夫が収穫した白なた豆の莢から、豆を取り出してゆでました。
今までは昨年収穫された乾燥白なた豆を乾物店から買ってきてゆでたものでした。
いよいよ、その豆から育ってできた緑の莢(さや)から新鮮な豆を取り出します。
写真上は、まだ若い方の莢。下はやや黄色がかった莢。中間はやや若い方です。
写真上の若いぷっくりした莢を包丁で開き、豆を取り出します。
7個の白いなた豆が入っています。
白い綿状の繊維に包まれた豆はとても美しい。
へそは薄い緑色をしています。
写真下の、一番黄色味を帯びて乾燥の進んだ莢を割ってみました。
10個の白い豆が入っていました。
へそは、ややねずみ色がかっています。
指に取って、先ほどの豆と比べると、ヘソの色の違いが分かります。
乾燥が進むとヘソの色が薄緑から薄茶色(ねずみ色)に変わります。
莢は硬いので、包丁で切り込みを入れるときに指や豆を切らないように注意しましょう。
3本目は中ほどにあった莢です。
割ると、9個の豆が入っていました。
でも、2個は痛んでこげ茶色に豆肌の一部が変色しています。
莢の外皮にも黒い亀裂状が入っています。
これと関係があるようです。
ういういしい白い豆のヘソが白い真綿状のベッドから抜け出す所を拡大観察。
ヘソの尾じゃないけど、それっぽいものがヘソの上にまだ残っています。
その下から薄緑色の美しいヘソが出てくるのでした。
豆の半分を目の荒い網袋に入れ、保存することにしました。
さらに半分(四分の一)を冷蔵庫の野菜かごに入れ、残りの半分を外に乾してみます。
残った半分は、ナベでゆでてみました。
なお、昨年の乾燥した豆と比べると、収穫したての豆は2倍近い大きさです。
親子対面ですね。1年ぶりかな?
湯に塩を多めに入れた方が、豆はおいしいです。
沸騰したら蓋をしてしばらくゆで続けます。
枝豆と同じようにゆで加減が大切です。
茶色のヘソの豆を食べてみました。
ゆでたては、とてもさっぱりしておいしい。
食感は、白い外皮はやや歯に残り、中の白い豆身はべったりでなく、ほくほくです。
ソラマメの外皮と豆身の食感に似ていますが、匂いはほとんどなく淡白な味です。
砂糖を入れてない白餡のような味です。
さっぱりして癖のない味といえます。
でも、ほくほくしておいしいです。
皮を食べなければ、青臭いこともなく、乾燥した白なた豆と同じように癖がない味です。
ゆでたお湯を湯のみに入れて試飲しましたが、これもさっぱりしています。
ただ、塩を多めに入れたので、しょっぱいので飲むのは一口にしました。
あくもなく、飲みやすかったです。
今回は、何回もゆでこぼしはしませんでした。
豆が少なかったので、たっぷり目のお湯を取り換えずにゆでて食べました。
白なた豆は、(赤)なた豆と違い、何回もゆでこぼしをする必要はないと思いました。
白なたまめは、味がほくほくさっぱりしていて薄味なので、塩を多めにした方がよいでしょう。
さて、ゆであがった白なたまめを小皿に入れて試食です。
薄い緑がやや黄色っぽく見えますが、薄茶色との相対的な色の違いは変わりません。
若い方の白ナタマメを食べてみました。
これは、ゆでたては新鮮でくせもなく、本当においしい。
沖縄のシークワーサーを絞って2個ほど食べてみました。
夏はサラダに少し柑橘類を使ってもよいでしょう(少量がよいでしょう)。
でも、塩味が一番おいしい。
冷めてくると豆の皮がしわしわになってきます。
白なた豆は立派な食材だと思いました。
ダイズと同じようにもっと利用できるのではないか?
ちょっと、うれしくなりました。
よく言えば、青臭くもなく、白なた豆はほくほくさっぱりした味です。
悪く言えば、枝豆やダイズほど濃い味がしない。
だから、昔は白餡の分量を増やすための裏方の豆に使われたのでしょう。
濃い豆の味を求める人には物足りないかもしれない。
癖はないけれど、冷めてしまうと特別ほかの豆よりも秀でたおいしさがあるとは言い切れない。
ゆでたてが、おいしいとはいえ、ちょっとインパクトに欠けるともいえるかもしれません。
ただ、冷めてもソラマメみたいに臭くないですし、いろいろ料理にも使える立派な食材の一つだと思います。
あまりに、健康食品としての側面が強調されすぎて、食材にするには高価になりすぎました。
これが、今のネックといえるでしょう。
▼関連ホームページ▼
『なた豆入門』【ナタマメ豆知識】(なた豆予備知識)【8月23日4訂版】
『なた豆入門』【ナタマメの毒性と調理加工(8月22日草稿2訂版)】
『なた豆日記』プランター栽培写真500枚の克明記録(毎週日曜更新)
■ナタマメ狂想曲(両国のご隠居さんの体験談)■
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今までは昨年収穫された乾燥白なた豆を乾物店から買ってきてゆでたものでした。
いよいよ、その豆から育ってできた緑の莢(さや)から新鮮な豆を取り出します。
写真上は、まだ若い方の莢。下はやや黄色がかった莢。中間はやや若い方です。
写真上の若いぷっくりした莢を包丁で開き、豆を取り出します。
7個の白いなた豆が入っています。
白い綿状の繊維に包まれた豆はとても美しい。
へそは薄い緑色をしています。
写真下の、一番黄色味を帯びて乾燥の進んだ莢を割ってみました。
10個の白い豆が入っていました。
へそは、ややねずみ色がかっています。
指に取って、先ほどの豆と比べると、ヘソの色の違いが分かります。
乾燥が進むとヘソの色が薄緑から薄茶色(ねずみ色)に変わります。
莢は硬いので、包丁で切り込みを入れるときに指や豆を切らないように注意しましょう。
3本目は中ほどにあった莢です。
割ると、9個の豆が入っていました。
でも、2個は痛んでこげ茶色に豆肌の一部が変色しています。
莢の外皮にも黒い亀裂状が入っています。
これと関係があるようです。
ういういしい白い豆のヘソが白い真綿状のベッドから抜け出す所を拡大観察。
ヘソの尾じゃないけど、それっぽいものがヘソの上にまだ残っています。
その下から薄緑色の美しいヘソが出てくるのでした。
豆の半分を目の荒い網袋に入れ、保存することにしました。
さらに半分(四分の一)を冷蔵庫の野菜かごに入れ、残りの半分を外に乾してみます。
残った半分は、ナベでゆでてみました。
なお、昨年の乾燥した豆と比べると、収穫したての豆は2倍近い大きさです。
親子対面ですね。1年ぶりかな?
湯に塩を多めに入れた方が、豆はおいしいです。
沸騰したら蓋をしてしばらくゆで続けます。
枝豆と同じようにゆで加減が大切です。
茶色のヘソの豆を食べてみました。
ゆでたては、とてもさっぱりしておいしい。
食感は、白い外皮はやや歯に残り、中の白い豆身はべったりでなく、ほくほくです。
ソラマメの外皮と豆身の食感に似ていますが、匂いはほとんどなく淡白な味です。
砂糖を入れてない白餡のような味です。
さっぱりして癖のない味といえます。
でも、ほくほくしておいしいです。
皮を食べなければ、青臭いこともなく、乾燥した白なた豆と同じように癖がない味です。
ゆでたお湯を湯のみに入れて試飲しましたが、これもさっぱりしています。
ただ、塩を多めに入れたので、しょっぱいので飲むのは一口にしました。
あくもなく、飲みやすかったです。
今回は、何回もゆでこぼしはしませんでした。
豆が少なかったので、たっぷり目のお湯を取り換えずにゆでて食べました。
白なた豆は、(赤)なた豆と違い、何回もゆでこぼしをする必要はないと思いました。
白なたまめは、味がほくほくさっぱりしていて薄味なので、塩を多めにした方がよいでしょう。
さて、ゆであがった白なたまめを小皿に入れて試食です。
薄い緑がやや黄色っぽく見えますが、薄茶色との相対的な色の違いは変わりません。
若い方の白ナタマメを食べてみました。
これは、ゆでたては新鮮でくせもなく、本当においしい。
沖縄のシークワーサーを絞って2個ほど食べてみました。
夏はサラダに少し柑橘類を使ってもよいでしょう(少量がよいでしょう)。
でも、塩味が一番おいしい。
冷めてくると豆の皮がしわしわになってきます。
白なた豆は立派な食材だと思いました。
ダイズと同じようにもっと利用できるのではないか?
ちょっと、うれしくなりました。
よく言えば、青臭くもなく、白なた豆はほくほくさっぱりした味です。
悪く言えば、枝豆やダイズほど濃い味がしない。
だから、昔は白餡の分量を増やすための裏方の豆に使われたのでしょう。
濃い豆の味を求める人には物足りないかもしれない。
癖はないけれど、冷めてしまうと特別ほかの豆よりも秀でたおいしさがあるとは言い切れない。
ゆでたてが、おいしいとはいえ、ちょっとインパクトに欠けるともいえるかもしれません。
ただ、冷めてもソラマメみたいに臭くないですし、いろいろ料理にも使える立派な食材の一つだと思います。
あまりに、健康食品としての側面が強調されすぎて、食材にするには高価になりすぎました。
これが、今のネックといえるでしょう。
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『なた豆入門』【ナタマメ豆知識】(なた豆予備知識)【8月23日4訂版】
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