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ごゆるり♪ふぁくとりぃ

気持ちをストレートに吐き出して元気になる!好きなことを好きなだけ。スポーツ&コスメの話題も。

*梅雨です*

2010-06-17 02:42:57 | 日記
昨日、仕事が休みだったのをいいことに、たっぷり寝た。
起きてみたら。頭が重い。吐き気もする。
寝直して、コーズイの帰ってくる頃に目覚めて気付いた。
「ザーザー」という雨の音。昼は晴れていたのに。

ついに来た。梅雨だ。

いや、梅雨が来たのかどうか、気象庁の発表はよく知らないし聞きたくない。
”私の中では昨日梅雨が来た”ということだ。

今日も同じように気分が良くなかった。外に出たら、晴れ雨が降っていた。最悪。
まだ頭が重い。明日は雨かもしれない。

30度を越す暑さ、ジリジリとした日差し、それでいて
一転にわかに掻き曇り、にわか雨。朝までバシャバシャ降り続いて
翌朝はまたいい天気。
この急激な気圧の変化が、私の頭にいたずらをする。
例えて言うなら、脳みそを直接ぞうきんでくるんで絞って、
上から漬物石を置かれている感じ。。
身体は3倍くらいの重さに感じる。
吐き気も多少ある。

梅雨は一年でもっとも苦手な季節だ。

もっとも、外に出かける人は、誰でも梅雨は苦手かもしれない。
雨が降って助かるのは、アジサイと蝸牛と、農作物を育てる人…
あとは思い浮かばないけど。

私は思えば昔から6月は体調が悪かった。
学校に行くのが大嫌いで、大雨や台風が来ると
休校の連絡網がまわってくるのを楽しみに待ってる子供だった。
でもこの6月、季節の変わり目~梅雨~は特に調子が悪かったように思う。

ここ3年、今の症状を患ってからは、この季節はとりわけ辛い。
病気を理由に降格になったのが6月。
快方に向かわず休職をすすめられたのが7月。
思えば梅雨。
当然の流れだったかもしれない。

●●

この季節になると、長野に住みたくなる。
私の住んでいた塩尻市は、松本市のすぐ南だった。
聞けば松本は日本でいちばん雨が少ない?日照時間が多い?市なのだそうだ。

なるほど、確かに雨は少なかった。
梅雨入りのニュースから梅雨明けのニュースまでの間に
私の記憶では雨はたった2回しか降らなかった。
湿度も低く、夏はエアコンがいらない(その代わり冬は暖房が必要)。
日差しも強く半年で畳が焼けるほどだが
湿度が低いのでカラッとしていて暑く感じない。

梅雨から夏の間だけでも、長野に引っ越したい…。
本気でそう思う。(周囲にはバカなことをと笑われている)

今住んでいるのは、地元で実家も近くとても便利な市なのだけれど
関東平野のまっただなか。
…いや、ちょっと北のほう(笑)であるから、
ジメジメした梅雨は避けられない。
山もない。草原もない。排気を吸ってくれる林もない。

『避暑地』と言われる土地に別荘を構える人たちの気持ちが
この歳になって分かるようになってきた。

私の夢は一箇所に定住することではなく、各地を転々として暮らすことだ。
今年に入ってマイホーム熱に浮かれてちょっと
メーカーを見たりもしたが、飽きっぽい私がどこか一箇所に人生の居を構える、
なんて柄でもないし、それを決める度胸もない。

●●

かといって転々とするには、度胸とか順応性とか、
そういったもの以外に、足りないものが2つある。

第一に、お金。第二に、食べていけるだけの職能。

「引越し貧乏」という言葉があるように、ただでは引っ越せないのが現代社会。
引越し業者代。敷金礼金、火災保険。家具家電に近所へのご挨拶…
結婚前に7回ほど引越しをしたが、業者代は全額会社負担でも
なぜかお金が減ってしまった。

1人暮らしでない身で転々としようなんて思ったら、
財産がいくらあっても足りないに違いない。

そして私はなんの職能も持たない。
自由に土地を移動しようと思ったら、どこでも働けることが絶対条件だ。
家族が食べさせてくれるから、自分だけリゾート地を満喫しようなんて
ずうずうしくもなれない。
そう分かっているのに、現状で何の努力もできていない。
後先考えない、今がよければいい、
かっこよくいえば刹那主義というか、ちょっと意味が違うか、
まあとにかく昔からずっと目先のことだけしてきた結果が今だ。

長野の店長時代に社員の入社面接をしたときに、面白い人がいた。
履歴書の「職歴」の部分が異様に多い。2枚もあった。
聞けばウィンタースポーツが好きで、生まれは長崎なのに
日本各地を転々として、こんなところまで来てしまったと言う。
それだけ順応性があってアクティブな女性なら、さぞや仕事もできるに違いない。
そう思って採用したのだが…まあ結果はとにかく
そんな積極性と自分をアピールできる「何か」がないと
あちこちで生活してくのは難しい。

結局のところ、私はチキンなのだ。ビビリと言ってもいい。

一度落ち着いたら最後、転々とするどころか
どっかと腰から根が生えて、そこから動くまいとしてしまう。
こんな自分、心底、厭。

ではどうするか。
じっと待つのだ、ガマンの子を通すのだ、梅雨が過ぎるまで
出来る限りの時間、薬をうまく調節しつつ、布団をかぶって
雨が過ぎ去るのを願うのだ。

幸い今年はW杯という楽しみがある。
こんなにありがたいことはない。
少しでも自分を鼓舞しつつ、楽しみつつ、この季節を乗り越える。
それがこの時期いちばんの命題。
今年は仕事を始め、寝込んでもいられない状況に自分でしてしまったのだから
「やっぱりできませんでした、ごめんなさい」なんて無責任なことにならないよう
きちんとシフトもこなして、うまく乗り越えていきたい。

コメント
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