そら

「がんばらない」けど「大好きなやりたいことに向かって新しい自分を展開していく」、そんな方へのお役立ち情報と時々ひとりごと

自分を愛すること

2017-02-26 23:35:33 | 日記
こんばんは、あと少しで2月も終わり、春が来ますね。今日、子供がピアノで、『春が来た』を弾いているのを聴いて、寒いのが苦手な私は少しウキウキしてきました。

今日は、『自分を愛すること』について、少し考えてみます。

ベストセラー『求めない』の著者、加島祥造さんが『わたしが人生について語るなら』で、次の様に表現されています。

『老子はこんなことを言っている。『はじめに自分が幸福になり、やがて家族が幸福になり、それから村が幸福になり、やがて郡が、国がという風に、順々に幸福が広がっていく』とね、まず、『自分』を愛することだよ』

一方でこんなことも言っています。

『『自分を愛する』ということは、エゴイズムとは違います。エゴイズムは自分の利益の為に他の人を排斥するのですが、自分への愛は、他の人の『自分を愛する』心を大切にするのです。自分を愛すると、他の人が自身を愛する気持ちも分かるようになります。自分を愛する心は、他の人の自己愛を尊重する。そして、ともに生きようとします。排斥ではなく、共存の愛なのです。』

自分を愛することが他者への理解、共存の愛につながるわけですね。

毎日の生活の中で、つい、職場や家庭での期待に応えられない自分を責めたり、嫌になったり。相手のことが見えなくなり、怖れから自己防衛に終始する自分がいたりします。

そんな時、心も身体も緊張してコチコチに凝り固まっているんじゃないかと思います。だから、まずは心も身体も『緩む』ことが大切。

自分を海の一部だと想像して、いつも、仕事や家庭や社会生活では、海面付近にいて、荒波や風雨(周りの評価や怖れ)にさらされているけど、一旦そこから離れ、目を瞑り、海の奥深くに入り、全くの静寂の中に身を委ねてみる。頭ではなく、いまここの奥深くの心の声に耳を傾けてみる。

そしてまずは、そんな自分をできる範囲内で『受け入れ』『ゆるす』ところから少しずつ始めたいと思います。



それでは。
















自己受容

2017-02-19 19:38:47 | 日記
こんばんは。

今日は、自己受容、自分をあるがままに受け入れることについて考えてみたいと思います。

なんて私ってこんなにダメなんだろう、気がきかないんだろう、役に立たないんんだろう、あっさりもういない方がいいな、なんて、私もよくセルフトークしてしまいます。

でも、一方でより良い人間関係を築きたい、人の役に立ちたい、もっとイキイキとした良い自分でありたい、などの思いを持って生きています。

自己受容ができることで初めて、本当に心から進みたい、自分がやりたい、目指したい方向に一歩進む力が自然と湧いてくると思っています。

では、自己受容って何?

鏡の法則で、有名な、野口嘉則さんが、著書『心眼力』の中で、このように述べられています。

『自己受容は、自己肯定とは違います。自分を好きになることとも違います。受容するとは、今の自分をいいも悪いもなく認めて、ゆるすことです。私は『内気な性格なんだな』『私はそんな自分のことが好きになれないんだな』と。ありのままの自分を認めて、そっくりそのまま抱きしめるのです』

つい、理想的な自分と今の自分のギャップに目がいき、今の自分を許せないとしたら、まずはいまの自分に対して、頑張ってきた自分に対して、『よく頑張ってきたね、大変だったね、大丈夫だよ、OK だよ、ゆるすよ』といった言葉をかけていくことが、スタートですね。

もうひとつ、これも、野口嘉則さん著書『これでいいと心から思える生き方』の中で、以下述べられています。

『『優しい』ってことば、『憂い』に『人』が寄り添っている様です。『辛いんだね』、『悲しいんだね』と共感し、寄り添う姿を『優』の字は、表しているのです。』

自分の憂いを一番に寄り添って聴いてくれるのは、まず、何よりも一番自分に近い自分でありたいと思う今日この頃です。


それでは。

見守る

2017-02-12 22:22:17 | 日記
作家の伊集院静さんが、2011年大震災の哀しみの中、著書『それでも前へ進む』で、こんなことを言われていました。

『他人の哀しみにどう対処すべきか。
声をかけてあげること、応援してやること、何かあったら言ってきてくれと伝えること。つまり、あなたを見守っていると示してあげることが必要なのだ。
見守るという行為に隠されていることは大きい。見守るということに基本がある。家族を。子を。友を。愛する人を。時には手を差しのべるのではなく、ただ見守ることが肝要だ。』


人は許容の精神で、無条件に受け止め、見守られることが、例えどんな深い哀しみ、悩みの中にあっても、それを乗り越えようとする自らの力を再び発露させることに繋がると、強く感じさせてくれる文章です。

日常生活の中でも、周りに対して見守るという意識、行動を大切にしたいと改めて感じました。

それでは。


にじいろの魚

2017-02-11 23:28:17 | 日記
最近、夜寝る前に、子どもたちに絵本を読んでいます。

絵本を読むと、子どもたちの情緒安定や教育になるだけでなく、実は自分が結構癒されて、また音読をすることから、脳トレにもなり、また妻も喜んでくれるので、一石三丁、最近、習慣になっています。

最近読んだ本で、

にじいろの魚

という本があります。

主人公の魚は、自分の鱗がキラキラ光って、それはそれは美しいのです。

主人公の魚が悠々と泳いでいると、他の魚たちが一枚でいいので欲しいと頼んできます。
でも、断り続けた結果、仲間外れになり、その魚は悩んでしまいます。

最終的には、みんなに一枚づつあげ、自分には一枚しか残らなかったけど、大切な仲間と楽しく過ごしていく

というお話です。


ふと、自分を振り替えると

どうやったら新しい綺麗な鱗が手に入るかな、と日々、目をキョロキョロさせて、外の情報を探しているかもしれない。

でも、実は既に皆、綺麗な鱗を持っているけど、外の情報からの新しい鱗を欲する眼鏡をかけていて、自分の鱗が見えなくなっているんじゃないかと思います。

そんな眼鏡をまずは外して、自分を大切な存在としてしっかり受け入れて認める、すると、自分にも綺麗な鱗がたくさんあって、しかも、他の人にあけてなくなっても、また新しいのが現れてくる。

そんな思い、希望を込めて、今日一日頑張った自分の身体、心にありがとうって言いたい。

それでは。




傾聴

2017-02-10 22:53:13 | 日記
今の自分の感じ、思いに素直に耳を傾けてみる

子どもの時、法螺貝に耳を傾けたみたいに

すると、悲しみ、怒り、寂しさ、苦しみなどが、現れてくる

いままでだったら拒絶して、それらの感情に早く出て行って欲しいと願うが、それとは裏腹に居座っちゃう

でも、本当は、これらの感情も自分の一部

だから、こんにちは!、やあ!
って声を掛けてやり、寄り添う

苦しかったんだね

悲しかったんだね

つらかったよね

ありのままを受け入れて味わう

慈しんで、一緒に寄り添う

あとは自然に任せる

決して焦らない ゆっくりと

深呼吸して

もし落ち着いたら

少しの間、静寂に浸ってみる