クリント・イーストウッド監督・主演。トミー・リー・ジョーンズにドナルド・サザーランド、もう一人のジェームズ・ガーナーは分からないけど、なかなか濃い! どういう話か知っていればとくに驚きはないけど、見栄を張る老人の頑張りが結構面白い。ところが宇宙へ行ってからが。地上側はなす術なく見てるだけ、しかもスタッフが少な過ぎてリアリティがない。宇宙でも無重力の表現も難しいだろうけどおもちゃっぽい感じ。若いスタッフのへっぽこで危機的状況になるのがお約束的で萎えちゃう。トミー・リー・ジョーンズが戻れない理由が分かりづらいぞぉ。地上へ着陸するときも緊迫感がいまいち。演出、編集、音楽が弱いなぁ。そこらへんの盛り上げ方は「アルマゲドン」はうまかったなぁ。前半いいだけに残念。エンディングの「Fly me to the Moon」はやはり名曲!
★★★☆☆