★すべての原発いますぐなくそう!全国会議・福岡~NAZEN福岡ブログ★

被曝労働者なしには1日も稼働しない原発に反対です。
原発再稼働・新設・海外輸出を許さない。全原発を直ちに廃炉にしよう!

●福島原発事故を2度と繰り返さないために闘おう!

2014年4・28沖縄デー NO!集団的自衛権!辺野古新基地建設!安倍を倒そう!4・27憲法・沖縄集会<報告>

2014年04月28日 | NAZEN福岡

 4月27日(日)、午後1時30分から「2014年4・28沖縄デーNO!集団的自衛権!辺野古新基地建設!安倍を倒そう!4・27憲法・沖縄集会」が福岡市早良市民センターで開かれました。毎年4・28沖縄デー行動を福岡の地で呼びかけ行動する「とめよう戦争への道!百万人署名運動福岡県連絡会」主催で、今年は沖縄から水島満久さん(元全駐労マリン支部副委員長)が招かれ講演しました。42名(主催者発表)の参加でした。簡単にお伝えします。

 司会は青年労働者(合同労組レイバーユニオン福岡)が担い、宮村みつおさん(琉球アーティスト、NAZEN全国呼びかけ人)がこの日のために作った曲など3曲を三線の演奏で歌い、開会のあいさつとし、会場全体が包まれるようでした。つづいて梅田隆亮さん(元原発労働者・労災認定訴訟原告)から連帯のあいさつがあり、沖縄・基地労働者への思いが話されました。

 主催者からの基調提起は世話人の松尾直喜さんから、沖縄の歴史に触れ、世界情勢を語り、「憲法改悪と戦争、大失業へ突き進む安倍政権を打ち破る道は労働運動の前進と全世界の労働者の国際連帯の力。そのために労働組合が社会の前面に出て闘うときです」と訴えました。次回、6月29日13時30分~ふくふくプラザ401会議室で「東アジアの戦争的危機と集団的自衛権」をテーマに学習会を行うこと、「集団的自衛権に反対する署名」を広げていくことが伝えられました。



 水島満久さん(写真・中央)のお話。水島さんは19歳でキャンプ・キンザー(牧港補給地区)へ。ベトナム戦争の手伝いをしていると実感する労働から(この日の集会のチラシ裏の沖縄タイムスの記事にもあるように)基地労働者でありながら「どこにも米軍基地はいらない!」と決起しました。ストライキして逃げ出す指導部にかまわず行動する青年労働者(二十代)たち、ともに闘う中年女性労働者たちのパワー「基地内デモやろう!やれる!やった!」と炸裂する闘いを歴史・背景を補足説明しながら話してくれました。いま、安倍政権の暴走がすさまじい中、水島さんは若いころの闘いを語り、わたしたち若い世代に「こうやって闘うんだよ」って教えてくれているんだともろに感じました。

 質疑応答後、休憩を挟んで職場や地域からのアピール。羽廣憲さん(国労小倉地区闘争団)からは国鉄分割民営化から始まった労働運動つぶしが暴露され、数千万円の和解金をもらわず非妥協・非和解で闘いつづけることはすべての共通する闘いにつながっていると話しました。教育の民営化に反対する教育労働者の会からは過労死と闘う労働組合が必要だと切実な訴えがありました。福岡県連絡会・久留米地区からは岩崎美枝子さんから毎月行われている学習会と8の日行動の報告があり、「On lâche rien" あきらめないぞ!」の替え歌で「秘密保護法廃止にするまであきらめない」が披露され、みんなで歌いました。

 川内原発再稼働阻止へのアピールをNAZEN福岡事務局から「原子力規制委員会の新規制基準は安全を保障するものではない。福島(原発事故)を最後の事故にしなければいけない」と訴え、フクシマの切りすてはゆるさない 5・25北九州集会への参加を呼びかけました。またこの日参加した青年労働者からは秘密保護法強行採決前夜、国会前まで行って抗議したことを報告し、秘密法廃止にするための取り組みとして連続公開学習会・次回、5月21日(水)午後6時30分~ふくふくプラザ602研修室でDVD上映『レーン・宮沢事件 もうひとつの12月8日』のお知らせがありました。そして最後にみんなで「団結して安倍政権を倒そう!」と団結ガンバロウをしてこの日の集会を終えました。(田宮)


福島に響け!鹿児島にとどけ!再稼働とめようって動こう!伝えよう!佐賀の金曜行動4・25<報告>

2014年04月25日 | NAZEN福岡

 4月25日(金)17時30分~18時30分まで(夏時間いつからスタートかまだ決まってません)佐賀県庁前のくすの栄橋で佐賀の金曜行動が行われました。呼びかけは「さよなら原発佐賀連絡会」です。佐賀の脱原発・反原発グループや個人が核になり、筑後からも駆けつけてリレートークやコール、チラシ配り、プラカードや横断幕、のぼりでアピールしています。

 この日のリレートークは田宮からスタート。西日がまぶしくて突然夏が来たような暑さでしたが、「川内原発の再稼働とめよう。原子力規制委員会は安全を保障していない。事故が起きてもだれも保障しない。いま、原発が停止していることで、海が生き返ってきています。これを大事にしよう」と発言。2回目の発言では「福島の子どもたちの甲状腺がんが増えている現状がどうしてほとんど報道されないのか。マスコミを監視してください。権力を握る人の動きを見よう。多くの人が原発なくていいと言ってるのに、どうして安倍政権は原発推進か、もうみんな、知ってることです。一握りの人の金儲けのために原発再稼働させていいわけがない。声を上げましょう、もっともっと。」と言いました。



 写真、重くて持ってくるのやめようかどうしようかと思うのですが、やっぱり観てくれる人がいるし、むしろ巨大化させ、軽くすることを考えようかと模索中。右側のプラカードは「さよなら原発佐賀連絡会」の手作り。お借りしました。



 参加者のお知り合いの方がこの日もクラクションを鳴らしてくれてました。うれしい。「がんばってね」って声をかけてくれる人にこちらこそ「ありがとう」と伝えたい。

 農家の方からはお野菜の差し入れがありました。おいしそうなサトイモごろごろ。
久しぶりに参加してくれた人も!
海外での生活が長い佐賀出身の女性は「もう日本では原発なくそうとしているかと思っていたら再稼働なんて!」と怒りの声。「もっと(金曜行動)に人が増えていいはず!」とおっしゃっていました。そのとーり!異議なし。



 現職の県議や元県議の方々も参加し、「超党派」とのこと。原発をなくしたいと思う人ならだれでも参加できます。ぜひ足を運びましょう。

 学生の諸君、新社会人のあなた、定年退職したみなさん、そんなあなたたちが立ち上がったとき、ようやく世の中が動き出す。誰かに「おまかせ」じゃなく、自分たちの目で見て、考えて、行動する。それを続けることでしか世の中変わらない。原発もなくならない。うちら、一人ひとりが社会の主人公になり、安倍政権を引きずり降ろし、全原発即時廃炉にしよう。「川内原発再稼働阻止!」「玄海原発再稼働反対!」「すべての原発いますぐ廃炉!」の声を上げてこの日の金曜行動を終えました。(田宮)


安全だから再稼働しようとしてるんじゃない!川内原発再稼働しちゃいかん!最近の西日本新聞記事など

2014年04月24日 | NAZEN福岡



 美しい青い海と空に囲まれた鹿児島の川内(せんだい)原発。
周辺の浜辺にはウミガメも卵を産みに来るという。
軽石もゴロゴロ落ちている。夢のように美しい場所。
だけど、原発の通常運転は温廃水によって海の生き物を殺す。
事故がなくても原発からはトリチウムなど放射能が流れっぱなしだ。
「原子力の平和利用」や「日本の原発は安全です」という電力会社と国とマスコミが一体となって進められた原発政策の結果が福島原発事故だ。
これを二度と繰り返してはいけない!
それが大人の責任だ。
安全なんてだれも保障しない原発再稼働。
しわ寄せはいつも一番弱い立場のものにくる。

 西日本新聞4月21日朝刊には、原子力規制委員会による川内原発の審査の問題点が書かれている。
これに対しては規制委もより厳しい基準を設けるよう九州電力に注文したそうだが、とにかく再稼働ありきの基準。
基準をクリアすればなんなのか?
「原発再稼働などありえない」と、廃炉に向けて進むときだ。
鹿児島ではもうずいぶん前から市民団体が海の調査をし、川原発近くの活断層の可能性を指摘し、役に立たない防災計画の実態を暴露し、九電に交渉・抗議しつづけている。
彼らの血のにじみそうな努力、原発なくそうという思いと行動をすべての人とシェアしたい。
川内原発再稼働とめよう!
原発推進勢力の再稼働を許さず、
福島原発事故の責任を取らせよう。

 社会を動かしているのはひとにぎりのエラい人じゃない。
フツーの人が自分の行動に責任を持って動き出した瞬間から変わる。
ファイト!(田宮)



クラクション鳴らしてガッツポーズ、ありがとう!佐賀の金曜行動☆4月18日<報告>

2014年04月19日 | NAZEN福岡

 4月18日(金)17時30分から一時間、毎週開かれている佐賀県庁前の『さよなら原発佐賀金曜アピール』に参加しました。「さよなら原発佐賀連絡会」が呼びかける佐賀の金曜行動も7月でまるっと2年です。こういう地道な行動が全国各地で根付いている結果、すべての原発が停止しています。もちろん原発を海外に売りたい安倍政権はこの夏にも川内原発を再稼働させ、原発の「安全」をアピールしたいでしょう。しかし、原子力規制委員会の基準は安全を保障するものではありません。再稼働ありきの基準を打ち破るうねりを作りたい。そういう思いで駆けつけました。



 この日もリレートークとプラカードや横断幕、のぼりなどで多くの労働者、学生にアピールしました。また、チラシ配りも同時に行っています。



 今年の3・11、福島に行った時の写真をいくつか引き伸ばして持ってきました。

 手に持ち、福島に行って見てきたことを話しました。話の合間にジャンベも叩きます。

 車が通った時、プッとクラクションが鳴りました。おっ、知人です。「ありがとうございます」と言って、話をつづけました。それからしばらくして、またプッと鳴りました。見るとまったく知らない青年労働者たち。仕事帰りでしょう。作業着姿でした。目が合ったらガッツポーズしてくれました。なんてダイレクトな反応!胸が熱くなるとはこのこと。

 さらに話していたら小さな子がおかーさんらしき人と写真を見ていきました。「がんばってください」って子どもが言った時はさすがにビックリ!誰の知り合いだろうと思ったんだけど、結局だれの知り合いでもなかったようでした。だれもがそっぽを向いていても続けていこうと思って行動してるけど、エールが返ってくるとこんなにも胸がいっぱいになるのかと、ほんと多くの人に支えられてる行動だなと感じました。

川内原発再稼働反対!玄海原発再稼働反対!すべての原発いますぐ廃炉!
コールを集まったみんなでやって、この日の行動を終えました。

(田宮)


川内原発再稼働阻止!全ての原発今すぐ廃炉!フクシマの切りすては許さない 5・25北九州集会<お知らせ>

2014年04月15日 | NAZEN福岡

次回、「フクシマの切りすては許さない 5・25北九州集会」のお知らせです。

川内原発再稼働阻止!全ての原発今すぐ廃炉!
フクシマの切りすては許さない 
5・25北九州集会
□ビデオ上映 「3・11福島の闘いと広がる小児甲状腺ガン」
□講演 梅田隆亮さん(元原発労働者・原発労災認定訴訟原告)
□講演 吉本哲郎さん(ふくしま共同診療所建設全国呼びかけ人・精神科医)

とき◇5月25日13時会場

ところ◇小倉北区生涯総合学習センター・21学習室(JR西小倉駅から5分 西小倉小学校向かい)
◇資料代500円
◇主催 NAZEN福岡(すべての原発いますぐなくそう!全国会議・福岡)
◇連絡先 電話: 092-483-0860  メール: nazen_hukuoka@yahoo.co.jp
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フクシマの切りすては許さない!

 3・11福島第1原発事故から3年、事故の責任も真相も明らかにされないまま、原発事故などなかったかにようにされようとしています。
 あの事故以来、琵琶湖の1・5倍もの土地が放射能汚染で無人化され、いまだ13万人の人たちが故郷を追われたままです。政府は、4月1日、避難解除準備区域へ元住民を帰し始めましたが、その数は半数にも達していません。昨年調査した避難指示解除予定地域の被曝線量が想定より高いため、その結果を隠していたことも暴露されています。人の健康と命など二の次の「帰還ありき」の姿勢です。

■ 急増する小児甲状腺ガン

 福島県の子ども33人がガンのため甲状腺の全摘出手術を受けました。一時検査を受けた子どもは27 万人。細胞診断で陽性となった子どもは75人にのぼります(昨年12 月31 日まで)。通常「100万人に1~2人」しか発症しないと言われており、驚くべき数値です。ところが日本政府と福島県は、情報をコントロールし、「原発事故とは無関係!」などと言い、切り捨てようとしています。

■ 続くフクシマ原発事故

 福島第一原発事故は収束していません。高濃度の汚染水が大量に漏れる事故が相次ぐなど、いつ果てるともしれない状態です。事故対応にあたる原発労働者は、命と健康を危険にさらし続けています。にもかかわらず安倍政権は、原発輸出を推進し、原発再稼動を宣言しています。

■ 川内原発再稼働阻止・原発廃炉!で社会を変えよう!

 原子力規制委員会は、「川内原発の安全審査を優先する」として、この夏にも再稼動に踏み切ろうとねらっています。何故、事故が起こったのかも分っていなのに、「世界一厳格な安全基準に基づく審査」などと、よくも言えたものです。
 無責任極まりない電力資本を後押しし、未来を担う子どもたちの命をないがしろにする、今の社会に未来はありません。
 やっと食べる賃金しかもらえない非正規労働や過労死強制のブラック企業が横行する社会、これは1987年の国鉄分割・民営化を出発点にする「新自由主義」がもらしたものです。憲法を変えてまで戦争準備を急ぐ安倍政権はもう許せません。一握りの電力資本のために99%を犠牲にする社会を変えよう。福島現地では、その闘いが始まっています。私たちもこれに続こう。「川内原発再稼動阻止! 全ての原発今すぐ廃炉! フクシマの切りすてをゆるさない! 5・25北九州集会」でともに考え、行動をはじめましょう。
 元原発労働者・梅田隆亮さんの怒りを共有しよう! 福島の子供たちを守るふくしま共同診療所建設に尽力し、「すべての被曝を許さない!」と訴える精神科医・吉本哲郎さんの訴えを聞こう!