★すべての原発いますぐなくそう!全国会議・福岡~NAZEN福岡ブログ★

被曝労働者なしには1日も稼働しない原発に反対です。
原発再稼働・新設・海外輸出を許さない。全原発を直ちに廃炉にしよう!

●福島原発事故を2度と繰り返さないために闘おう!

8月5日全原発廃炉・核廃絶ヒロシマ世界大会+避難・保養・医療運動交流会に参加しました!

2014年08月07日 | NAZEN福岡

8月5日18時30分から広島市東区民文化センター大ホールで「全原発廃炉・核廃絶ヒロシマ世界大会」が開催されました。主催は「被爆69周年 8・6ヒロシマ大行動実行委員会」です。発言内容について、詳しくは主催団体のブログhttp://86hiroshima.blogspot.jp/や後日発行される予定の報告集などをご覧ください)

吉原美玲子さん(被爆者、キリスト者、NAZENヒロシマ呼びかけ人)が開会のあいさつを行い、つづいて城臺美彌子さん(じょうだいみやこさん・ナガサキの被爆者)のメッセージが伝えられました。沖縄からは若さあふれる中宗根光洋さん(日本IBMビジネスサービス(IJBS)労組書記長)が発言しました。



フクシマからは「希望の牧場・ふくしま」吉沢正巳さんです。
吉沢さんは「被爆69周年8・9長崎集会」でもお話いただきます。

みなさん、ぜひ参加しましょう!

つづいてフクシマから「ふくしま共同診療所」医師の杉井吉彦さんが発言。
「避難は、公的統計ですら、県外45200人(親族・知人宅10000人、公営・仮設・民間35000)県内81300人(仮設住宅28000人・公営住宅1130人・借り上げ住宅47500人)
福島県民の「関連死」は1735名(申請の80%認定)・「直接死」1603名を超える」
ことが伝えられ、「『避難・保養・医療』の原則をつらぬき、ふくしま共同診療所を発展させよう」と呼びかけました。


韓国からは核なき世界のための医師会(韓国反核医師会)キムイクジュンさん(東国大医学部教授)が「日本は原発をやめなければならない。こんなひどい目にあった。日本でやめなければ韓国で私たちは言うことがない。ぜひそうやってほしい」と発言。慶北一般労組副委員長・慶山移住労働者センター長 キムホンジュさんは「チョンドの送電塔建設反対闘争委員長の執行委員として発言します。民主労総は原発建設につながる送電塔建設は拒否することを決議している。(中略)ともに闘おう!」 そして広島大学学生自治会から元気の良いカンパアピール。はっと会場に若い世代が多いことに気付きました。
つづいて世界からのアピール。内容については「ネットでの拡散をしないでほしい」と主催団体から呼びかけられました。残念ですが仕方ありません。ネットで知ることができない生の情報があふれるのが会場です。だからやっぱり会場に足を運びましょう!

壹貫田康博さん(全国被爆者青年同盟委員長、広島連帯ユニオン書記長)から基調提起があり、「外注化阻止、被曝労働拒否を闘う労働組合から」発言がつづきました。斉藤征二さん(元全日本運輸一般労働組合原子力発電所分会長)は「去年はこんなに若い人がいたかな?」と驚きを隠さず、「これからの労働運動を若い世代に担っていってほしい」とアピール。宇都宮理さん(愛媛県職員労働組合委員長)はNAZEN愛媛が地域の人々と取り組む金曜行動が105回目を数えたことを報告。石井真一さん(国鉄水戸動力車労働組合委員長)は被曝列車の運転・整備抗議、原発へと向かうポケモン列車反対闘争、無人の町に列車を走らせ、労働者を被ばくさせ、「復興」という国とJR東日本を徹底的に弾劾。動労水戸への結集を呼びかけました。橋本光一さん(国労郡山工場支部)は職場の外注化阻止への決意を述べました。川崎昌浩さん(国鉄千葉動力車労働組合執行委員)もJRを弾劾し、動労千葉は闘うと決意を述べました。

鈴木達夫さん(弁護士・NAZEN呼びかけ人)が閉会のあいさつを述べました。7月1日集団的自衛権行使容認の閣議決定をうち砕く8・17大集会への結集を呼びかけました。

国境を越えた団結で戦争を阻止する!
福島の怒りと団結して全原発廃炉へ!
労働者の団結で社会を変える!
戦争・原発・首切りの安倍をともに倒そう!
8・17大集会
8月17日(日)正午(午前11時開場)
日比谷公会堂(東京・日比谷公園内)
参加費500円



8月5日14時30分から避難・保養・医療運動交流会が行われ、NAZEN福岡も参加しました。
保養に取り組む全国のみなさんと情報交換・意見をかわしました。

(つづく)


福島の子どもたちを招待◇NAZENナガサキ企画・大村保養◇報告(事務局通信No.29から)

2014年08月07日 | NAZEN福岡



昨年に続き、NAZEN福岡はNAZENナガサキ企画の大村保養をともにやりぬきました!
今年は昨年以上に事前のリーフレット配布にも力を入れ、佐賀の金曜行動メンバーからは賛同いただき、ありがとうございます。NAZEN福岡会員(佐賀)からは佐賀米のプレゼントがあり、大村でみんなで美味しくいただきました。たくさんの人の思いが現実となった保養でした。長崎で中心となって行動したみなさん、支えてくださった全国のみなさん、お疲れさまでした。これからも力を合わせてがんばりましょう!

8月5日、「避難・保養・医療運動交流会」でもご紹介されたNAZEN福岡会員Kさんの投稿をお伝えします。
NAZEN福岡事務局通信2014.8月No.29 3ページから

長崎保養の感想
 
7月29~31日まで、NAZEN長崎が主催された長崎県大村の
 
とりかぶと自然学校での保養に参加してきました。
保養じたいは7月27日~31日の5日間でした。 

参加されたのは福島市の子どもさん6名と保護者の方4名。
一番上が中学1年生で、あとは皆小学生、男の子5名と女の子1名でした。 

 

 私が着いた日は、午前中が沢遊びで、午後が海遊びでした。 
沢でサワガニを捕まえて、キングとクィーンと名付けて、家を作ったり
子ガニを捕まえて、キングとクィーンの子だ!と言ったり、
2時間以上は遊んでいました。

何の遊び道具もない沢で、自然に役割分担をして、想像力の翼を広げて
遊ぶ子どもたちを見て、本当は遊ぶのにゲームや道具なんて必要ない、
自然と友達さえいればいいんだと思いました。

初日から来たスタッフの方は、「着いた時は、皆部屋にこもってお絵かきとか
ゲームばかりして、どうなることかと思った」とおっしゃっていたのが、信じられないくらい
外で元気に遊んでいました。

福島に帰る前夜、1人ずつ感想を言いました。
特に印象に残ったのが、保護者さんたちのお話です。 

「Sは、家にいると何でもお母さんお母さんと、私に頼ってばかりで自分では
なかなか動かないのに、木炭の作り方を習ったらすぐ、Rくんと一緒に作ると言って、
枝を集め始めました。こんなに活発なこの子を見たのは初めてで
それが、本当にうれしかった。上の子のTも、原爆資料館を見学して
新聞の取材に“原爆が学校で習うよりもずっと恐ろしいものと分かった。
帰ったら友達に話したい”と答えていたことに、成長を感じられて
うれしい驚きでした」

「Aくんのお母さんは、うちの子はインドアだから、といつも言っていたのですが
沢や海では、だれよりもはじけてて、初めてワイルドなAくんを見ることが
できました」

など、福島では外で遊ぶことができない子どもさんたちの、家では見ることが
できない一面を発見できたことを、親御さんたちは何よりも喜んでいらっしゃいました。

感想を話していた時、子どもの口から普通に「放射能を気にせず、遊べてうれしかった」と
「放射能」という言葉が当たり前のように出てきた時、ドキッとしました。

福島では、つねに放射能を気にして生活しているんだ、ということに
思い至りました。福島の室内の砂場の写真などを見ていて、少しは
分かっていたはずなのですが、実際にそういう生活を送っている子どもたちに
会ったことで、もっと身に迫って感じられるようになりました。

帰る日の朝、一番年長のTくんに「昨日捕った魚は どうしたの?」と聞いたら
ぶすっとして「死んだ」と答えました。
その日は、皆朝からおとなしくて、少し沈んでいる様子でした。
帰ったら、また部屋でしか遊べない生活に戻る子どもたちのことを考えると
その理不尽さに悲しく悔しくなりました。
ただ福島に生まれたというだけで、普通の子どもが普通にできる外遊びさえ
できない。海に行った時、少しは休んでというのに、まるで惜しむかのように
海から出なかった子どもたち。また福島の生活に戻っていく子どもたち。
今まで考えたことがなかったことを、考えるきっかけをくれた長崎保養でした。
(NAZEN福岡会員K)

みんなで大村の感想を書いて大きな木を作りました。

参加したおかあさんの感想を紹介します。
「心温まる保養企画いただいてありがとうございました。海で遊ぶ川で遊ぶ外でかけまわる。福島で出来ないあたりまえの夏休みを子供たちが長崎ですごすことが出来て本当によかったです」


7・13NAZEN福岡・久留米学習会報告(NAZEN福岡事務局通信No.29から) 

2014年08月07日 | NAZEN福岡

NAZEN福岡事務局通信2014.8月No.29 2ページから

7・13NAZEN福岡・久留米学習会報告

安倍政権による「集団的自衛権行使容認」の閣議決定が7月1日に行われ、その怒りが全国に拡がり、それ以来国会前では、「集団的自衛権行使容認撤回!」「安倍はやめろ!」を叫ぶ声が途切れることはありません。

 

その怒りを共有しながら、NAZEN福岡は「川内原発再稼働阻止!全ての原発今すぐ廃炉!フクシマ切り捨て許さんばい!」を掲げて、久留米学習会を開催しました。35人の参加があり、初参加の人が多く熱心な討論が展開されました。 

今回は、佐賀大教授・さよなら原発佐賀連絡会代表である豊島耕一さん(写真・下)の講演をお聞きし討論を行いました。



テーマは「東日本の被曝状況隠蔽と原発再稼働」です。

 

それに先駆け、開会のあいさつ・基調提起をNAZEN福岡から行いました。 

「安倍政権は1%の資本家を守るためにだけ、集団的自衛権行使容認の閣議決定で他国に戦争を仕掛ける道を開き、核武装の為に原発再稼働を急ぎ、都合の悪い情報は隠蔽できるように特定秘密法案を作りました。これらは労働者人民に対する宣戦布告でもあります。これらを阻止するために99%の労働者人民の力で安倍政権を倒しましょう。」

 

〈豊島耕一さん講演内容(一部)〉・・・プロジェクターを使って解説 

●公的データで見る放射能汚染の現状 

・食品の出荷制限は今なお続いている。それは福島県だけではなく他に  も7県ある。東京湾でも0.7ベクレルのスズキが釣れている。(海の土中は放射能が溜まっている) 

・空間線量でも福島駅前は平均値の10倍0.366μシーベルト。ホットスポットといわれるところは福島隣接の県にもまだ存在し、土壌汚染は、基準の100ベクレルに照らしても高い県が10県を下らない。

・大気中放射能濃度は、3・11以前の500~1000倍。

●放射能と放射線 ・放射線のなかでも、ストロンチウム・トリチウム・セシウムがこわい。 

●外部被曝と内部被曝 ・外部被曝は主にガンマ線、内部被曝はアルファ線によるものが最も深刻。 

・防護策は、外部被曝は遠ざかること。内部被曝はマスクなどで吸入防止をすること。 

●玄海原発の問題 ・一旦事故が起こると、偏西風で日本全土に放射能が流れ、被害は日本全土に拡がる。

・1号基の老朽化・・・廃炉へ ・プルサーマル運転・・・大量の放射能を環境に放出

〈質疑応答〉・・・運動を拡げるための方策論議が大勢 

◎講演だけでは原発は止められない。

(止めるための)運動論を探している。

◎マスメディアは当てにならない。自覚した市民が情報を届ける(草の根的に)。駅頭で街宣をするなど1人1人が考えて活動を展開しよう。 

豊島さんは、佐賀・鹿児島県庁申し入れ行動、佐賀での金曜行動など、原発廃炉に向けて意欲的に行動をしておられます。NAZEN福岡も、目前に迫っている川内原発再稼働阻止に向け全力で闘います。(NAZEN福岡 松尾 栄子)


安倍政権打倒しよう!核・原発、基地、オスプレイは世界のどこにもいらんばい!

2014年08月07日 | NAZEN福岡

NAZEN福岡事務局通信2014.8月No.29から

暑い夏がまたやってきました。

NAZEN福岡は福島の子どもたちと家族を招待したNAZEN長崎主催の大村・保養に参加しました。
たくさん食べて、海で泳いで、泳いで、って泳いでばかりの子どもたち(笑)
たくさんの人に支えられ、大成功だったことに心から感謝します。

子どもたちが外でたくさん遊ぶ・食べる、「当たり前の夏休み」すら奪う、原発推進・福島切り捨ての政権に未来はありません。放射能をばらまいた東京電力の責任は重大です。ただちに原発廃炉を決め、内部被曝と向き合い、うそをつかず、秘密にせず、人々の命を守る決断・政治をしなければなりません。人々の命・健康
を守ろうとしない安倍政権 打倒は大人の責任です。



玄海原発の立地する佐賀県では毎週・県庁前で「原発なくそう」と声を上げる金曜行動が「さよなら原発佐賀連絡会」の呼びかけでもう2年続けられています。NAZEN福岡も駆けつけています。
7月22日、佐賀空港へのオスプレイ配備、目達原駐屯地のヘリコプターや米軍機などの配備を要請するために武田防衛副大臣が古川佐賀県知事と協議入りしました。急きょ、「7・22佐賀県に基地・反対行動」(写真上・中央と右下)が呼びかけられ、平日の朝8時に150名ほどの人が駆けつけました。武田防衛副大臣(写真・右下)は世界に武器を売りこもうと仏でパフォーマンスし話題になった人物です。

    

沖縄の負担軽減など真っ赤なウソです。今も続くパレスチナ虐殺。沖縄では基地をつくらせまいと辺野古で闘うおじい、おばあ。アメリカ軍とともに戦争できる国づくりを急ぐ安倍政権は独自に韓国や中国と戦争すら見据え、核武装を視野に入れ、7月1日の集団的自衛権の行使を可能とする閣議決定をしました。情勢は「戦争か革命か」という情勢に突入しています。8.6ヒロシマ、8.9ナガサキ、戦争・原発・首切りの安倍をともに倒そう!8・17大集会、連続する鹿児島闘争の成功と労働運動の力、国際連帯、大きなうねりで川内原発再稼働阻止!安倍政権打倒しよう!
(田宮)