質問者:ハイル禅師 人はなぜ善徳を積む必要がある
のでしょうか?
私:人間とは身体の半分を泥濘に浸かりながら生活している
現状があり なかなか厳しいモノがあります
また人間の持つ悍ましく醜い部分が露骨に顕現化する
世界でもあり素直で純粋かつ綺麗な心を持ちながら
正しい生活を送る事が当然のようでこれが意外と難しい
この世ではお金と健康が揃えばかなりの面で優位に立つ事
ができる為 不景気になるにつれて犯罪も横行して
増えていきます
だが真理に詳しい人は犯罪行為はカルマでやがて自身に
あらゆる不幸現象として戻ってくる事を知っているので
大きな過ちは犯しにくい
それではなぜ人は等しく善徳を積む必要があるのかというと
現世では生活の全てにおいて「運」が作用しているからです
運が無くなった時点で事故・病気などで寿命になるので
運の元である「徳分」の蓄積が必要となります
この徳分とは人の持つ自己保存的強欲から凡そ逆行した
行いである利他愛による金銭等の喜捨が必要であるから
多くの人は関心がない
それでも徳分相応に応じて人には色んな督促が霊界から
来ますが徳を積まない人は債務不履行により強制返済となる
徳切れが形になった現象が事故死及び病死なのであります