ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

親鸞上人の話

2018年04月27日 | 教え
質問者:ハイル禅師 以前感動した親鸞上人の話を 
もう一度 詳しくお願いします

私:親鸞上人は幼くして出家して天台宗の僧となり
以後ニ十年に渡り比叡山で修業の日々を送っていたが 
次第に仏道修行に行き詰まりを感じるようになりました

煩悩を絶つことができず 進むべき道を見失った親鸞は 
ついに比叡山を下り 日本仏教の祖 聖徳太子の霊に
進むべき道を教示してもらうべく 太子ゆかりの京都・
六角堂に百日の参籠 すなわち お籠りをしました

「我が道を知らしたまえ!教えたまえ!」と 祈り続けた
が なんの功徳も指針もなく 百日の参籠もすべて
徒労に帰すかと思われた

ところが九十五日目の早暁 救世観音に化身した
聖徳太子の霊に「法然の所に行くように」と教えられ 
法然の門に入ったのです

その後 法然のもとで修業し 後年弟子が浄土真宗を
開くまでになったが さらに親鸞は高野山でも百日の
参籠をして弘法大師の霊にも会って教示されているが 
真理を真剣に究めるには これぐらいの努力が当時は
必要だったのであります