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Minun nimi on natuko!!

  ~the sense of wonder~

銭形平次

2009年12月30日 12時41分43秒 | 本~読書~
銭形平次捕物控   
著: 野村胡堂  鴨中文庫

確か20代前半に読み始めた小説

この銭形平次がきっかけで、歴史好きになってしまった。

また野村胡堂さんの文章表現が江戸時代に入りこんでしまう。

この捕物小説の面白いのが、平次と八五郎のユーモアな会話がなんともいえない。

今でも忘れられないのが、

平次が八のしぐさを観てははらはらしている場面 笑

平次「八!!俺はおまえさんをさっきから見ていてはらはらしてるんだぜ」
八 「親分、何がでい」
平次「お前が鼻くそをほじくっているとき指をかえてるじゃねーか、それで親指の   ばんがきたときには鼻に指がはいるのかどうかはらはらしてよー」
八 「…」

↑どってことないんですが…私的にはつぼにはいってしまった 笑 
 文章がちょっと違うんですが、確かこんな感じで!!

笑いあり、涙あり、そして日本のシャーロックホームズですね。

ちなみに、きまって絶世の美女が殺されるんですが、小説だからいいんですけど、こんなに美女ばかり殺されたら江戸には美人がいなくなるな~と心配になりました。

当時、電車に乗って、立って読んでいたら、思いがけず本を落としてしまい、目の前に座っていたおじさんの膝の上に、カバーの外れた銭形平次が落ちた時には赤面でした 笑。  

まだ5冊しか読んでいないので、この機会にまた読み進めてみようかな!!








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