大会の反省会

湘南支部及び横須賀支部でそれぞれ、関東大会の反省会を行いました。


湘南支部は大会の翌週の土曜日、ジュニアクラスの日に行いましたが、このクラスはまだ登録数も少なく選手クラスとしての歴史もないため、反省会と言っても小学生の３人で行います。

仲良し三人組でのなんだか仲良しクラブ風の反省会の為、笑いを交えてアットホームないつもの感じで反省会ですが、スタジオを暗くしてプロジェクターで映像を流しながら、一人ひとりに意見や感想を求める進め方は横須賀支部と同じです。

最初からマットが敷いてあるゴールドジムのスタジオの為、そのまま技術の説明と実演を交えて説明しながら稽古を行います。

今回で二回目の反省会ですが、三人中二人が出場しており、一人は勝利者賞を取得しているため、この子はこのまま全国大会への出場の可能性もあり、全体として気持ちをひきしめて取り組んでいただきたいところです。




横須賀支部の反省会は、審査会の後、１０月６日の日曜日に行いました。

間に審査会を挟んでおり、大会から日が経っている事もあり、試合のイメージがあまり新鮮ではありませんでしたが、出場した子たちはそれぞれに感じることがあったようで、また得るものもあった様子です。

一つ一つの攻防に関しては、まだ対処方法のイメージが掴めていない子も多いですが、一つ一つの技の動きをもう少し、細かくしっかりと身に付けていけるように、稽古の中でカバーしていきたいところです。



この日の反省会の参加者は１３名の稽古生と保護者の方が多数。

この中で、今大会への出場者は６名です。


今大会に出場した中で、勝率的に全国大会へつながりそうな子が横須賀支部の中で３名から４名ほど。

まだ総本部から結果が届きませんので、正確には何も言えませんが、全国大会への出場が決まった子は、１１月の交流試合では出場を見送ってもらい、他の選手の子たちのサポートに回っていただく予定です。

その分、全国大会でいい活躍ができるように集中力を発揮してもらいたいと考えています。



湘南支部・辻堂と比較して、横須賀支部ではジュニア選手クラスの人数が多く、前半の全ての時間を反省会に費やすことになります。
そのため、希望者のみ後半の一般部のクラスにも参加してもらうことにしましたが、皆とてもやる気があり、結局全員が、後半の２時間に渡る長い稽古に参加しました。

少年部の子は、普段は一時間ほどの稽古しか行っていないため、２時間にわたる稽古はとても大変だったと思いますが、誰も弱音を吐かず、最後まで稽古を続けたのはさすがです。

怪我により見学で参加していたS君は、反省会に加え、一般部の２時間の稽古もすべてしっかりとした表情で見学しており、これもまた実に大変なことで、この我慢強さも素晴らしいものだと思います。


今の時代、こうした我慢強さが問われる時代。

エアコンの利いた涼しい教室や自宅の子供部屋、高速に移動できる電車や飛行機、手や足を使わずとも利用できる自動ドアやエレベーター、手軽に楽しめるゲーム機やテレビ、スマホやタブレットなどのネット環境など、様々な家電や機械、通信技術に囲まれた現代です。

安全性と快適性を求めると、際限のないほどに心地よい環境が簡単に得られる今の時代、我慢強さや忍耐力が無意識に磨かれる環境は、限りなく少なくなっています。

切れる若者が増えているといわる昨今、一方ではあおり運転や、店舗の販売員や駅員などに対する暴言など、我慢が効かずにすぐに切れる中高年や高齢者なども数多くニュースで話題になります。

ひとりの我慢強い行いが、将来の自分の為になるだけでなく、これからのより良い時代を築いていく、世の中の大切な存在になってくると思います。



さて、実はこの日、私の自身の疲労がかなりたまっており、睡眠不足も手伝ってか、解散後に駐車場の車の中で、少しばかり寝込んでしましました。

やや頭がすっきりとしない状態で行った今回の反省会、内容的に上手くまとまったかどうか、上手く話しが出来ていたかどうか、稽古は上手く進めていたかどうか、後になって少々不安になっていたりしますが、不手際な点がありましたらご容赦頂きたいと思います。



この日、先日の審査会で肉離れを起こした一般部の稽古生が稽古復帰されたのには驚きましたが、あまり無理をされない様、しかし頑張るエネルギーの気持ちを持ち続け、しっかりと技量を向上させて行けるよう頑張っていただきたいと思います。

ひとりの稽古生が頑張って努力されているその姿は、周りの皆さんの目にしっかりと焼き付いているはずです。




今回の反省会並びに、稽古に参加されたジュニア選手クラスと一般部の皆さん、

暑さがぶり返す本日の稽古でしたが、大変お疲れ様でした！

これからも、がんばって行きましょう！！