して金品を巻き上げていました

この男性は現世では平凡な女性で生まれ変わり
次々と男性と付き合いますが　必ず殴られたり
蹴られたり金品をせびられたと言う

付き合った男性全員から全て同じ待遇だった為　
霊能者に相談した所　前世に多くの女性を苦しめた因果であり
現世では幸せな結婚は望めないと言われたのです

貴女の場合も前世の債務を他人に押し付けたり
借金を踏み倒した金銭劫があるのでしょう

ただ高度な解釈をすればお金で済んで良かったとも言えます

なぜなら結婚してから給料は半分しか入れず
賞与は全く入れず殴る蹴るの暴力や夜遊びで豪遊されて
毎晩朝帰りの亭主と結婚した女性は
亭主の実家でも酷使され二億円を騙し取られるよりも
酷い運命になったからです

さらに過酷な運命の場合は結婚後に売り飛ばされたり
即殺害される人もいるからであります

巨額の財物を供出させる個人や団体は悪業が積もるのか

質問者：ハイル禅師　悪業が重い家だと指摘して巨額の財物を
供出させる個人や団体は悪業が積もると思います

私：神の法則から言えば巨額の財物を善の心で喜捨すれば
悪業（劫）が抹消されて寿命が延びる話は真実であります

神様は太鼓のような存在であり大きく叩けば大きく還ると
言われている

しかし現実はあらゆる業種の人が大きく金儲けするには
宗教や占術であると血眼になって参入し会員制にして
固定客を固める事で巨額マネーを吸い上げている
個人や組織が圧倒的に多くおります

要するに救霊（除霊）も出来ないのに遠隔救霊・
前世（過去世）も観られないのに前世鑑定・
守護霊（高級霊）が見えないのに守護霊鑑定・
先祖供養にならないのに巨額な御布施を強要するなど
詐欺が多発しています

信者や会員から集めた御布施には悪因縁のクモリが籠っており
本当の宗教者であれば大半は自身が彼らの代表となって
神社や慈善団体に喜捨されます

ところが詐欺師達は宗教家や神人を騙りながら豪遊して
酒池肉林に励みますが反動で寿命や健康を大きく損ないます

これが神の法則の恐ろしい部分であり愚民を騙して楽に稼いだ
つもりでも霊的債務は逆に膨らんでいるのです

最後に劫が重い人が巨額の財物を詐欺師に渡しても
悔恨の念しか残りませんので喜捨が功徳の前提となります

魂の波動レベルの上昇について具体的に御教授下さい

質問者：ハイル禅師　魂の波動レベルの上昇について
具体的に御教授下さい

私：地上の人間は天国界ー中有界ー地獄界と自分の因縁に
合致した先祖霊の霊界の有様がそのまま移写されてきたか
のような運勢や境遇になります

我々が地上で様々な制約や困難の中において利他愛を
優先するような精神性の高い行いをした者は波動レベルが
高くなっていきます

つまり波動レベルとは魂の進化状態が霊界のエネルギー
次元に反映された振動数密度の事であります

愛がアストラル次元である霊界のエネルギー次元で顕れると
波長が高くなり当然愛が大きいほど波動振動数密度は高くなる

したがって高振動波動は愛の能力が高く自己愛であるエゴを
脱却できた進化した魂のエネルギー体となる

低振動の波動はまだ我欲で行動している進歩の観られない
魂につきものであり高振動と低振動の間に中間的な進化段階
にいる魂が存在しているが波動レベルも中ほどであります

概念的には分かり易く高振動の霊層を天国界　
中振動の霊層を中有界　低振動の霊層を地獄界と大まかに
解釈しても良いでしょう

ただどの魂も肉体を離れた後はそれぞれの進化レベルに応じた
自己の波動レベルに相当する霊層界がある次元に移行して
その霊層で修業する事になります

容姿端麗に生まれるには相当な徳分が必要なのか

質問者：ハイル禅師　容姿端麗に生まれるには相当な徳分が
必要なのでしょうか？

私：人は容姿で相手を認識する関係上　見た目は非常に
重要であります

不細工に生まれた子供は母親に文句を言う事もありますが
本人の前世の徳分相応なので母親の責任でもない

私自身も芸能界に何度かスカウトされるなど
家系の者達は容姿は良いが劫が重すぎて
内面的な健康障害がキツかった

芸能人で容姿が良くてモデルから俳優になった人達は
前世の徳分が大きく更に引き立て運も強いのです

人は自力で大きく徳積みを行い努力により自身の能力を
開発していくと他力を呼び込んで大きく飛躍できるようになる

要するに成功するには良い容姿だけではなく
自力と他力が十字に組む必要がある

また容姿端麗に生まれた人は前世に美容に力を入れており
芸術性が高い要素があります

さらには正しい学問を身に付けた人や音楽や芸事で１流を
極めた人も徳分により容姿が良くなる

最後に多くの御魂を救済した人なども美しくなります　
例えば法施により多くの衆生に真理の伝播をした人や
沢山の身寄りのない赤子や幼児を育てた人も含まれます

利他愛が自己愛を上回った人は精神性が高い人であり
それに相応しい容姿に生まれるのであります

多次元世界とはどういった構造なのか

質問者：ハイル禅師　多次元世界とはどういった構造なの
でしょうか？

私：宇宙は大きく二つに分けると目に見える物質世界と
目には見えない霊的世界から構成されております

多次元とは次元別に存在する世界が多数ある意味だが
物質世界以外はすべて霊的な微粒子体の世界になります

多次元世界とは神霊界を一般的に指しますが
神界の五次元以上には神霊が存在しており
霊界の四次元には神が仏様に化身された存在や
主として人間の霊魂体が存在する世界となります

また五次元から神界となり六次元が神霊の想念世界ですが
七次元以上は隠れ蓑神界と呼ばれ姿・形・光がない
静寂な世界となります

最高次元にはス極神霊磁場と呼ばれる創造神が存在します

霊界の四次元世界においては物質世界と違い
自分が思い描いた場所にテレポートしたり
人間の本心が読めたり霊同士ではテレパシーで
会話をする為　生前の言語の違いは関係ありません

さらに霊界には宇宙の歴史や人間個人の転生履歴などが
アカシックレコードに波動で記録されている場所もある

四次元以上は三次元の物質世界の素粒子よりも
小さい粒子の世界で構成されております

特に神界は粒子の大きさが１０のマイナス６７乗センチと
言われており想像を絶する超微粒子の世界なのである

審神（さにわ）とは正邪を見極める技

質問者：ハイル禅師　審神（さにわ）とは正邪を見極める上で
とても大切だと聞いた事があります

私：審神とは「神をつまびらかにする」という意味であり
霊的な存在がおりてきた場合　その正体を正確に判断
出来なければ霊から情報を得た人達が誤った言動を起こす為　
非常に重要なのであります

要するに霊的な事をする人には霊界に感応する為　魔が入ったり
邪霊や低級霊が憑依しやすく現実的な考えや常識を逸脱して
霊的なモノに偏すると大変危険なのであります

したがってこの霊が正神界からきたのか邪神界から来たものかを
判断する事は非常に重要になってくるわけです

この正邪の違いを明確に判断して区別する事を審神といい
実行する者を審神者と呼ぶ

審神者の起源は古事記に登場する
武内宿禰（たけのうちのすくね）という人物が
神功皇后に神憑りがあり朝鮮征伐に行けとの神旨があった時　
それを沙庭（さにわ）で正邪の判別をしたという故事に由来します

ちなみに出口王仁三郎の鎮魂法帰神術も霊鎮めの神憑りの法
であり　宮地水位という霊格の高い仙人も神仙界に生きながら
霊界と現世を出入り出来た人でした

徳を積むと現世で幸せになるのか

質問者：ハイル禅師　徳を積むと現世で幸せになる
のでしょうか？

私：四字熟語で「積善余慶」という言葉がありますが
徳を積む人は良い心の習慣が身に付く意味からも
幸福が倍化すると言われる所以であります

つまり徳を積もうとする人は大きな罪を犯しにくく成る為　
悪いカルマに巻き込まれる災厄が来なくなるからです

さらに徳を積みつづける人には神仏が利子を付けて
その数倍の余慶を付与してくれる意味もある

例えば古代中国でも七代かけて家系が徳を積み続けると
七代後の子孫には皇帝などの偉人が生まれると言う考え
がありますが日本にも似た解釈があります

現実では先祖代々が徳ばかり積み続けるのは至難であり
余程先祖達が心を強く持って浮気・不倫・酒池肉林などを
絶対にやらない誓いでもない限り途中で途絶えるからである

ただ先祖が三代続けて徳を積むような家系には
相応の徳の有る子孫が生誕しやすい傾向はある

実際その最初の三代続けてが非常に困難なのだが
徳を積むと霊的債務の小難化や霊的貯金になる為　
劫の重さにも因りますが初年や中年から徳を積み続けると
晩年に開運する人もいる

また徳の効果は劫が重くて現世で実感出来ない人でも
死後の霊界生活や来世の自分にも余慶が行き渡る為　
一切掛け捨てはありません

立派な守護霊様が毎日囁くのは日頃の徳積みの成果なのか

質問者：ハイル禅師　私には立派な守護霊様がついているので
毎日耳元で助言をくれます　これは日頃の徳積みの成果なの
でしょうか？

私：日頃から感謝の気持ちで徳積みを心掛けるのは尊い行い
ですが徳を積んだ成果として守護霊が毎日耳元で助言する事
はありえません

守護霊とは基本的に十代以上前の霊格が高いライセンスを
保持した先祖霊が多いですが霊格が高いとは生前に修行を
積んで学問を修め　道を極めて徳を養い　死後に高い霊界に
上がられた有資格の存在という意味であります

従って僧侶が一番多く　神官・行者・学者・稀に天皇なども
守護霊になっております

スピ系の霊能者で娼婦の守護霊がついていると言う人が
いますが　それは色情霊です

さらには多くの霊能者が勘違いしている死後五十年以内の
肉親の守護霊は無免許であり厳密には潜りの守護霊となります

また霊格が高い守護霊は此処一発の時や精一杯努力を
した際に助言される訳で毎日耳元で囁くのは動物霊などが
多いのである

つまり守護霊とは本人に努力を促すように方向性を最小限だけ
教えるのであり何でもかんでも助言すると本人の為にならない
からである

要するに正神界の守護霊は当然の事乍ら霊界の法則をしっかり
弁えており決して人間に必要以上に助言や干渉しないのであり
御魂の向上の為に方向性を示されたり生命の危険がある際に
密かに助けてくれる存在なのである

心霊スポットの帰りに事故に遭いそうになった

質問者：ハイル禅師　心霊スポットの帰りに車で事故に
遭いそうになり九死に一生を得ましたがそれからは二度と
行かない様にしております

私：心霊スポットもネット情報などで尾ひれがついたり
完全な捏造つまりガセ情報の作り話だったりもしますが
正真正銘かなり危険度が高い場所も存在しております

特に残留思念が強い悪質な霊が心霊スポットにいると
無事に帰してくれない事もある

私の知る話で五人乗りのワンボックスカーで
各地の心霊スポットを回っていた若者達の内　
四人が死亡して一人が重傷で生還しました

生還者の話によると運転手が突然出現した血まみれの
爺さんの霊にハンドルの自由を奪われてしまい対向車に
ぶつけられたと証言している

また別のケースでは運転手が突然意識を失い
崖から落ちそうになったとか或いは霊に車に乗り込まれて
三人のうち二人が憑依されて挙動不審になったなどがある

いづれも無事に生還した人は守護霊が強かったか
霊にさほど悪意が無かった可能性があるが
基本的に心霊スポットには行くべきではない

霊に憑依されてハンドルの自由を奪われたり
運転者が突然走行中に意識を失ったり
或いは突然走行中に熟睡する事で
事故に遭い亡くなることがあるからです

宗教家とは善人で道徳性が高い人を言うのか

質問者：ハイル禅師　宗教家とは善人で道徳性が高い人を
言うのでしょうか？

私：本来は性善説に則り衆生に真理や徳積みなどを法施して
いく人を宗教家と呼びます

しかし実態は名誉及び権勢欲と財欲を満たしたくて
カウンセラー・占術師・宗教家などになりたい人が
非常に多く詐欺師も多いのである

また一般人は宗教家は徳が高いから慈悲深いと思っていますが
真理を言うとその人の人柄であって職業の貴賎は関係ない

私が高校生の時にカトリックの神父に質問した際　
完全に無視されたことがあります　

都合が悪かったのかもしれないが何か反応すべきであり
この人物の人間性を疑いました

歴史を深く研鑽すると権威主義のカトリック教会は
特に差別思想が強く好戦的だった特徴があり
これがキリスト教暗黒時代なのです

＊現在でも一部のキリスト教では差別主義や排他的思想があり
そういう教派ではサタンが宗教団体霊として暗躍しております

普通の兵士の戦いであれば女子供は殺めないと言う騎士道が
多くの場合ありますが宗教戦争となると司祭などが異教徒は
女子供も始末せよ！との命令が多く絶滅戦争の様相になった

これは権威を持った宗教者が超法規的な神の法則を
勝手に拡大解釈して自身の下す命令が全て善になるという
独善からきているのである

大愛があれば殺人は善であるという神霊界の解釈が歪曲されて
特に宗教戦争の方が凄惨な戦いが多かったのであります

開かずの間の存在

質問者：ハイル禅師　日本には未だに開かずの間がある
そうですが怖い因縁が籠められているのでしょうか？

私：基本的に開かずの間とは都合の悪い何かを隠したり
因縁物などを保管しておく意味で存在している事が多い

特に明治以降は法令で開かずの間を座敷牢代わりにして
難病や障害を持った子供などを監禁する目的で使用しても
良いとの許可もありました

当時は他にも伝染病（らい病）や結核などの重傷者用に
充てられたり畜産農家の子供が奇形で生まれたので
隔離しておく目的でも使用されていたのです

これは令和現在でも残っており差別と虐待を受けて死亡した
念が強い霊だと盛り塩が変色したり爆発する事もある

また私の知る話である旧家で封印された部屋があり
壁をぶち壊すと障子が出て四畳半の部屋があり
日本人形が飾られ布団と着物が散乱していました

病人を隔離していたが残留思念により強い障りが
籠っていたので封印されたのであります

またお寺に開かずの間があり寝泊まりさせた旅人に
住職が絶対にこの部屋に入ってはいけないと
厳しく注意されたが夜中に無視して入ってしまいました

障子を開けて奥の部屋の仏間のような扉を開けた途端
封印されていた悪意を持つ幽霊が現れ憑依された

この男性はそれ以降は頭が変になって会話も仕事も
出来なくなったのである

持ち主を傷つける恐怖の因縁物

質問者：ハイル禅師　僕の家には持ち主を傷つける
恐怖の因縁物があったのですが供養をして寺に預けたら
マヒや痙攣などの奇病が収まりました

私：恐怖の因縁物とは古い家柄ほど封印して保持されたり
しますが何かの縁で外から持ち込まれる場合もあります

その因縁物とは屏風や人形や書物だったり色々ありますが
基本的には「人形：ひとがた」が多い

私が知る話で手作りの人形があり　この人形はある男性が
外国の土産屋で購入したものでいわくつきでした

材質は植物で出来ており黒カビが生えているのだが
なぜか顔面だけ黒カビが生えるのです

頭から足まで同じ材質なのに生える部位が限定されており
顔面が真っ黒の時は持ち主の顔面がマヒして
口・目・頬の部位が自由に動かない

この被害者も色々思案した挙句　原因は人形にあると思い
御祓いして寺に預けたそうでそれ以降は収まっている

また因縁物の人形に悪霊が憑依していると空中に浮遊したり
噛みつくなど持ち主などに危害を齎す場合もある

こういった因縁物の中には邪気を帯びてくると黒く変色していく
モノがあり　多くは黒カビに因りますが壁でも霊障が強いと
一面が黒カビ一色となる

ただ黒くなる仏像の逸話もあり　例外的にこれは良い話であり
身内の人間の身代わりとなって特定部位が黒く変色するのです