かわいそうだね? 2012-08-12 23:50:13 | 本 蹴りたい背中から読んでる作家さん。ちょっとくせのある文体が特徴で味だったけど最近はおとなしめ。表題と「亜美ちゃんは美人」の2作とも若い女性の屈折した心情もの。文章ってリズムとか言葉のチョイスとか、合う合わないはある。なにか根本的に世界、認識が違う人って、どんなに評価されている人のでも読んでて苦痛になっちゃう。で、この作家さんのは好き。そゆのって大事やね~。ふと。「夢を与える」はずいぶんどぎつい作品だったけど、ややマイルドな今作読んで、ふと。あー岡崎京子だ、この感じ。