ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

貯蓄したお金は死後は無駄になるのか

2024年03月05日 | 教え

質問者:ハイル禅師 人が長い年月をかけて辛抱と忍耐を
重ねて多額の貯金してきたのにある日ポックリ逝ってしまったら
やはり無駄になってしまうのでしょうか?

私:ある老人が二千万円以上の貯金があるのに
毎日ボロの布団を敷いてボロの服で寝ていた際 
あまりの寒さに急死したと言う話があります

つまり貯金通帳を数十冊残して二千万円ほどありましたが
冷蔵庫も空であり腹が減りつつも普段通りに就寝したら
他界していたという事であります

人間とは無意識に日々確実に老化していく生物だが
今までは何とか耐えられていた空腹や寒さが
ある日突然耐えられなくなる時が必ず来ます

なぜなら免疫や臓器も自分の想像以上に年相応に劣化していた
からであり栄養不良も祟ったからであります

こういった年寄りが残した遺産は親族が受け継ぐか
或いは行政に渡りますが霊界生活をこれから始める
当人の支えには何の役にも立ちません

この世は現金が全てだが霊界は徳分が全てなので
現金を徳分に変えていないと役に立たないからです

少しづつでも神仏や困窮者に布施されていた人は
現世ではあまり資金に余裕はなくても
霊界に行けば相応の待遇を受けられます

これが徳積みの効果であり重要性なのである